ポーランド2位の電力会社であるタウロンは10月24日、欧州投資銀行(EIB)から総額5億1,000万ズロチの融資を受けることを明らかにした。発電所の改修工事などに活用する。
\タウロンのZawadzki副社長によると、融資の目的は既存発電所の効率改善と二酸化炭素(CO2)の削減。融資資金のうち3億ズロチは、ビエルスコ・ビャーワにある石炭焚熱電併給型発電設備の更新に投じる。残り2億1,000万ズロチは、ヤヴォジュノ発電所にある石炭焚をバイオマスボイラーに転換する工事のほか、蒸気タービンの交換に投入する。
\国内消費電力の9割を石炭火力発電に依存しているポーランドは、EUのエネルギー政策によって、2020年までにエネルギー効率を20%向上させることが求められている。(1PLN=24.11JPY)
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