2015/9/16

ロシア

ロシア家電市場、上半期に15%縮小

この記事の要約

市場調査大手GfKがこのほど発表した調査で、今年上半期のロシア家電販売台数が前年同期より26%減少したことが明らかになった。売上高ベースでは15%減。通貨安が続いていることなどから、今後も販売不振が見込まれる。 家電製品 […]

市場調査大手GfKがこのほど発表した調査で、今年上半期のロシア家電販売台数が前年同期より26%減少したことが明らかになった。売上高ベースでは15%減。通貨安が続いていることなどから、今後も販売不振が見込まれる。

家電製品は輸入の割合が高く、通貨ルーブルの下落が値上がりに直結した。価格は平均して38%も上昇した。

売上後退が特に目立ったのは、ノート型パソコン・タブレット(33%減)、カメラ、ビデオレコーダー(32%減)、テレビ(30%)だった。

ルーブルの対米ドル相場は昨年夏以来、50%低下している。