2011/8/3

ハンガリー

商用車大手のラーバ、6月中間期に黒字転換

この記事の要約

ハンガリーの商用車・車軸大手のラーバが1日発表した2011年6月中間期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が2億5,000万フォリントとなり、前年同期の赤字から黒字転換した。金融収入の急増と不動産売却が理由だ。\ 売上高 […]

ハンガリーの商用車・車軸大手のラーバが1日発表した2011年6月中間期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が2億5,000万フォリントとなり、前年同期の赤字から黒字転換した。金融収入の急増と不動産売却が理由だ。

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売上高は前年同期比2.5%増の182億フォリントに微増した。売上原価が7.5%増の150億フォリントに膨らみ、粗利益は16.1%減の31億フォリントに縮小した。

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営業利益は60.4%減の1億6,300万フォリントに急落したが、営業外利益が78.7%増の12億フォリントに伸び、その穴を埋めた。金融収支は前年同期の11億フォリントの赤字から3億6,600万フォリントの黒字へと大幅に改善した。

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国外売上高は29.7%増の125億フォリント、国内売上高は29.8%減の57億フォリントだった。

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ピンタ社長は中間期決算について「予想の範囲内」とコメント。長期契約とコスト管理の継続で収益性を向上させる方針を示した。(1HUF=0.41JPY)

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