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2010/8/13

企業情報 - 自動車メーカー

フィアット、「セブリング」の次世代モデルを米で生産

この記事の要約

フィアットは、クライスラーの中型セダン「セブリング」の次世代モデルを、当初予定していたイタリアでなく米国で生産することを決定した。イタリア工場で生産性向上に向けた労組との協議が難航しているため。4日付けの伊有力紙『コリエ […]

フィアットは、クライスラーの中型セダン「セブリング」の次世代モデルを、当初予定していたイタリアでなく米国で生産することを決定した。イタリア工場で生産性向上に向けた労組との協議が難航しているため。4日付けの伊有力紙『コリエレ・デラ・セラ』が伝えた。

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フィアットは、米デトロイト郊外のスターリングハイツのクライスラー工場で行っているセブリングの生産を、新型切り替えに合わせてトリノのミラフィオーリ本社工場に移管し、スターリングハイツを2012年に閉鎖する計画だった。しかし、伊南部のポミリアーノ・ダルコ工場で、シフトの増加など生産体制の強化を盛り込んだ労働協約をめぐる労組との交渉が難航していることから、イタリアへの移管は困難と判断した。マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は7月30日、スターリングハイツ工場の閉鎖計画を撤回すると発表、セブリングとダッジ「アベンジャー」の次世代モデルを生産する方針を明らかにした。

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フィアットは先月、ミラフィオーリ工場で行なっている「ムルティプラ」と「イデア」の生産を、新型切り替えに合わせてセルビア工場に移管する方針を明らかにしている。

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