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2014/1/17

一般・技術・その他 (旧)

ユーロNCAPで中国車が13年の最高評価モデルに

この記事の要約

欧州の新車安全テスト機関であるユーロNCAPが2013年に7クラス・計33モデルを対象に実施した安全評価試験で、中国・奇瑞汽車とイスラエルの投資会社の合弁自動車会社であるクオロス(Qoros)のセダン「Qoros3」が最 […]

欧州の新車安全テスト機関であるユーロNCAPが2013年に7クラス・計33モデルを対象に実施した安全評価試験で、中国・奇瑞汽車とイスラエルの投資会社の合弁自動車会社であるクオロス(Qoros)のセダン「Qoros3」が最も安全性の高いモデルに選ばれた。同モデルはユーロ中国車としてNCAPから初めて最高評価(5つ星)を取得しており、二重の栄誉に輝いた。

Qoros3は、スモールファミリーカーのセグメントで試験された。成人乗員向け安全システムの項目では34点(最高得点の95%達成)、子ども乗員保護では43点(同87%)、歩行者保護では28点(同77%)、安全運転支援では7点(同81%)という高い得点を獲得し、全ての分野で高い安全性が確認された。

他のカテゴリーでは、スーパーミニ部門でルノー「Zoe」、ラージファミリーカー部門でトヨタ「レクサスIS300h」、エグゼクティブカー部門ではマセラティ「ジブリ」などが最も高い評価を獲得した。

関係者によると、Qoros3は欧州のエンジニアによって欧州で開発されたモデルであるため、ユーロNCAPで最高の成績をとったのは大きな驚きではないとしている。

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