東欧経済ニュース

チェコCEZ、大型EV用電池工場めぐる企業連合設立へ

●シュコダ自やアジア企業4社と交渉中 ●ギガファクトリーの建設費は20億ドルに上る見込み チェコ電力大手の国営CEZは25日、電気自動車(EV)用電池を大量生産する「ギガファクトリー」設置に向けた企業連合の設立について、 […]

シュコダ自、乗用車への通販商品配達サービスを計画

●非接触の受け渡しや、留守宅への配達などの問題解消を狙う ●2019年以降製造のリモートアクセス機能搭載モデルで利用可能 独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月26日、オンラインで注

対ルーマニアFDI、自動車企業の投資目立つ

●生産拠点のみならず研究開発拠点としても脚光 ●米フォード、独ポルシェなどの投資計画が注目 対ルーマニアの直接投資(FDI)で自動車関連企業の重要性が高まっている。同国の工業生産高に占める自動車の割合は23%と、現時点で

中国の内装部品大手、セルビアにシート工場建設

●稼働開始は来年夏の予定、新規雇用は最大500人 ●クラグイェバツ拠点には23年までに1,800万ユーロを投じる計画 中国の自動車内装部品会社、延鋒汽車内飾系統(YFAI)は8月26日、セルビア中部クラグイェバツの拠点で

日ロ代表が意見交換、東方経済会議で事前協議

●日本側はエネルギー、物流、都市環境などの分野で提携を模索 ●4日まで開催のEEF、今回も「ロシア・日本ビジネス対話」を予定 9月2日開幕の東方経済会議(EEF)を前に、ロシアのアントン・コビャコフ大統領顧問と上月豊久駐

中東欧のEU加盟国、投資を通じた中国の影響力拡大を警戒

●「浸食資本」がEU全体に影響を及ぼす可能性 ●対外投資に秘めた中国の狙い、欧州で理解進む 中国が対外投資を通して中東欧諸国での影響力拡大を図るようになり久しい。同地域の国々の中国への対応は様々だが、同国への依存は投資受

ロシア・ハンガリー外相会談、協力強化を確認

●コロナワクチン「スプートニクV」のライセンス生産を予定 ●EUと軋轢も「ハンガリーは加盟国であり続ける」=同国外相 ロシアとハンガリーは8月24日にブダペストで開いた外相会談で、両国間の協力関係を維持、強化していくこと

ハンガリー中銀が追加利上げ、政策金利1.5%に

●インフレ抑制に向け3カ月連続で利上げ ●国債購入額の減額も決定 ハンガリー中央銀行は8月25日、政策金利を0.3ポイント引き上げ、1.5%にすると発表した。利上げは3カ月連続。物価の高騰を抑えるため、金融引き締めを続け

スロバキア最低賃金、来年646ユーロに引き上げ

●23ユーロの増額、上昇幅は3.7% ●自動引き上げ率は将来的に現行の57%から60%に? スロバキアの最低賃金が、2022年から646ユーロに引き上げられる。現在から3.7%上昇し、23ユーロの増額となる。クラジニアッ

過疎の村に希望をーブルガリアの星付きシェフー

ブルガリア北西部のヴィディン州は欧州連合(EU)のなかでも貧しく、過疎・高齢化が急激に進んでいる地域だ。そこにある村の一つ、スタケフチでレストランを開業しようという人がいる。ミシュランガイドで認定を受けた星付きシェフ、フ

ノキア、南東欧3カ国のコアネットワーク更新事業に参加

●蘭ユナイテッドの5G整備事業に関連して参加 ●両社は光通信および無線メッシュネットワークを地域に導入 フィンランドの通信機器大手ノキアはこのほど、ブルガリア、クロアチア及びスロベニアの通信ネットワーク向けの通信システム

