東欧

ルーマニア、ウクライナへの新架橋を計画

●ティサ川の架橋プロジェクト、投資額は約3,000万ユーロ ●ウクライナ難民の増加と同国のEU加盟を視野に入れたもの ルーマニア北部のマラムレシュ県議会はこのほど、ウクライナとの国境をなすティサ川の新架橋プロジェクトに署 […]

リトアニア国鉄の貨物子会社、カザフスタン企業と提携

●カスピ海沿岸地域で複合輸送サービスを立ち上げ ●顧客の利便性向上に加え、露を迂回する物流経路の構築も狙い リトアニア国鉄(LTG)の貨物事業LTGカーゴがカザフスタン企業と提携する。事業の多様化を図るグループ戦略に沿い

チェコとスロバキア、ヒートポンプや断熱工事に助成

●チェコはヒートポンプ導入に4,000ユーロを限度に助成 ●スロバキアは断熱工事支援にEUの復興基金から5億ユーロを拠出 チェコとスロバキアで天然ガス料金が急上昇している。需要のほぼ全量をロシアからの輸入に頼っていたこと

ハンガリーとセルビア、戦略的パートナーシップを確認

●対ロ制裁でEUと一線を画す両国が関係を強化 ●エネルギーの安定供給に向けて協力を継続 ハンガリーのオルバン首相は21日、セルビアのノビサドで行われた農業見本市を訪れ、同国のブチッチ大統領と会談した。両首脳は両国間の戦略

中東欧経済、1-3月は成長も今年後半に鈍化の予想

●戦争やエネルギー危機など複数のリスクが重なり、成長減速へ ●各国中銀はインフレ抑制と経済成長の両立を求められる 2022年1-3月期に市場予想を上回る堅調な成長をみせた中東欧諸国の経済だが、インフレ加速とウクライナ戦争

エストニアのスケルトン、ポーランド送電設備最大手と提携

●ポーランドにおける蓄電ソリューション販売で協力する ●両社が進出済みの北欧に提携を広げることも検討 スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を手がけるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは12日、ポーランドの送電設

ウクライナ戦争、中東欧のITアウトソーシングに中期的な影響

●地政学的なリスクが顕在化、発注減など避けられない見通し ●IT人材の不足状況は変わらず、長期的には需要減少せず ITサービスや技術者の供給源として注目されてきた中東欧地域にウクライナ戦争が影を投げかけている。地政学的リ

ガスプロム、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給停止

●ガス代金のルーブル建て決済を拒否した国に対する初の報復 ●両国とも事態を乗り切れる見通し ロシア国営天然ガス企業のガスプロムは4月26日、ポーランドとブルガリアの天然ガス輸入業者に対し、27日から供給を全面的に停止する

ポーランド・リトアニア天然ガス接続管が稼働

●露の対ポーランド供給停止に対応する措置 ●GIPLを通じ、年間需要の10%分の20億立方メートルを調達可能 ポーランドとリトアニアを結ぶ天然ガス輸送接続管(GIPL)が4月30日、稼働した。ロシアが27日、対ポーランド

台湾が中東欧投資基金を開設、資金規模2億ドル

●半導体・バイオ・電動車など様々な先端分野に資金を投じる ●投資対象は台湾と中東欧諸国の双方 台湾の政府系ベンチャーキャピタル企業、台杉投資(タイワニア・キャピタル)は25日、政府が開設する中東欧投資基金(CEEファンド

中東欧自動車産業、電動化がもたらすリスク

●EV関連の投資は西欧に集中、退行するエンジン車生産は東欧に移管 ●政府による直接的な働きかけは望めない=米識者 自動車の電動化が、チェコやスロバキアなど東欧諸国の経済に打撃を与える懸念がある。電気自動車(EV)関連の投

ミュンヘン再保険、ロシア事業から原則撤退

●「西側の価値共同体」が打ち出した制裁を明確に支持=同社社長 ●制裁に抵触しない範囲で事業を行う例外的なケースも 再保険大手の独ミュンヘン再保険は16日、ロシアとベラルーシの事業から原則的に撤退する意向を表明した。ロシア

