2015/6/17

自動車

シュコダ自の出荷台数、5月は1.5%増

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、チェコ子会社であるシュコダ自動車の2015年5月の出荷台数が前年同月比1.5%増の9万2,500台になったと発表した。西欧、中欧、中国、インドで販売が伸びた。欧州では新型 […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、チェコ子会社であるシュコダ自動車の2015年5月の出荷台数が前年同月比1.5%増の9万2,500台になったと発表した。西欧、中欧、中国、インドで販売が伸びた。欧州では新型「ファビア」の販売が好調だ。6月には欧州の一部の国で新型「スペルブ」の販売を開始する。

5月の西欧市場の出荷台数は前年同月比1.9%増の3万8,600台。シュコダにとって中国に次いで2番目に大きい市場であるドイツには0.9%増の1万4,000台を出荷した。

中欧は13.5%増の1万5,000台と2ケタの伸びを示した。母国チェコが24.2%増の7,200台と好調。ポーランド(4,400台、11.1%増)、スロバキア(1,600台、10.9%増)、スロベニア(600台、21.5%増)も2ケタ台の成長を確保した。

東欧は48.6%減の7,000台と大きく後退。うちロシアは3,800台と、前年同月(7,600台)から半減した。

シュコダにとって最大市場の中国は1.8%増の2万3,600台。特にオクタビアの販売が好調という。インドは46.2%増の1,300台だった。このほか、トルコ(2,200台、75.7%増)、イスラエル(1,900台、38.2%増)、エジプト(900台、169.1%増)オーストラリア(400台、10.1%増)も2ケタ台の伸び率となった。