東欧市場における自動車工業界の動き

シュコダ自、新しいCIの導入を推進

チェコのシュコダ自動車は世界のディーラー網に新しいコーポレート・アイデンティティ(CI)の導入を進めている。新しい内外装や照明の導入、ディーラーの訓練プログラムの実施により、イメージの改善や顧客満足度の向上を図っている。 […]

アウディ、ハンガリー新物流拠点を開所

独高級車アウディは8日、ハンガリー北西部ジェールにおける2カ所目の物流拠点の建設工事を終え、新拠点の開所式を行った。投資額は100億フォリント(約3,180万ユーロ)。式典には同国のシーヤールト外務貿易相も出席した。 ア

スロバキア政府、Eモビリティー戦略を閣議決定

スロバキア政府は9日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)の普及を支援する「Eモビリティー戦略」を閣議決定した。これにより、2020年までに登録総数を1万~2万5,000台に増やす目標への道筋を示す。

外国自動車メーカー、露工場の製品輸出に前向き

ロシアで自動車を生産する外資系自動車メーカーが、現地生産車と部品の輸出拡大を検討している。国内市場が景気後退で低迷していることに加え、通貨ルーブルの大幅下落で輸出が有利になったとの見方が背景にある。9日付の現地日刊紙ヴェ

ハンガリー、EVインフラ整備に70億フォリント

ハンガリーのヴァルガ経済相は7日、政府が今年の排出量取引で得た収入を電気自動車(EV)のインフラ整備に充てる意向を明らかにした。今後数カ月で約70億フォリント(約2,225万ユーロ)を投資。充電スタンド150カ所を整備す

GAZ、「Euro 5」対応エンジンを見本市に出展

ロシア商用車大手のGAZはモスクワで開催された商用車見本市「COMTRANS」(9月8~12日)に欧州排ガス基準「Euro 5」をクリアした4気筒ディーゼルエンジン「YAMZ‐530」を出展した。最高出力は150hp(2

ロシア新車販売、8月は19.4%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は8日、2015年8月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売が前年同月比19.4%減の13万8,670万台だったと発表した。1~8月の累計は前年同期比33.5%減の105万1,851台と大

フォード、タタルスタン共和国のエンジン工場を稼働

米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルス(Sollers)の合弁会社フォード・ソレルスは3日、タタルスタン共和国のエラブガに建設した新しいエンジン工場の操業を開始した。投資は約2億7,500万ドル。新工場では

マツダとソラーズ、ウラジオストク工場の設立検討

マツダとロシア自動車大手のソレルスは4日、ロシア極東のウラジオストクにある両社の合弁会社マツダソラーズマヌファクトゥリングルース(MSMR)」のエンジン工場を設立する検討を開始することでロシア連邦政府と合意し、覚書を締結

シュコダ自の世界出荷台数、8月は3.4%減

チェコのシュコダ自動車は9月7日、2015年8月の出荷台数が7万700台となり、前年同月に比べ3.4%減少したと発表した。西欧と中欧では好調だったものの、中国とロシアを含む東欧の大幅な落ち込みを相殺できなかった。 西欧市

フォルクスワーゲン―露でエンジン生産開始、外資初―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、露カルーガ工場でエンジン生産施設の開所式を行った。ロシアでエンジンを生産する外国メーカーは同社が初めて。式典にはメドベージェフ首相などが出席した。 3年を

ハンガリー、EVインフラ整備に70億フォリント

ハンガリーのヴァルガ経済相は7日、国営MTI通信に、2015年の排出量取引で得た収入を電気自動車(EV)のインフラ整備に充てる意向を明らかにした。今後数カ月で約70億フォリント(約2,225万ユーロ)を投資。充電スタンド

マツダと露ソレルス、ウラジオにエンジン工場設立

マツダとロシア自動車大手ソレルスは4日、ロシア政府との間で、極東ウラジオストクの合弁会社マツダソラーズマヌファクトゥリングルース(MSMR)によるエンジン工場設立に向けた覚書を締結した。年内の正式契約締結を目指す。 調印

ロシア、ガソリンスタンドにEV充電設備の設置を義務付け

ロシア政府は1日、ガソリンスタンドに対して来年10月までに電気自動車(EV)用の充電設備設置を義務付ける政令を発布した。EVの普及促進が目的だが、「減税や補助金など追加的な措置が実施されなければ、ガソリンスタンド運営者の

