2013/10/9

バルト三国

リトアニアFDI、第2四半期は5.3億リタスの流出超

この記事の要約

リトアニア統計局とリトアニア中央銀行が1日発表した2013年4-6月期(第2四半期)の外国直接投資(FDI)統計によると、同期は5億3,200万リタスの流出超となった。流出が流入を上回ったのは12年4-6月期(10億3, […]

リトアニア統計局とリトアニア中央銀行が1日発表した2013年4-6月期(第2四半期)の外国直接投資(FDI)統計によると、同期は5億3,200万リタスの流出超となった。流出が流入を上回ったのは12年4-6月期(10億3,198万リタスの流出超)以来1年ぶり。前の期は9億7,083万リタスの流入超だった。

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資本は7,490万リタスの流入超だったが、再投資収益が2億3,370万リタス、その他資本が3億7,320万リタスの流出超に転じた。

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投資元国別の投資額はポーランドが2億4,870万リタスで1位、2位はルクセンブルク(1億2,020万リタス)、3位はノルウェー(9,230万リタス)。一方、エストニアは引き揚げによってマイナス3億1,620万リタス、ロシアはマイナス2億2,680万リタス、ドイツはマイナス1億6,970万リタス、フランスはマイナス1億1,210万リタスとなった。

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リトアニアから外国への直接投資(フロー)は、6,750万リタス。投資先国別のフローは対キプロスが9,450万リタス、対デンマークが2,760万リタスとなった一方、対ブルガリアはマイナス5,400万リタス、対ルクセンブルクはマイナス4,830万リタスとなった。

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6月末時点のFDI残高は424億リタスで1年前に比べ34億リタス増えたが、3月末に比べると1億7,000万リタス減少した。主要投資国はスウェーデン(全体の22.5%)、ポーランド(10.7%)、ドイツ(10.0%)、オランダ(8.7%)。欧州連合(EU)加盟国の投資残高は336億リタスで、全体の79.1%を占める。最も投資が活発な産業分野は製造業で全体の24.6%を占め、このうち石油・化学が半分近くを占める。(1LTL=38.10JPY)

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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