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2014/10/10

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GKN、世界最小のAWDディスコネクトシステムを開発

この記事の要約

英自動車部品大手GKNは7日、世界最小のABCセグメントプラットフォーム向け全輪駆動(AWD)ディスコネクトシステムを開発したと発表した。駆動損失の低減により、定常走行時の燃費を最大で4%向上させることができるとしている […]

英自動車部品大手GKNは7日、世界最小のABCセグメントプラットフォーム向け全輪駆動(AWD)ディスコネクトシステムを開発したと発表した。駆動損失の低減により、定常走行時の燃費を最大で4%向上させることができるとしている。

新開発のAWDディスコネクトシステムは、トランスミッション内のデファレンシャルに接続したパワートランスファーユニット(PTU)を備える。PTUはハイポイドギア上流でAWDシステムを止めるためのファストディスコネクトデバイスとブレーキを内蔵する。後軸に配置された電気機械的に作動するクラッチはトルクにバイアスをかけ、ハイポイドギア下流でAWDシステムを切り離し、燃料を節約する。車両ダイナミクスは専用の駆動系制御ユニットによって常時監視されており、必要に応じて自動的に300ミリ秒以内に再接続する。

GKNのシニアプログラムディレクターを務めるプレン氏は、「より小型で効率の良いSUVの需要は世界で高まっている。GKNのAWDディスコネクトシステムは、新たな市場の開拓に貢献するだろう」と述べている。

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