中東欧マクロ経済

2月インフレ率2.8%、7年ぶりの低水準

ハンガリー中央統計局(KSH)が12日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比2.8%で、1月の3.7%から大幅に縮小した。同国のインフレ率は昨年、一時は6.6%まで上昇し、通年平均でも5%を超え、EU内 […]

中東欧経済の停滞続く、欧州債務危機の影響で=WIIW

ウィーン国際比較経済研究所(WIIW)が7日発表した中東欧3カ年経済見通しによると、欧州債務危機の影響で中東欧圏の経済は停滞が余儀なくされそうだ。欧州連合(EU)新規加盟10カ国の経済成長率は今年1.2%、来年2.3%、

中銀が0.5ポイント利下げ、史上最低の3.25%に

ポーランド国立銀行(NBP)は6日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の3.25%に設定することを決定した。利下げは11月以来5カ月連続。利下げ幅は予想の0.25ポイントを上回った

ルーマニア労働コスト、10-12月は7.61%上昇

ルーマニア統計局(INS)が6日発表した2012年10-12月(第4四半期)の時間当たりの労働コスト(稼働日数調整済み)は前年同期比で7.61%上昇した。前の期(7-9月)との比較では1.04%上昇した。 \ 労働コスト

トルコのインフレ率、2月は7%

トルコ統計所が4日発表した2013年2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比7.03%で、1月の7.31%からやや低下した。ただ、昨年12月の6.16%に比べると、年初にインフレ圧力が再び強まった感がある。前月比

ロシアの2月インフレ率7.3%、過去18カ月で最高に

ロシア連邦統計局が5日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.3%上昇し、過去18カ月で最大の伸び率を記録した。前月比では0.6%増加した。食料品の値上がりが主な原因だ。経済減速を受けて金融緩和を求める政

ロシアなどの関税同盟が好調、12年域内貿易高8.7%増

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンで構成する関税同盟の調整機関であるユーラシア経済委員会がこのほど発表した2012年の域内貿易高は686億米ドルとなり、前年から8.7%増加した。 \ 加盟国の二国間貿易を見ると、ロシアとベ

ハンガリー名目賃金、12年は4.6%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した2012年の名目賃金(月額ベース)は平均22万2,990フォリントとなり、前年から4.6%上昇した。民間部門が7.2%増の23万3,729フォリントに拡大して全体を押し上げた

ウクライナ貿易収支、12年は158億ドルの赤字に

ウクライナ国家統計委員会が20日発表した2012年の輸出高は前年比1%増の688億1,000万米ドル、輸入高は同3%増の846億5,800ドルで、収支は158億4,800万ドルの赤字となった。最大の貿易相手国である欧州へ

チェコインフレ率、1月は1.9%

チェコ統計局が11日発表した2013年1月のインフレ率は前年同月比1.9%となり、前月の2.4%から大幅に縮小した。2%を割り込んだのは1年4カ月ぶり。過去12カ月平均のインフレ率は3.2%で、前月から0.1ポイント減速

S&P、スロベニアを「A-」に格下げ

米国の格付け大手スタンダード&プアーズ(S&P)は13日、スロベニアの長期信用格付けを1段階引き下げ、「Aマイナス」に設定したと発表した。財政赤字の拡大と、経済見通しの不透明感が高まっていることが理由で、短期信

トルコの鉱工業生産、12月は3.8%減

トルコ統計局が8日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(2005年=100)は135.9で、前年同月を3.8%下回った。労働日数調整後では前年同月比で1.4%減、前月比(季節・労働日数調整後)では1.5%減となった。

ロシア連銀、4カ月連続で金利据え置き

ロシア連邦銀行は12日、主要政策金利である翌日物リファイナンス金利を8.25%に据え置くと発表した。政界からの利下げ圧力に抗し、インフレ対策を優先させた形だ。金利据え置きは5カ月連続。 \ 連銀は今後もインフレ率が目標値

ベラルーシのインフレ率、1月は23.1%

ベラルーシ国家統計委員会が13日発表した2013年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で23.1%となり、前月の21.8%から2.3ポイント上昇した。食品は26.2%、サービスは41.9%と平均以上に上昇。非食品分

中東欧景況感が改善、景況見通しを中心に=OeKB調査

オーストリア管理銀行(OeKB)がこのほど発表した最新の「中東欧景況感指数」は83.4ポイントとなり、前回調査(10月)から1.2ポイント改善した。昨年7月と同水準まで回復したことになる。 \ 現況評価は83.2ポイント

4カ月連続で利下げ、3.75%に

ポーランド国立銀行(NBP)は6日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.25ポイント引き下げ3.75%にすることを決めたと発表した。利下げは4カ月連続。経済活性化を図ると同時に、インフレ率が中期的に目標を割り込

スロバキア、12月の小売売上4.4%減

スロバキア統計局が5日発表した2012年12月の小売売上高は前年同月比4.4%減の17億3,200万ユーロとなり、7カ月連続の減少となった。12年通年の小売売上高は179億ユーロで、前年から1%減少した。 \ 12月は、