独VW、ロシアで新エンジン工場が稼動

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のロシア・カルーガ工場で4日、新エンジン工場が稼動を開始した。ロシア政府による部品現地調達比率の引き上げ要請に応えるもので、年産能力は15万基に上る。VWは目下の事業環境の難しさを認

VW、ロシア工場から輸出を検討=ロイター通信

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はロシア工場で生産した車両の輸出を検討しているもようだ。ロイター通信によると、VWの広報担当者は8月26日、ロシア法人内部でカルーガ工場から輸出する可能性について調査していることを

露ソレルス、上半期は大幅な減収減益

ロシア自動車大手のソレルスがこのほど発表した2015年上半期決算の売上高は156億9,000万ルーブルとなり、前年同期(235億9,600万ルーブル)から大幅に落ち込んだ。営業利益(EBITDA)も17億9,000万ルー

Skoda Auto

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は8月25日、新型「スペルブ」に環境技術「グリーンライン」を装備したモデルを投入すると発表した。「スペルブ グリーンライン 1.6 TDI(出力88kW)」

ブルガリア経済相、外国自動車メーカーの招致に自信

ブルガリアのルカルスキ経済相は8月25日、中国とスウェーデン、ドイツの自動車企業がブルガリアに生産を移管する計画であることを明らかにした。企業名など詳細は明らかにしていない。また、外国直接投資(FDI)が増加していること

ベラルーシ、アフリカ市場での地位強化を狙う

ベラルーシがアフリカ市場での地位強化を狙っている。長期的に大きな経済成長が見込める同地域に今から進出し、地歩を確保する算段だ。外務省対外経済局のキチェフ計画・調整官が8月30日、出席した青年労働者スポーツ大会で明らかにし

露GAZ、セルビアで「GAZelle NEXT」の販売開始

ロシア商用車大手のGAZはこのほど、セルビアで小型商用車「GAZelle NEXT」の販売を開始した。同国の複合企業ベラノ・グループ傘下のベラノ・モータースが販売代理店となる。今年末までに、ボスニア、ヘルツェゴビナ、モン

露UAZ、SUV「パトリオット」の最新モデル発表

ロシアの自動車大手ソレルス傘下の四輪駆動車メーカーUAZはこのほど、デザインなどを改良したSUV「パトリオット」の最新モデルを発表した。8月26~30日まで開催される国際SUV見本市「モスクワオフロードショー 2015」

シュコダ自の世界出荷台数、7月は前年並み

チェコのシュコダ自動車は8月24日、2015年7月の出荷台数が8万2,800台となり、好調だった前年同月(2014年7月:8万2,800台)と同水準であったと発表した。ロシアと中国の出荷台数が大きく落ち込んだものの、西欧

GAZ

ロシア商用車大手のGAZ は8月24~27日にモスクワで開催された自動車部品見本市「MIMSオートメカニカ・モスクワ2015」に出展した。小型商用車の「GAZelle NEXT」や「Sobol」のフロントサスペンションな

ルーブル安、ロシア自動車メーカーを圧迫

ロシアの自動車産業がルーブル安に苦しんでいる。輸入部品価格の高騰を受け国内販売価格の引き上げを強いられると共に海外での価格競争力を失いつつあるためだ。 ロシアの国内市場は最近の原油安とウクライナ危機を受けた欧米の制裁措置

ロシア新車販売、7月は27.5%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は10日、2015年7月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売が前年同月比27.5%減の13万1,087台だったと発表した。1~7月の累計も前年同期比35.3%減の91万3,181台となり

シュコダ自、中国販売が累計150万台に

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、中国市場におけるシュコダ車の累計販売が150万台に達したと発表した。中国市場では2007年に販売を開始、2010年には同市場がシュコダにとって最も

チェコ、自動車生産・販売・輸出台数 2014年 1/2

チェコ自動車工業会のまとめによると、同国の2014年通期(1~12月)の自動車生産(乗用車および軽商用車)は前年比10.46%増の124万6, 506台に拡大した。 独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュ

ハンガリー新車登録、7月は13%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが先ごろまとめたハンガリーの7月の新車登録台数は8,343台となった。伸び率は前年同月比13%で、6月(17%)から4ポイント縮小した。内訳は乗用車が7,031台、3.5トン以下

