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2014/7/30

ハンガリー

マジャール・テレコム、最大1700人をリストラ

この記事の要約

ドイツテレコムのハンガリー子会社であるマジャール・テレコムは24日、労組との交渉の末、最大1,700人を整理することで合意したと発表した。発表によると、対象者の約4割が2014年10月1日から2015年3月1日までに、残 […]

ドイツテレコムのハンガリー子会社であるマジャール・テレコムは24日、労組との交渉の末、最大1,700人を整理することで合意したと発表した。発表によると、対象者の約4割が2014年10月1日から2015年3月1日までに、残りの約6割がその後2016年1月1日までに退職する見通し。同社が支払う退職一時金は最大120億フォリント(約53億2,000万円)に上る。一方、賃金における競争力を維持するため、低賃金労働者については2016年1月までに4%賃金を引き上げる。これらの措置により、今後2年間で実質150億フォリントのコスト削減を実現する。

マジャール・テレコムの従業員は現在1万1,141人。今回整理されるのは全体の約15%に相当する。