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2010/7/2

企業情報 - 部品メーカー

独Tedrive Germany、米NEAPCOに身売り決定

この記事の要約

2008年に倒産し経営再建中の独自動車部品会社Tedrive Germany(デューレン)の身売り先が決まった。同社は6月25日深夜、ドライブトレインメーカー大手の米NEAPCOに7月1日付で売却することで合意した。NE […]

2008年に倒産し経営再建中の独自動車部品会社Tedrive Germany(デューレン)の身売り先が決まった。同社は6月25日深夜、ドライブトレインメーカー大手の米NEAPCOに7月1日付で売却することで合意した。NEAPCOはTedriveのデューレン事業所とポーランド子会社を引き継ぐほか、Tedriveが保有する特許などの知的財産もあわせて手に入れる。Tedriveの管財人を務めるアンドレアス・リングストマイヤー氏が明らかにした。

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Tedrive Germanyは蘭持ち株会社Tedrive Holdingの傘下で、ドライブシャフトやデファレンシャルギアを生産している。金融・経済危機による自動車市場の低迷で受注が急減して経営が悪化し、08年12月に系列会社のTedrive Steering(ヴュルフラート)とともに会社更生手続きの申請を余儀なくされた。

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NEAPCOは09年夏から同社の買収に関心を示していたものの、拠点の維持は約束できないとの立場を示していたため交渉は難航。1年近くにわたる交渉の末、ようやく合意にこぎつけた。

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