米ノートン、チェコ同業を80億米ドル超で買収

●アバストのユーザー数は4.3億人、合併後は5億人に拡大 ●セキュリティ市場の成長を追い風に業界大手として地盤を強化 セキュリティ対策ソフト大手の米ノートン・ライフロックは10日、チェコ同業アバストを81億~86億米ドル

ルーマニアのソフト開発大手、提携先を買収

●フォーテックは業務デジタル化サービスの需要取り込みを狙う ●昨年の売上高は3350万ユーロ、今年は4000万ユーロ達成目指す ルーマニアのソフトウエア開発企業フォーテック(Fortech)は18日、提携している同国のI

ルーマニアのクラスターパワー、HSDCに着工

●投資額1.7億レウ(3,500万ユーロ)の半分弱を政府が助成 ●自家発電設備は日立ABBパワーグリッドなどが供給 ルーマニアの新興企業クラスターパワーはこのほど、クラヨバ近郊のミスキーでハイパースケールデータセンター(

チェコのPEファンド、クロアチアのネット通販大手に投資

●クロアチアの「バザール」は獲得資金を国外展開に投入 ●デロイト「新興国市場におけるテック系高成長企業500」に選出 チェコのプライベートエクイティファンド、EMMAキャピタルグループはこのほど、クロアチアのネット通販大

エストニアの衛星技術スタートアップ、100万ユーロを調達

●衛星運用のプラットフォームやセキュリティ技術を開発 ●世界的に増える無線通信のセキュリティ需要取り込みを狙う 衛星運用技術を開発するエストニアのスタートアップ、スペースイット(Spaceit)はこのほど実施したプレシー

美容業界向けマネジメント・プラットフォーム開発 リトアニア

美容業界で働く個人事業主向けのマネジメントアプリを開発している。事業主とクライアントを同社が運営するプラットフォーム上で結び付け、サービスの予約や確認、決済をできるようにする。オンライン予約機能により、事業主にとり時間的

シュコダ自が生産再開、半導体不足で夏季休暇延長

●半導体不足による未完成車は4万台強、5万台を目途に再調整 ●従業員には賃金の85%と特別手当を支給 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車が夏季休暇を終え、22日夕から生産を再開した。夏季休暇は通常

トルコ自動車部品大手テクラス、セルビアに第2工場を計画

●セルビア拠点は長期的に2,500人に増員 ●同社は流体循環システムや防振部品を生産 トルコの自動車部品大手テクラス(Teklas)がセルビアを生産拠点として増強する。同社のカバ取締役がこのほど、現地情報サイト『SeeN

ロシア、EV市場の創造・育成に注力

●電気自動車の登録総数はわずか1万台 ●メーカー支援、購入時助成、充電インフラ整備を政策の柱に ロシア政府は電動車(EV)市場の創造・育成に向けて、助成金を含む様々な措置を実施する方針だ。中国のゼロエミッション車政策に範

ロスネフチ、温室効果ガス排出の監視にドローンを活用

●遠隔地における状態確認を容易に ●国内の石油系企業で初めて35年までの「炭素管理計画」を発表 ロシア石油最大手で国営のロスネフチは18日、ドローン(UAV)を使った温室効果ガス排出の監視を強化すると発表した。今年通期で

スロバキアとポーランド、ガスパイプラインが接続

●欧州南北間のガス供給を円滑化、2022年3月に運用開始予定 ●EUの「共通利益プロジェクト」(PCI)の枠組みで実施 スロバキアとポーランドを結ぶ天然ガスパイプラインが8月初めに相互接続された。同パイプラインは欧州の南

トルコ議会、5つの国際協定を批准

●協定は経済、貿易、運輸などの各分野に関連 ●中国とは旅客・貨物輸送の円滑化を規定 トルコ議会はこのほど、経済、貿易、運輸などに関する5つの国際協定を批准した。ハンガリーとの間で締結された道路輸送の割り当てに関するものの

