2015/9/16

チェコ・スロバキア

スロバキア、道路通行料徴収に電子ヴィネットを導入

この記事の要約

スロバキアの国営道路会社(NDS)はこのほど、道路通行料金の徴収に従来のヴィネット(料金前払い式)に代えて電子ヴィネットを導入すると発表した。新システムの導入と運用は同国のスカイトル社に委託する予定。来年の稼働開始を見込 […]

スロバキアの国営道路会社(NDS)はこのほど、道路通行料金の徴収に従来のヴィネット(料金前払い式)に代えて電子ヴィネットを導入すると発表した。新システムの導入と運用は同国のスカイトル社に委託する予定。来年の稼働開始を見込む。

NDSによると、スカイトルは計画立案、設備設置及び資金調達に加え、約6年にわたり新システムの運用を担当する。10月初めまでに実現可能性調査を終了する見通しだ。NDSは徴収料金の2.8%をマージンとしてスカイトルに支払う。

スロバキアは2010年に電子徴収システム(ETC)を導入。スカイトルは積載量3.5トン未満の商用車を対象に同システムを運用している。