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2014/1/17

企業情報 - 部品メーカー

エレクトロビット、加大学と共同開発のEVを発表

この記事の要約

車載ソフトウエア製品の販売、開発、サポートと技術ソリューションサービスを手がけるフィンランドのエレクトロビットは、カナダのシャーブルック大学と共同開発した自動運転機能を搭載した街乗り用電気自動車(EV)のコンセプトカー「 […]

車載ソフトウエア製品の販売、開発、サポートと技術ソリューションサービスを手がけるフィンランドのエレクトロビットは、カナダのシャーブルック大学と共同開発した自動運転機能を搭載した街乗り用電気自動車(EV)のコンセプトカー「Vehicle Urbain Electrique (VUE)」を、米ラスベガスで開催された国際展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展した。

VUEはダイムラー「スマートフォーツー」をベースにシャーブルック大学工学部の学生が開発を進めているコンセプトカー。エレクトロビットのHMI開発プラットフォーム「EB GUIDE5.5」によって直感的に操作できるHMIシステムを組み込むことに成功しており、完全デジタルのインストルメントクラスタやQNXニュートリノ・リアルタイムOSに基づくインフォテインメントシステム、車両診断ディスプレイなどを備えている。

VUEのプロジェクトマネージャーを務めるモレ氏は、「EB GUIDE5.5によって、車両のレーダーと標識認識システムからのドライバー支援情報を含むマルチモーダルHMIを創造することができた」と説明。EBからEB GUIDE5.5のフリーライセンスのほか遠隔研修と技術サポートの提供を受けられたことはプロジェクトにとって大きなメリットだったと語った。

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