2013/9/16

欧州ビジネスウオッチ

ダイムラー、傘下の三菱ふそうに日産がOEM供給

この記事の要約

独自動車大手ダイムラーは11日、子会社の三菱ふそうトラック・バスが日産自動車から海外市場向け商用バン「NV350/アーバン」(GVW3.5トンクラス)の供給を受けることで基本合意したと発表した。2010年4月に締結したル […]

独自動車大手ダイムラーは11日、子会社の三菱ふそうトラック・バスが日産自動車から海外市場向け商用バン「NV350/アーバン」(GVW3.5トンクラス)の供給を受けることで基本合意したと発表した。2010年4月に締結したルノー・日産とダイムラーの戦略的協力関係に基づくもので、両社は今後、OEMの正式契約を締結する予定だ。供給開始年月や供給台数は正式契約までに決定する。

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ダイムラーとルノー・日産はこれまでに計10の共同プロジェクトを決定した。日産と三菱ふそうとの間では日産が小型トラック「アトラスF24」を三菱ふそうに供給し、三菱ふそうが「キャンター」を日産に供給する相互OEMを実施しており、今回の提携は第2弾となる。

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ダイムラーとルノー・日産の協力に関しては、日産のメキシコ工場でダイムラーのコンパクトカー「CLA」を生産するとの観測があるが、日産のゴーン社長はフランクフルト国際モーターショー(IAA)会場で「それについて決定があれば知らせる」と述べるにとどめた。

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