複合企業ヒンドゥージャ・グループ傘下の排ガス浄化装置メーカーである独Albonairは5日、ドイツのドルトムントにある本社工場に建設していた新生産棟の竣工式を行った。排ガス規制「ユーロ6」に対応した排気ガス後処理システム用のドージングシステムを生産する。6日付けの独自動車業界誌『ATZ』(オンライン版)が報じた。
\同誌によると、新生産棟の床面積は900平方メートルで、生産能力は年20万ユニット。製品は欧州の大手商用車メーカーに供給する。
\Albonairは商用車や乗用車向けにディーゼル・パーティキュレートフィルター(DPF)や選択還元型触媒(SCR)システム、DPFやSCRなどの複合システムなどを生産している。従業員数は160人。このうち120人がドルトムントに勤務している。ドルトムントでは今後3年以内に新たに40人を採用することを計画している。
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