2015/1/21

チェコ・スロバキア

四川長虹、チェコ事業を強化

この記事の要約

中国の家電大手、四川長虹はこのほど、チェコ事業強化の方針を固めた。2年以内にニンブルクのテレビ工場の近隣に白物家電工場を新設する。まずは冷蔵庫から始め、徐々に他の家電にも手を広げる。ニンブルク市と結んだ昨年7月の基本合意 […]

中国の家電大手、四川長虹はこのほど、チェコ事業強化の方針を固めた。2年以内にニンブルクのテレビ工場の近隣に白物家電工場を新設する。まずは冷蔵庫から始め、徐々に他の家電にも手を広げる。ニンブルク市と結んだ昨年7月の基本合意によると、投資規模は2,000万ユーロに上る。

四川長虹は2006年にニンブルク工場の操業を開始。西欧市場向けにテレビを生産してきた。規模を徐々に拡大し、現在では従業人300人で年間70万台を組み立てている。製品の半分は他社からの受注生産だ。

計画する白物家電工場も欧州市場を視野に入れたもので、テレビ工場よりも規模が大きくなるという。(東欧経済ニュース2006年12月13日号「中国家電大手の四川長虹、チェコ工場の操業開始」、2005年12月14日号「長虹、チェコに工場建設」を参照)