2011/7/20

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独ゲーリッヒャー・ソーラー、ブルガリア初のプロジェクトが完工

この記事の要約

ドイツの独立系ソーラー設備大手ゲーリッヒャー・ソーラーは11日、ブルガリアの太陽光発電施設「コスハレヴォ・ソーラーパーク」が先月完工したと発表した。同施設は首都ソフィアの西方約30キロに位置し、最大出力は1.2メガワット […]

ドイツの独立系ソーラー設備大手ゲーリッヒャー・ソーラーは11日、ブルガリアの太陽光発電施設「コスハレヴォ・ソーラーパーク」が先月完工したと発表した。同施設は首都ソフィアの西方約30キロに位置し、最大出力は1.2メガワット。年間発電量は140万キロワット時に達する。同社は数カ月以内に出力を3メガワットに拡張することを計画している。

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コスハレヴォ・パークは、ゲーリッヒャーがブルガリアで初めて建設した太陽光発電施設。広さは1.9ヘクタールで、中国・浙江向日葵光能科技(Sunowe)製のモジュール4,968枚、独SMAソーラーおよびゲーリッヒャー子会社ゲールテックベースのインバーター54台を使い、数週間で完成したという。現地投資会社のGSG Studena OOKが買収して操業する。

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ブルガリアでは今月1日からソーラー電力の買い取り価格が1キロワット時当たり35.75ユーロセントから24.83セントに引き下げられたが、コスハレヴォ・パークは先月に完工したため、従来の価格が適用される。

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