カナダの自動車部品メーカーMartinreaとオーストラリアの投資会社アンカレジは、2010年10月に倒産した独系金属部品メーカー・ホンゼルの買収手続きを完了した。両社はカルテル当局からの認可が下りたことを受け、ホンゼルの工場施設と全従業員を7月30日付で引き継いだ。さらに、手続き完了と同時にニュルンベルク工場をZFフリードリヒスハーフェンに転売した。ホンゼルの管財人が3日、明らかにした。
\ホンゼルはアルミニウムやマグネシウムを素材とするシリンダーキャップ、エンジンブロック、ギアボックスカバー、車体や車台部品などを生産している。
\今回の買収ではMartinreaが過半数を出資し、経営権を握る。
\ホンゼルは身売り完了に伴い、社名をMartinrea Honsel Germany GmbHに変更する。本社はこれまで通りメシェデにとどまる。
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