ドイツ連邦陸運局(KBA)のまとめによると、新車登録から30日以内に登録を取り消した乗用車(新古車)は、2012年に10万8,301台となり、前年に比べ9.5%増加した。10万台を超えたのは5年ぶりとなる。新車登録全体に占める新古車の割合は3.5%だった。
\新古車の割合が最も低かったのは、政府による新車への買い替え支援制度(スクラップインセンティブ)の影響があった2009年の1.8%。
\ \2012年の新古車のうち、新車登録から1週間以内に登録を抹消した車両は全体の88%と大部分を占めた。
\ \ブランド別に見ると、フォードが1万6,298台、フィアットが1万6,210台、現代自動車が1万2,770台で多い。新車登録に占める割合は、ダイハツ(32.7%)、ランチア(23.4%)、ホンダ(23.0%)、フィアット(22.3%)で多かった。スマート、BMW/MINI、メルセデス、アウディ、オペル、フォルクスワーゲンは1%以下だった。
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