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2014/1/17

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自、13年販売は2.0%減

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は10日、チェコ子会社のシュコダ自動車の2013年通期の販売が92万800台となり、前年に比べ2.0%減少したと発表した。上半期は足元の欧州市場の低迷や一部車種のモデルチェンジに伴 […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は10日、チェコ子会社のシュコダ自動車の2013年通期の販売が92万800台となり、前年に比べ2.0%減少したと発表した。上半期は足元の欧州市場の低迷や一部車種のモデルチェンジに伴い生産が減少した影響で販売が振るわなかったが、下半期は好転し、新モデルの出荷体制が整った9月以降は販売が大幅に伸びているという。

13年通期の販売実績を地域別に見ると、西欧は前年比3.1%増の36万9,600台を確保。同地域で最大市場のドイツで2.9%増の13万6,400台を販売した。東欧は8.5%減の12万5,400台にとどまった。シュコダにとって3番目の市場であるロシアが11.7%減の8万7,500台と振るわなかった。中欧は2.0%増の12万6,500台となり、市場シェアを19.2%に伸ばした。母国チェコでは0.6%増の6万台を販売、ポーランドでも6.6%増の3万8,700 台を販売し、首位の座を堅持した。

シュコダにとって最大市場である中国では3.7%減の22万7,000台にとどまった。同国では新型「オクタビア」を4月に市場投入する予定。インドは34.2%減の2万2,600台に落ち込んでいる。

このほか、イスラエル(11.7%増の1万4,400台)、トルコ(23.2%増の1万2,800台)、アルジェリア(85.3%増の9,100台)が好調だった。

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