ブルガリア鉱工業生産、12月は2.4%上昇

ブルガリア統計局(NSI)が7日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(季節・労働日数調整済み)は前月比で2.4%上昇した。前年同月比では4.2%増。同指数の上昇は前月比・前年同月比とも2カ月連続。 \ 業種別(前月比

セルビア中銀、政策金利を11.75%に引き上げ

セルビア国立銀行(NBS)は5日、主要政策金利である1週間物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、11.75%に設定した。管理価格をはじめとする物価の高騰を受けた措置だ。利上げは昨年7月以来6度め。2週間物レポ金利を採用し

バルト3国の貿易収支、12年も赤字

バルト3国の2012年の貿易収支統計(速報値)が11日までに出そろった。それによると、リトアニアは輸出高が前年比14.5%増の796億5,600万リタス、輸入高が9.9%増の865億7,800万リタスで、貿易収支の赤字幅

1月のインフレ率7.1%に上昇、利下げ遠のく

ロシア連邦統計局は5日、1月の消費者物価指数が前年同月比で7.1%上昇したと発表した。上昇率は前月の6.6%から加速し、市場予想の6.9%を上回った。前月からは1.0%の上昇だった。ロシアでは政府サイドから利下げ圧力が高

ウクライナ、1月CPIは0.2%減

ウクライナ統計局が6日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%低下した。前月比では0.2%増加した。 \ 食品・ノンアルコール飲料と衣料品・靴がそれぞれ2.2%減少した。特に野菜(-20.4%)、砂糖

政策金利5.5%に、6カ月連続で利下げ

ハンガリー国立銀行は1月29日、主要政策金利である14日物預金金利を0.25ポイント引き下げ、5.5%とすることを決めた。利下げは6カ月連続。通貨フォリントの下落にもかかわらず、金融緩和を継続した。5.5%は2010年3

スロバキア景況感、8カ月連続で悪化

スロバキア統計局が1月30日発表した同月の景況感指数(ESI、2010年=100)は前月を0.9ポイント下回る88.7となり、2009年12月以来の低水準となった。同指数の悪化は8カ月連続。サービス、流通業の不振が足を引

ブルガリア景況感、1月は3.2ポイント低下

ブルガリア国家統計局が発表した2013年1月の景況感指数は、総合指数が12年12月から3.2ポイント低下した。小売業で景況感の悪化が目立った。 \ 業種別で見ると、製造業は前月比で1.9ポイント低下した。ただ、今後3~6

2012年成長率3.4%に減速、構造改革が課題

ロシア連邦統計局(ロススタット)が7日発表した2012年の国内総生産(GDP、推定値)は前年実績から実質3.4%の上昇にとどまった。2010、11の両年の成長率はいずれも4.3%で、減速傾向が明らかだ。国際通貨基金(IM

小売売上高、11月は4.1%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が25日発表した11月の小売売上高(速報値、暦調整済み)は6,920億フォリントとなり、前年同月比で4.1%減少した。前年同月を下回るのは8カ月連続。1-11月期では前年同期比2%減の7兆4

スロバキア、2011年貿易黒字10.2億ユーロに

スロバキア統計局は25日、2011年の貿易統計(確定値)を発表した。それによると、輸出高は前年比17.6%増の567億8,320万ユーロ、輸入高は17.4%増の557億6,760万ユーロを記録した。貿易収支は10億1,5

ルーマニアのインフレ率、12月は4.9%

ルーマニア統計局が11日発表した2012年12月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比4.95%となった。前月比では0.6%、通年では3.33%だった。 \ 食品価格は12月に6.21%上昇したが、通年では1.89

ロシア中銀、政策金利据え置き

ロシア中央銀行は15日の理事会で、主要政策金利であるリファイナンス金利を現行の8.25%に据え置くことを決定した。据え置きは4カ月連続。インフレと景気の両リスクを検討した結果だとしている。預金金利、レポ金利など、その他の

中東欧・CIS経済、穏やかながらも回復へ=EBRD予測

欧州復興開発銀行(EBRD)は21日、中東欧・CIS経済が今年、穏やかながらも回復に向かうとの見通しを発表した。平均成長率は昨年の2.6%から3%へ0.4ポイント上昇すると予測している。欧州債務危機をめぐる状況が安定して

IMF、ポーランド融資を延長

国際通貨基金(IMF)は18日、ポーランドに対する金融支援として、338億米ドルの弾力的信用枠(FCL)を設定したと発表した。今月で期限が切れる300億ドルのFCLに代わるもので、世界経済危機の影響に備える措置と位置づけ

インフレが鎮静化、12月は2.4%

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した12月の消費者物価上昇(インフレ)率は前年同月比で2.4%となり、前月から0.4ポイント縮小した。インフレ率は12年初めには4%を超えていたが緩やかに下降傾向が続いており、イ

11月鉱工業生産高、前年同月比6.9%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が16日発表した11月の鉱工業生産(季節調整済みベース)は前月同月比で6.9%減少した。比較対象の11年11月に生産が好調だったことの反動が出た格好で、とくにデジタル家電で落ち込みが目立った

チェコ生産者物価、輸送機器など値下がり

チェコ統計局は15日、2012年12月の生産者物価統計を発表した。それによると、鉱工業は前年同月比で1.2%上昇し、特に化学品・同製品(11.3%)と飼料(19.8%)の価格が大幅上昇した。一方、基礎金属・金属製品(2.

