2013/10/9

チェコ・スロバキア

PSA、「C3ピカソ」の生産をスペインへ移管

この記事の要約

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンが、2016年から人気小型車「C3ピカソ」の生産をスロバキア・トルナバ工場から米ゼネラルモーターズ(GM)のスペイン・サラゴザ工場に移管する。昨年合意した両社提携に基づくもので、社内 […]

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンが、2016年から人気小型車「C3ピカソ」の生産をスロバキア・トルナバ工場から米ゼネラルモーターズ(GM)のスペイン・サラゴザ工場に移管する。昨年合意した両社提携に基づくもので、社内筋によると代わりにオペルの新モデルを生産する見通しだ。現地経済紙『ホスポダルスケ・ノヴィニー』が3日付で報じた。

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トルナバ工場は2006年に稼動した。現在、欧州で唯一「C3ピカソ」を生産し、今年上半期だけで3万6,000台を出荷した。同モデルが製造台数の約3分の1を占めている。生産移管による減員はないという。

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同工場では需要縮小を理由に昨年以来、数日単位で操業停止を繰り返している。昨年は21日休業し、年通期出荷台数は年産能力の30万台に対し、21万5,000台にとどまった。

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