欧州自動車部品工業界の動き

Autoneum

スイスの自動車部品大手オートニウム は8 日、電気自動車(EV)用のフロントトランクルームを開発したと発表した。EVの需要拡大に対応する。同フロントトランクルームは、同社が開発した軽量の繊維素材「ウルトラ・サイレント」を

PSA、電子決済サービスをアフターマーケット部門にも拡大

仏自動車大手のPSAは1日、オンラインの新車販売で導入している電子決済サービス(e-payment)をアフターマーケット部門にも拡大すると発表した。仏フィンテック企業のスコア・アンド・セキュア・ペイメント(SSP)と提携

ヴァルメット、バッテリー試験センターをドイツに開設

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ(VA)は11月27日、ドイツ南部のヴァイヘンブロンで電動車(EV)用バッテリーの試験センターを開設したと発表した。同センターの敷地面積は約1,500平

オートリブ、生産業務をルーマニアに移管

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは11月24日、国内ヴォーゴーダ工場の生産業務のすべてとインフレータ(ガス発生装置)開発業務を、ルーマニアとフランスの既存拠点に移管すると発表した。欧州事業の生産性向上と効率

蘭トムトム、フリート管理の伊タルガと複数年の契約

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは12日、フリート管理などのテレマティクスソリューションを開発する伊タルガ・テレマティクスと複数年の契約を結んだと発表した。タルガはトムトムの位置情報サービスを使ってフリート管理

シェルとクライゼル・エレクトリック、電池技術を共同開発

英蘭石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは18日、オーストリアの電池メーカー、クライゼル・エレクトリックとリチウムイオン電池技術を共同開発したと発表した。クライゼル・エレクトリックのリチウムイオン電池モジュール技術とシェルが

上海エナジー、初の国外工場をハンガリーに設置

中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)がハンガリー東部のデブレツェンに生産拠点を設ける。同国のシーヤールト外務貿易相が10日明らかにした。投資額655億フォリント(約1億8,00

パワーセル、ボッシュから燃料電池スタック受注

スウェーデンの燃料電池開発会社パワーセル・スウェーデンは6日、独自動車部品大手のボッシュから燃料電池スタック「パワーセルS3」を受注したと発表した。取引規模は総額で約970万スウェーデン・クローナ(90万1,000ユーロ

自部品メーカーの韓国・京信、セルビア工場が完工

韓国の自動車部品メーカー、京信ケーブルがセルビア中部スメデレブスカ・パランカで建設していた新工場が完工した。スメデレブルカ・パランカのニコラ・ヴチェン市長によると、現在、製造機械を設置している段階で、計画通り3月に稼働す

墺ベンテラー、独シュヴァンドルフ工場を拡張

オーストリアの自動車部品大手ベンテラーは10月28日、ドイツのシュヴァンドルフ工場の生産面積を約7,500平方メートル拡張すると発表した。これはサッカー用コートよりやや広い面積に相当する。拡張工事は2020年秋に完了する

蘭トムトム、FCAのイノベーション・サプライヤーに選出

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは10月27日、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から、北米市場におけるイノベーション・サプライヤーとして選ばれたと発表した。安価で操作性に優れ

蘭ヒア、女性限定ライドシェアの豪シーバと提携

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは10月27日、オーストラリアで女性専用のライドシェアサービスを提供するシーバ(Shebah)と提携したと発表した。同社のドライバーにクラウドベースの地図情報サービスを提供する。 シ

独EKと仏PO、燃料電池スタックの合弁設立

自動車部品大手の独エルリングクリンガー(EK)と仏プラスチック・オムニウム(PO)は10月28日、燃料電池スタックの開発・生産・販売を事業とする合弁会社を設立すると発表した。出資比率はEKが60%、OPが40%。競争当局

蘭ヒア、ナビシステムにwhat3wordsを採用

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズ(オランダ)は10月22日、英国の新興企業what3wordsの位置情報システムを同社のナビゲーションシステムに採用したと発表した。これによりヒア技術を導入している自動車メーカー(O

蘭トムトムのQ3決算、6700万ユーロの赤字に

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムが14日発表した今年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は6,700万ユーロの赤字で、3四半期連続の赤字となった。自動車関連部門の需要が戻りつつあることから、第4四半期には復調