トルコで買収・合併が急増、12年は2倍に=E&Y

トルコにおける企業の買収・合併(M&A)は昨年、232億米ドルに達した。取引額が明らかにされていない案件を含めると推定300億ドルで、前年から倍増した。トルコ投資庁が17日、大手会計事務所アーンスト&ヤング(E

セルビア中銀が利上げ、政策金利11.5%に

セルビア中央銀行(NBS)は17日、政策金利である1週間物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、年11.5%にすることを決定した。インフレ圧力が強まっていることを受けたもので、利上げは昨年7月以来5度目。2週間物レポ金利を

11月のハンガリー貿易収支、7億ユーロの黒字

ハンガリー中央統計局(KSH)は9日、2012年11月のユーロ建て貿易収支(速報値)が7億380万ユーロの黒字となり、前年同月の6億9,340万ユーロからやや拡大したと発表した。輸出高は1.7%減の73億1,820万ユー

ハンガリーインフレ率、12月は5.0%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が15日発表した2012年12月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率(インフレ率)が5.0%となり、前月(11月)に比べ0.2ポイント低下した。食品、アルコール飲料・タバコの価格が大きく上昇

トルコの貿易高、11月は輸出入とも減少

トルコ統計所が9日発表した2012年11月の貿易高(速報ベース)は、数量ベースで輸出が前年同月比1.7%減、輸入高が3.0%減だった。7-9月累計では輸出が前年同期比5.7%減、輸入が5.5%減となった。2011年に輸出

ベラルーシのインフレ沈静化、12月は21.8%

ベラルーシの国家統計委員会が9日発表した2012年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比で21.8%上昇し、事前予測(19~22%)の範囲内に収まった。前月比では1.4%増加した。年間インフレ率が108.7%に上った2

ウクライナ、02年以来のデフレに

ウクライナ統計局が8日発表した2012年12月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年比マイナス0.2%で、2002年に通年でマイナス0.6%を記録して以来、初めてのデフレとなった。 \ 消費者物価は前月に比べ0.2%上昇

スロバキア景況感、過去3年で最悪

スロバキア景況感が低下している。同国統計局が先ごろ発表した2012年12月の景況感指数は前月比2ポイント減の81.8ポイントとなり、3カ月連続で低下した。これは2009年12月以来で最低の水準だ。前年同月比では7.3ポイ

ラトビア破産件数、2012年は前年比30%増

ラトビアの2012年の倒産申請件数は前年比30%増の2,238件に上った。このうち個人破産は1,365件で61.5%の大幅増となったものの、企業倒産は6件減り873件にとどまった。月別で最も倒産申請が多かったのは8月で、

国内向け生産者価格、11月は3.9%上昇

スロバキア統計局が12月24日発表した11月の国内市場向け生産者価格は前年同月比で3.9%上昇した。1-11月平均では3.8%上昇。特に価格上昇が著しいのは電力・ガス・スチーム・空調サービスで、前年同月比6.6%、1-1

スロバキア中銀、経済見通しを下方修正

スロバキアの中央銀行であるスロバキア国立銀行(NBS)は7日発表した最新の経済見通しで、2012年の国内総生産(GDP)伸び率を2.4%とし、前回予想の2.7%から下方修正した。欧州債務危機の影響で輸出が減少していること

10月の小売売上3.1%増、さらに減速の見込み

ポーランド中央統計局が11月末発表した10月の小売売上は営業日数調整前で前年同月比3.3%増と、9月の3.1%増を上回る伸び率を示した。特に自動車販売、食品販売、非専門店の売上が伸びた。一方、衣料・靴小売業とガソリンスタ

11月インフレ率5.2%、今年最低値

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した11月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比5.2%で、今年で最も低い水準となった。インフレ率は昨年12月の4.1%から今年1月に5.5%に跳ね上がり、9月に6.6%の

チェコ雇用市場冷え込む、11月失業率8.7%

チェコ労働・社会問題省が10日発表した11月の失業率は8.7%で、10月の8.5%から悪化した。新たに約50万人の失業者が出た計算になる。また、雇用事務所の求職登録者数は50万8,398人で前月比2.4%増加した一方、求

ポーランド2カ月連続利下げ、政策金利4.25%に

ポーランド中央銀行は5日、政策金利である7日物レファレンス金利を0.25ポイント引き下げ、4.25%に設定した。利下げは先月に続き2カ月連続。景気減速感が強まっているためで、追加利下げによって過去20年で初めての景気後退

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