オドメーター改ざんにご注意

車を買い替える間隔は3~5年おきという人が多いが、中古車を購入する場合には総走行距離を示すオドメーターが改ざんされている可能性を頭に入れておくべきだ。車歴データを提供するエストニアの新興企業カーバーティカルの調べによると

ウクライナ東部情勢、悪化すれば供給網に支障

●エネルギーだけでなく、穀物や資源も不足する危険 ●「EU加盟国の中では特にドイツの受ける打撃が大きい」=米識者 ウクライナ東部情勢の悪化で値上がりするのは石油や天然ガスだけではない。アナリストらは、ロシアとウクライナが

ソラリス、プラハ市からトロリーバス20編成を受注

●全長24メートルの「トロリーノ24」を受注 ●同モデルの受注台数としては過去最大 ポーランドのバス製造大手ソラリスは18日、チェコ法人のソラリスCZおよびシュコダ・エレクトリックからなるコンソーシアムが、プラハ市の公共

ソラリス、プラハ市からトロリーバス20編成を受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは18日、チェコ法人のソラリスCZがシュコダ・エレクトリックと結成したコンソーシアムが、プラハ市の公共交通会社ドプラヴニ・ポドニク(DPP)からトロリーバス「トロリーノ24」20編成を受注

チェコとスロバキア、新車・BEV販売状況に差

●チェコは新車販売が増加もBEVは減少 ●正反対のスロバキア、BEVは助成金なしの「自力」成長 チェコの新車市場は2021年、前年比1.9%増とわずかな増加にとどまった。増加が期待された完全電動車(BEV)は前年実績を6

チェコとハンガリー、半導体不足で工業生産がマイナスに

●両国とも自動車産業への依存度高く ●チェコのシュコダ自は稼働率が75~80%に低下 自動車産業が経済をけん引するチェコとハンガリーで、半導体不足が経済全体に影を落としている。10月のチェコ工業生産高は4.9%減となり、

中東欧が投資先としての人気を維持=EY調査

●中東欧を魅力的と見る企業は64%と、西欧(80%)に次ぐ2位に ●欧州のFDI案件数ではポーランドが中東欧トップの6位 国際会計事務所大手のEYがまとめた最新リポートで、中東欧を投資先として「魅力的」とみる企業が64%

新たな成長モデルが求められる中東欧=WIIWレポート

●西欧へのキャッチアップ型の成功モデルは限界に ●イノベーションに基づく新しい経済モデルの創出が必要 製造業を中心に着実に成長してきた中東欧諸国が課題に直面している。最近では独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ工

中東欧、EU向け半導体部品の供給基地となるか

●EUは「欧州半導体法」を来年施行し半導体不足に対処する方針 ●安定供給には域外企業による投資受入れも重要 世界的な半導体部品不足が、欧州の製造業を悩ませている。新型コロナ禍からの景気回復に伴う需要急増を受けたもので、自

中東欧、EU向け半導体部品の供給基地となるか

世界的な半導体部品不足が、欧州の製造業を悩ませている。新型コロナ禍からの景気回復に伴う需要急増を受けたもので、自動車メーカーの中には生産の一時中止に追い込まれたところも多い。半導体はコンピューターや携帯電話、自動車、診断

ポーランドEC大手アレグロ、チェコのEC・物流企業を買収

●買収により市場規模と人口は2倍に拡大 ●買収額8.8億ユーロは「伸びしろを考えると妥当」=投資筋 ポーランドの電子商取引(EC)大手アレグロが、ロックアウェイ・キャピタル・インベストメント、PPF、ECインベストメンツ

露ズベルバンク、傘下の中東欧5行を売却

●5行の資産総額は73億2,900万ユーロ、顧客数は約60万人 ●中東欧事業を縮小し、ドイツなどの主力市場に注力する目的 ロシアの金融最大手ズベルバンク傘下のズベルバンク・ヨーロッパは3日、中東欧で展開する傘下の5銀行の

イスラエル企業、ロシアとウクライナに垂直農場を納入

●垂直農法は壁を耕地にすることで農地不足を補う発想 ●年中栽培が可能。地産地消でサプライチェーンの無駄もない 垂直農法ソリューションを開発するイスラエルのバーティカル・フィールド(Vertical Field)が先月、ロ