トルコ、年内にもリチウム工場が稼働

トルコのドンメズ・エネルギー天然資源相は12日、国営ホウ素メーカーのエティ・マデン(Eti Maden)が北西部エシュキシェヒルで建設するリチウム工場が間もなく完工し、年内にも生産を開始すると発表した。年産規模は当初10

仏フォルシア、物流・港湾車両に水素貯蔵システム供給

仏自動車部品大手のフォルシアは13日、仏エンジニアリング会社のゴサン(Gaussin)の物流・港湾車両にフォルシアの水素貯蔵システムを供給すると発表した。 フォルシアは、フランスのバヴァンにあるコンピテンスセンターで、水

スロバキアのイノバット、EV向け「スマート電池」を開発

スロバキアの電動車(EV)向けバッテリーメーカー、イノバットは9日、世界初の「スマート電池」を開発したと発表した。現時点で世界最高水準のバッテリーに比べて、航続距離を20%伸ばすことに成功した。また、独自の製造法により、

トルコ複合企業キバル、欧州工場設置へ

トルコ複合企業キバル・ホールディング(Kibar)のカヤバス最高経営責任者(CEO)は6日、自動車用エアサスペンション・シート技術に4,000万ユーロを投資すると同時に、中期的に欧州部品工場を設ける計画であることを明らか

米アルミ大手ノベリス、ベルギー工場を英GFGグループに売却

米アルミ圧延大手のノベリスは2日、米同業アレリスのベルギー・デュフェル工場を英エネルギー・金属大手GFGアライアンスのアルミニウム事業部門であるアルバンス(Alvance)に売却したと発表した。同工場の売却は、ノベリスに

ベルギーのユミコア、コバルト事業を再編

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは9月30日、傘下のコバルト事業会社コバルト・アンド・スペシャルティマテリアルの再編計画を発表した。フィンランドのコッコラ工場と米国のナッシュビル工場に生産統合する。リチウムイオン電池の原料

独クノール・ブレムゼ、ブダペスト工科経済大と提携

独ブレーキ大手クノール・ブレムゼのハンガリー子会社が、ブダペスト工科経済大学(BEM)電気・情報工学部と5年の提携協定を結んだ。共同研究・奨学金プログラムに2,500万フォリント(約700万ユーロ)を支出する内容で、同大

イエナオプティック、西ゲスタンプからセル生産設備を受注

独光学機器大手のイエナオプティックは9月28日、スペインの金属部品大手ゲスタンプから電動車の車体部品のセル生産設備を受注したと発表した。ゲスタンプのドイツ工場向けに電動車の車体部品の切断や溶接作業を行うセル生産を3ライン

蘭ヒアと米インリックス、駐車情報サービスで提携

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは15日、米交通情報プロバイダー大手のインリックス(Inrix)と駐車情報サービスの開発で提携すると発表した。ヒアの駐車場検索サービスである「ヒア・パーキング」とインリックスの交通デ

仏PO、蘭VDLから水素タンク受注

仏自動車部品大手のプラスチック・オムニウム(PO)は11日、オランダの大型車両メーカーVDLからトラック用水素タンクの開発・製造を受注したと発表した。2021年までにVDLが欧州プロジェクト「H2 HAUL(Hydrog

西アントリン、上海に研究開発のハブ拠点開設

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは10日、中国の上海に研究開発のハブ拠点を開設したと発表した。同国で展開する事業部門やエンジニアリング・研究開発機能を集約し、中国本社として機能させる。従業員数は約100人

独コンチネンタル、CO2規制及びVECTOの情報提供サイトを開設

独自動車部品・タイヤ大手のコンチネンタルは10日、欧州連合(EU)が定めた大型商用車(トラック・バス)に関する最新のCO2排出規制と、車両エネルギー消費計算ツール(VECTO)の詳細を説明するサイト(マイクロサイト)を開

車部品大手アプティブ、セルビア新工場を来年3月に開設

自動車部品の世界大手アプティブ(旧デルファイ)は来年3月、セルビアで第3工場を開設する計画だ。予定地である東部のザイェチャル市当局が8日明らかにしたもので、今年11月に着工し、来年末までに2,100人を雇用する。 当初は

エストニア議会、議事録作成に音声認識ツール活用

エストニア議会で14日、議事録作成に音声認識技術が組み込まれたシステム「Hans」が導入された。作成作業の迅速化が目的だ。まずは本会議で活用し、将来的には委員会審議にも導入する。 「Hans」は、エストニアのIT企業ファ

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