露中国を結ぶアムール川鉄橋が完成、来年から一般開通

●鉄橋は全長2.2キロ、時速100キロメートルでの走行を想定 ●輸送距離を短縮、物流の大幅な効率化に期待 ロシア極東のニジュネレニンスコエと対岸の中国黒竜江省の同江市を結ぶアムール川鉄橋プロジェクトで、軌道敷設工事が17

気候変動にようやく着目~ロシア

これまで気候変動に関心を示してこなかったロシアが、地球温暖化を真剣に受け止めるようになってきたようだ。「暖かくなればロシアでも作物が育つ」などと言っていたのに、何が変わったのか。一つは3年連続の猛暑で沿海地方やシベリアで

チェコの大学と警察、雑踏監視用システムを共同開発

●ニューラルネットワークによりドローンの撮影映像を自動分析 ●「通常の人の動き」をモデル化し、異なる動きを検知 チェコのブルノ工科大学と地元の警察が、ドローンを用いた雑踏警備でいち早く異常を感知できるよう、人間の脳の神経

自動搬送ロボットのギデオン、2,690万ユーロを調達

●ドイツ鉄道グループの投資会社が同社に初めて投資 ●主な取引先は物流、製造、小売、倉庫業界 自律搬送ロボットを開発するクロアチアのスタートアップ企業ギデオン・ブラザーズ(Gideon Brothers)は3日、シリーズA

EC大手のトレンドヨル、トルコ初のデカコーンに

●中国アリババ傘下の同社は2023年にIPOを計画 ●欧州27カ国で事業を行い、GMVは今年100億ドルへ増加の見通し トルコの電子商取引(EC)最大手トレンドヨルは9日、米ゼネラル・アトランティックやソフトバンクなど著

エストニアのEC決済プラットフォーム、250万ユーロを調達

●ECサービス利用者に統合的な決済ソリューションを提供 ●エストニアの消費者の4人に1人が同社プラットフォームを利用 エストニアで電子商取引(EC)決済プラットフォームを運営するモントニオ(Montonio)はこのほど、

ロシアの女性向けエドテック企業、1億4,200万ルーブル調達

●昨年設立の同企業は女性の関心が高い分野をテーマに揃える ●自社の推定企業価値は10億ルーブル ロシアの女性向けエドテック(教育工学)企業アカデミー・オブ・チェンジズはこのほど、英TMTインベストメンツ、露移動体通信大手

ロシアのズベルが投資拡大、デジタルサービス強化へ

●上期は純益の11.5%に当たる730億ルーブルをデジタル業に投資 ●競合のヤンデックスもEC事業に積極投資 金融・テクノロジー大手で国営のズベル(旧ズベルバンク)が、2021年上期にデジタルサービス事業へ730億ルーブ

露コグニティブパイロット、農業用ドローンで米国進出

●同社は国営金融・デジタルサービス大手ズベルの合弁 ●コンピュータービジョンやAI分野でのプロジェクトを開発 人工知能(AI)を使った自動運転技術でロシア大手のコグニティブバイロット(Cognitive Pilot)が、

ロシア国産EVは年内に量産開始、24年には燃料電池車も発売

●EV「ゼッタ」は4人乗り、価格は55万ルーブルから ●政府は早ければ来年から購入を助成する方針 ロシアのマントゥロフ産業貿易相はこのほど、初の国産電気自動車(EV)「ゼッタ(Zetta)」の量産が、予定通り年内に始まる

チェコ中銀が2会合連続利上げ、政策金利0.75%に

●景気の過熱を抑え、物価の安定を図る目的 ●「段階的な金融引き締め」に向け、今後複数回の利上げを示唆 チェコ中央銀行は5日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、0.75%に設定した。利上げは2会

ロシア第1副首相、北極海航路など輸送ルートの拡充を推進

●バイカル・アムール鉄道の輸送能力を強化 ●フィン露国境から西シベリアを結ぶ自動車道も整備 ロシアのベロウソフ第1副首相はこのほど、新たな輸送ルートとして注目される北極海航路について、インフラなどを整備し国際的な通商路と

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