スペイン自動車工業会(ANFAC)がこのほど発表した同国の7月の乗用車新車登録は7万8,913台となり、前年同月に比べ4.0%減少した。6月の31.4%減と比べると落ち込み幅は小さいものの、昨年7月に政府による新車買い替え補助金制度が終了して以来、低迷が続いている。
\7月の販売をブランド別にみると、セアトが8,130台で首位となり、プジョー(7,413台)、フォルクスワーゲン(7,216台)が続いた。日産は3,594台で9位、トヨタは3,356台で10位に入った。
\1~7月の累計では、首位のセアトが4万8,505台、フォルクスワーゲンは4万6,935台、3位はフォードで4万1,551台だった。日産は2万5,837台、トヨタは2万3,500台を販売した。
\業界紙『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ』によると、ANFACの広報担当者は今後について、年内も2012年も回復の兆しはないとの厳しい見解を示しているという。
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