オンライン企業への出資を手がけるRocket Internet（ベルリン）は、昨年開設した東南アジア市場向けのファッション通販サイトZaloraを強化する。24日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じたもので、他の投資家から出資を受ける。
\Rocket Internetは昨年、東南アジア9カ国の市場を制覇するとして、Zaloraをインドネシアに設立した。事業モデルはRocket Internetが38％出資する欧州向けファッション通販サイトZalandoを踏襲している。従業員は現在、約1,000人。この1年間の販売数は100万件強で、売上高は1,000万ドルを突破した。
\Zaloraへの新たな投資額は7,750万ユーロで、Rocket Internetのほか、投資会社のSummit Pertners（米）、AB Kinnevik（スウェーデン）、小売大手のTengelmannグループ（独）などが拠出する。東南アジアは人口が6億人を超えており、Rocket Internetは市場開拓の余地が大きいとみている。
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