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2010/12/3

企業情報 - 自動車メーカー

フォード、ベルギー工場の存続で合意

この記事の要約

米自動車大手フォードは11月30日、ベルギーのゲンク(ヘンク)工場を2014年まで存続させることで労組と合意したと発表した。CDセグメントのモデル(モンデオ、Sマックス、ギャラクシー)を今後も生産するとともに、年22万5 […]

米自動車大手フォードは11月30日、ベルギーのゲンク(ヘンク)工場を2014年まで存続させることで労組と合意したと発表した。CDセグメントのモデル(モンデオ、Sマックス、ギャラクシー)を今後も生産するとともに、年22万5,000台の生産規模を維持する。また、ゲンク工場の国際競争力を確保するために設備近代化や生産性改善にも取り組むとした。経営上の理由による解雇も2014年まで実施しない。合意内容の詳細は公表しなかった。

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フォードはまた、フランダース地方のロンメルにある性能試験場(テストコース)を今後も欧州の中核試験場と位置付け、閉鎖・縮小はしないことでも労組と合意した。

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欧州フォードのスティーブン・オデルCEOは「ベルギーの自動車産業が揺らぐなか、フォードは今回の合意によって、従業員、サプライヤー、フランドル地方との信頼関係を示すことができた」とコメントした。

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