中東欧諸国、台湾との関係を強化

●チェコ、スロバキア、リトアニアの3カ国を経済視察団が訪問 ●3国は中国の空約束に失望、台湾への強硬姿勢にも反感 台湾経済視察団が先月20日から30日にかけ、チェコ、スロバキア、リトアニアの3カ国を訪問した。期待していた

東欧諸国で新型コロナ感染が深刻化、各国が抑制策を再導入

東欧諸国で新型コロナウイルス感染者が急増している。医療崩壊を防ぐため、各国政府が再び感染抑制策を導入しつつある。 ブルガリアでは10月19日の新規感染者数が4,979人と、4月1日以来の高水準に達した。同国では成人のワク

東欧諸国で新型コロナ流行が深刻化、各国で抑制策を再導入

●ブルガリアでは「グリーンカード」の提示が義務化 ●患者数急増のバルト3国ではリトアニアがロックダウンを実施 東欧諸国で新型コロナウイルス感染者が急増している。医療崩壊を防ぐため、各国政府が再び感染抑制策を導入しつつある

中東欧・南東欧経済、今年は5.4%成長=WIIW秋季予測

●夏の予測から上方修正、ユーロ圏(4.8%)を上回る数値に ●インフレは軒並み加速も、ユーロ採用国では圧力が小さい ウィーン国際比較経済研究所(WIIW)は20日、最新の秋季経済予測で、中東欧・南東欧(CESEE)23カ

英ソフトウエア開発のアムダリス、東欧拠点を強化

●ルーマニアとモルドバ事業を強化 ●東欧の人材の技術力に注目し、他国にも拠点開設の意向 英ソフトウエアハウス(ソフト開発の受託企業)のアムダリスは19日、ルーマニアとモルドバにおける事業を強化すると発表した。欧州事業拡大

中東欧諸国、欧州委に原発の重要性アピール

EU加盟国のうち原子力発電を推進する中東欧諸国などが、原発の重要性をアピールするため欧州委員会に送付した書簡が11日、主要紙に掲載された。書簡に署名した国には原発の建設を検討しているポーランドを含む中東欧7カ国が含まれる

フォルクスワーゲン―東欧セル工場、来年上期に立地決定―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する車載電池セル工場の立地選定を来年上半期中に完了すると発表した。欧州6カ所で整備を計画する工場のうちの1つで、2027年の稼働を予定する。ハンガリー、ポーラン

トルコ、中東欧諸国との協力強化を訴え

●WSFは中東欧諸国の視座からの安全保障会議 ●トルコ、ポーランド、ルーマニアは「三国首長会談」実施へ トルコのチャヴシュオール外務相は今月5-6日に開かれた第7回ワルシャワ安全保障フォーラム(WSF)で、同国と中東欧諸

中東欧4カ国の送ガス事業者、中欧水素輸送管の敷設で提携

チェコ、スロバキア、ウクライナ、ドイツの送ガス網運営事業者が共同で、中欧を横断する水素パイプライン「中欧水素コリドー」を敷設する計画だ。ウクライナで生産する水素を低コストで欧州に供給するのが狙い。2030年までに最大で日

中東欧4カ国の送ガス事業者、中欧水素輸送管の敷設で提携

●水素をウクライナからスロバキア、チェコ経由でドイツに輸送 ●30年までに最大で日量120GWh相当の水素輸送を視野に チェコ、スロバキア、ウクライナ、ドイツの送ガス網運営事業者が共同で、中欧を横断する水素パイプライン「

EUの対西バルカン投資で低炭素化・デジタル化を促進=EIB

●EUは同地域の経済支援に最大90億ユーロを投資する予定 ●商業銀行を窓口として低利融資を実施 欧州投資銀行(EIB)のスロベニア・クロアチア・西バルカン融資事業を管轄するマッテオ・リヴェリーニ部長はこのほど、西バルカン

南東欧に最先端研究所を設置、国際協力の推進狙う

●新設予定は「南東欧持続可能技術国際研究所(SEEIIST)」 ●スイスの「CERN」を手本に、欧州の研究者の緊密な協力の場に 南東欧に最先端の研究機関を設立する動きが具体化している。世界的にその実績が認められているスイ

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