2010/5/12

ポーランド

独ハイデルセメント子会社、生産能力拡大へ

この記事の要約

独ハイデルベルグセメントのポーランド子会社Gorazdze Cementは、生産能力の3割拡大に向け第2高炉を近代化する。投資規模は約5億ズロチに上る見通し。改修後の2011年上半期には、クリンカの焼成効率が70%向上す […]

独ハイデルベルグセメントのポーランド子会社Gorazdze Cementは、生産能力の3割拡大に向け第2高炉を近代化する。投資規模は約5億ズロチに上る見通し。改修後の2011年上半期には、クリンカの焼成効率が70%向上するだけでなく、省エネや二酸化炭素(CO2)の排出削減も達成できるという。

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ポーランドの2009年のセメント生産量は、景気後退の影響で前年比9.8%減の1,530万トンに落ち込んだ。ただ、12年以降のセメント需要は年2,000万トンを超えると予想されており、Gorazdzeは同年半ばまでに、新たな仕上げ粉砕機(仕上ミル)を装備することも計画している。(1PLN=29.4JPY)

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