2015/8/19

自動車

ラトビア、EV向け充電スタンド網を拡大

この記事の要約

ラトビアは電気自動車(EV)向け充電スタンド網を拡大する意向だ。同国交通省がこのほど、計235基の充電ステーションを新設する計画を発表した。同プロジェクト総額は834万ユーロで、この内の709万ユーロを欧州連合(EU)の […]

ラトビアは電気自動車(EV)向け充電スタンド網を拡大する意向だ。同国交通省がこのほど、計235基の充電ステーションを新設する計画を発表した。同プロジェクト総額は834万ユーロで、この内の709万ユーロを欧州連合(EU)の欧州開発基金でまかない、残る125万ユーロを同国が負担するという。実施にあたってはラトビア政府の最終的な承認が必要となる。

同プロジェクトでは第1段階として、2020年までに欧州横断交通ネットワーク(TEN-T)の枠組みで整備された幹線道路沿いに、計60ヵ所のステーションを建設。ステーション間の間隔は最長でも30キロメートルとなるよう配置する。さらに、2022年までにその他の地方道路沿いに最長50キロメートル間隔で175ヵ所のステーションを新設する。ラトビアに現在設置されている充電ステーションは首都リガ(6ヵ所)をはじめ11ヵ所。EVの登録台数も194台にとどまっている。交通省は充電ステーションの拡充により、EV普及が促進されると期待している。