2011/9/21

ハンガリー

タタバーニャ市、工業団地の拡張を計画

この記事の要約

ハンガリー北西部のタタバーニャ市は、市内にある工業団地を拡張する計画だ。同工業団地の総面積はタタバーニャ市の260ヘクタールと隣接する町の190ヘクタールを合わせた450ヘクタール。このうちタタバーニャ市の敷地を70ヘク […]

ハンガリー北西部のタタバーニャ市は、市内にある工業団地を拡張する計画だ。同工業団地の総面積はタタバーニャ市の260ヘクタールと隣接する町の190ヘクタールを合わせた450ヘクタール。このうちタタバーニャ市の敷地を70ヘクタール拡張する。同市のシュミット市長が14日、現地のMTI通信に明らかにした。

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同市長によると、既存の敷地のうち空いている土地はわずか20ヘクタールにすぎないうえ、より小さな区画に分割されている。工業団地に進出したい投資家は少なくとも10ヘクタール以上の用地を望んでいることから、拡張を検討する。

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同工業団地では、旭硝子やブリヂストン、デンマークの医療機器メーカー、コロプラストとポンプメーカー、グルンドフォス、仏コネクター大手FCIなど大手外資企業が生産拠点を構えている。最近では、医療器材大手の米ベクトン・ディッキンソン(BD)の注射器工場が完成したほか、サムスンの化学子会社、第一毛織が電子機器や自動車部品に使われる高機能プラスチック粒子を生産する工場を開設した。また、ドイツの化学・日用品メーカー、ヘンケルは接着剤工場を建設中だ。8月末にはスペインの食品缶メーカー大手Mivisaも工場建設を発表した。

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