マジャールスズキ、7月販売台数47.7%増

スズキ自動車のハンガリー子会社、マジャールスズキがこのほど発表した2015年7月の販売台数は、前年同月比47.7%増の740台となった。今年3月に生産を開始したSUVモデル「ヴィターラ」の販売が好調だったことに加え、Cセ

ハンガリー、エコカー用ナンバープレートの交付を開始

ハンガリーでこのほど、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)を対象とする「グリーン・ナンバープレート」の有料交付が始まった。環境負荷の小さいエコカー普及に向けて、政府が優遇規定の導入を予定しているためで、対象車両の認

ジャガーランドローバー、スロバキアで工場建設へ

印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は11日、大陸欧州で初となる工場をスロバキア西部ニトラに建設することで同国政府と合意したと発表した。グローバル市場での競争力拡大を目指す同社の戦

ソレルス・ブッサン、トヨタ車の合弁生産を中止

トヨタ自動車は18日、ロシア同業のソレルスと三井物産の合弁会社「ソレルス・ブッサン」が、6月末でトヨタ車の現地生産を中止していた事実を明らかにした。ロシア経済の不振による販売台数の激減に対応した形だ。一方で自ら運営するサ

ベラルーシ商用車大手MAZ、電気バスの開発に着手

ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が電気バスを開発している。このほど国営BelTA通信が同社関係者の話として伝えたもので、すでに該当車両の要求仕様の設計が完了し、来春までには試作車が完成す

独アウディのハンガリー子会社、上半期は11.7%増収

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア・モーターは7月30日、2015年上半期(1~6月)の売上高が前年同期比11.7%増の41億4,700万ユーロに伸びたと発表した。上半期のエンジン生産は106万7

マジャールスズキ、個人向け販売好調

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは3日、2015年7月の国内販売台数が740台となり、前年同月(501台)に比べ47.7%増加したと発表した。新型SUV「ビターラ」や個人向けの販売好調が寄与した。1~7月の累計販

フォルクスワーゲン、ポズナン近郊に物流拠点を開設

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、ポーランド西部ポズナン近郊のコモルニキに完成車の物流拠点を開設したと発表した。国内ディーラーへの供給能力の拡大が目的で、総面積3万2,000平方メートルのうち3万平方メー

起亜スロバキア工場、エンジンの累計生産が300万台に

韓国の起亜自動車は先ごろ、スロバキアのジリナ工場でエンジンの累計生産が300万台に達したと発表した。今年上期のエンジン生産台数は約28万6,000台で、1.7リットルディーゼルエンジンが大きな割合を占めた。 同工場では2

ハンガリー中部ケチケメートに物流団地建設へ

自動車産業が盛んなハンガリー中部のケチケメートに、新たに物流団地が建設される。同国の不動産開発業者イン・マネジメントが7月28日、国営MTI通信に明らかにした。建設予定地は独自動車大手ダイムラーの工場に近く、関連産業の需

シュコダ自、上半期は増収増益

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は7月30日、チェコ子会社であるシュコダ自動車が2015年上半期(1~6月)決算で増収増益となったと発表した。売上高は前年同期比7.5%増の64億2,100万ユーロとなり、上半期で

ロシアン・マシーンズ、自治体用CNGステーションを建設

ロシア複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズと同国のニジニ・ノヴゴロド市は7月23日、ニジニ・ノヴゴロド市の保有車両向けに圧縮天然ガス(CNG)充填スタンドを建設する計画

シーメンスとブダペスト大、共同研究プロジェクト完了

独電機大手のシーメンスは21日、ブダペスト工科経済大学(BME)と共同で進めていたパワーエレクトロニクス分野の研究開発プロジェクトが完了したと発表した。電気自動車(EV)の普及を視野に、充電時に生じる配電網への負担を最小

シュコダ自、国内3工場の設備更新を実施

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、夏季休業を利用して国内3工場の設備更新と保守作業を実施すると発表した。乗用車やギアボックスの増産に向けたもので、北部のムラダー・ボレスラフ、クヴァシ

ポーランドのソラリス、ウッジ市にバス40台をリース

ポーランドのバス製造大手ソラリスは23日、同国のミレニウム・リーシングと共同でポーランドのウッジ市交通局(MPK)からバス40台のリース契約を獲得したと発表した。リース期間は10年で、メンテナンスなどのサービスも含まれる

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