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2011/3/18

企業情報 - 部品メーカー

日本板硝子、ポーランドに工場建設

この記事の要約

日本板硝子は10日、英子会社ピルキントンがポーランド南東部に自動車ガラス工場を新設し、今夏から生産を始めると発表した。投資総額は3億5,000万ズロチ(約101億円)で、うち3割をポーランド政府と欧州連合(EU)からの補 […]

日本板硝子は10日、英子会社ピルキントンがポーランド南東部に自動車ガラス工場を新設し、今夏から生産を始めると発表した。投資総額は3億5,000万ズロチ(約101億円)で、うち3割をポーランド政府と欧州連合(EU)からの補助金でまかなう。同国での生産能力を倍増し、東欧に生産拠点を持つ欧州の自動車メーカー向け供給を拡大する。

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ピルキントンは既存工場のあるサンドミエシュから約30キロ離れた特別経済区にあるフミエルフに新工場を建設し、400人を雇用する予定。まず、今夏からフロントガラスの加工設備を稼働させ、年170万枚を生産する。既存工場と合わせた同国内の年産能力は390万枚になる。さらに、2012年からサイドやリアウインドーに使う強化ガラスの生産を順次開始し、13年末までに年産能力を現在の2倍の400万~500万枚に引き上げる。

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日本板硝子が06年に買収したピルキントンは1993年にポーランドに進出。現在は同国の11カ所の拠点で約1,800人の従業員を擁している。

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