2015/9/16

コーヒーブレイク

グーグルの新ロゴ、作者はロシア人?

この記事の要約

今月初めに導入されたグーグルの新しい検索ロゴ(ファビコン)。もうそろそろ、慣れてきたころではないだろうか。カラフルなロゴだが、その原案はロシア人が7年以上前にデザインしたものらしい。 スイスのソフトウエアハウス、アクロニ […]

今月初めに導入されたグーグルの新しい検索ロゴ(ファビコン)。もうそろそろ、慣れてきたころではないだろうか。カラフルなロゴだが、その原案はロシア人が7年以上前にデザインしたものらしい。

スイスのソフトウエアハウス、アクロニスでユーザー・インターフェースを担当するデニス・コルトゥノフさんがその人だ。ウェブデザイン会社「ターボミルク」の設立者としても知られている。

グーグルがロゴを新しくした2008年。そのデザインが気に入らなかったコルトゥノフさんは「ターボミルク」のサイト上で自らの対案を発表した。これを新ロゴと比較してみると、なるほど、色の配置は異なるものの、コンセプトの共通性は明らかだ。

グーグルのデザイナーは真似したわけではなく、たまたま同じようなものになったというが、あまりに似ているため、コルトゥノフさんと使用権について取り決めを結んだという。

2020年東京オリンピックのエンブレムが「パクリ疑惑」で使用中止になった件では、東京都の損害額が1億円に上るという。それを思うと、事前に分かったのは関係者一同にとって、幸運だったと言えるだろう。