仏自動車工業会（CCFA）がこのほど発表した同国の2011年7月の乗用車新車登録は15万9,945台となり、前年同月に比べ5.9％減少した。政府による新車買い替え奨励金制度が終了したことが響き、4月から4カ月連続の減少となった。
\ただ、減少幅は6月（12.6％減）に比べ縮小した。また、今年は前年同月に比べ営業日が1日少なかったこともマイナスに影響したとする見方もある。1～7月の累計では、前年同期比0.2％増の138万5,029台を確保した。
\7月のブランド別の登録台数を見ると、ルノーが前年同月比2.7％減の3万2,898台、プジョーは7.5％減の2万7,666台、シトロエンも6.4％減の2万3,914台となり、国内ブランドはいずれも振るわなかった。国外ブランドでは、フィアットが33.5％減の3,646台と大きく落ち込んだ。
\日本勢は、トヨタが7.0％減の4,644台だった一方、レクサスは14.5％増の190台に拡大。日産は26.8％増の5,632台と大幅な2ケタ増となった一方、高級ブランドのインフィニティは26.5％減の25台に低迷した。
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