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2013/2/8

総合 – 自動車産業ニュース

燃料電池車の普及に注力、英政産による中間調査報告書を発表

この記事の要約

英国の政府と産業界が共同実施している燃料電池車の普及に向けた大型プロジェクト「UKH2Mobility」は4日、燃料電池車の将来性や英国経済への影響などに関する調査の中間報告書を発表した。これによると、英国では2030年 […]

英国の政府と産業界が共同実施している燃料電池車の普及に向けた大型プロジェクト「UKH2Mobility」は4日、燃料電池車の将来性や英国経済への影響などに関する調査の中間報告書を発表した。これによると、英国では2030年までに燃料電池車の普及台数が150万台を超える可能性があると予想している。

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英ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)のマイケル・ファロン大臣は、「超低エミッション車への移行はすでに始まっており、エネルギー供給の多様化と道路交通の低炭素化に向けて、英国に極めて重要かつ新たな経済発展をもたらす可能性を持っている」と指摘。また、「燃料電池車の商業化では、政府と産業界の緊密な協力が求められる」と述べ、世界のライバルは当該分野で追い抜きをかけようとしており、UKH2Mobilityは燃料電池車の持つ潜在可能性を確かなものにするために迅速に行動する必要がある、との見解を示した。

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同調査では、消費者、モデル・車両の開発、インフラ、環境メリット、燃料生産、投資の6つの主要分野に重点を置いている。フェーズ1の最終レポートは今年3月に発表する予定。また、フェーズ2では、フェーズ1の情報やロードマップをベースに詳細な事業化計画や行動計画を策定していく方針を示している。

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