2013/1/16

ポーランド

ポーランド乗用車新車登録、2012年は1.54%減

この記事の要約

ポーランドの自動車市場調査会社Samarがこのほど発表した同国の2012年通期の乗用車新車登録は27万584台となり、前年に比べ1.54%減少した。欧州の債務危機による景気低迷や、雇用・収入減への不安から個人の需要が減退 […]

ポーランドの自動車市場調査会社Samarがこのほど発表した同国の2012年通期の乗用車新車登録は27万584台となり、前年に比べ1.54%減少した。欧州の債務危機による景気低迷や、雇用・収入減への不安から個人の需要が減退したことが響いた。12月は営業日が前年同月に比べ少なかったことも影響し前年同月比22.67%減の2万856台と大幅に落ち込んだ。

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12年通期の乗用車新車登録のうち個人は11万9,300台で、市場シェアは44.1%(2011年:48.1%)に縮小した。個人の割合は10月には38.8%と4割を割り込んでおり、12月も40.2%にとどまった。

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■シュコダとVWが市場シェア20%確保

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12年通期の登録台数をブランド別に見ると、首位はフォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで前年比0.69%減の3万2,182台だった。2位のVWは16.22%増の2万2,640台。VWグループのシュコダとVWブランドを合わせた市場シェアは20.06%となっている。3位はトヨタで5.24%増の1万9,853台だった。

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韓国勢は、現代自動車が8.21%増の1万5,281台で6位。起亜は18.86%増の1万5,137台で7位につけている。上位10ブランドではフィアットが27.49%減の1万2,684台と大幅に減少した。

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