ロシア

ルクオイル、最終利益29%減

ロシア石油2位のルクオイルが19日発表した2013年通期決算の純利益は78億3,200万米ドルで、前期から28.8%後退した。北極圏(バレンツ海)や西アフリカでの油田開発に絡む24億5,000万ドルの減損処理を行ったこと […]

産業ガス大手リンデ、タタールスタンで水素プラント受注

産業用ガス大手の独リンデはこのほど、タタールスタン共和国中部のニジネカムスクにある石油精製会社PSC TAIF-NKから製油所向け水素プラント2基を受注したと発表した。受注金額は1億6,300万米ドル。 水素プラントはそ

ロシア中銀、経済見通しを下方修正

ロシア連邦銀行はこのほど、今年の経済成長予測を従来の2%から1.5~1.8%に下方修正した。2015、16の両年についても、従来の2.5~3%から2%以下に引き下げた。 ナビウリナ総裁は理由として、消費の減速傾向が顕著に

タタ・モーターズ、ロシア市場に再参入

インド自動車大手のタタ・モーターズがロシア市場に再参入する。タタ及び韓国子会社・タタ大宇(ブランド名は大宇)のトラック・バスを販売する。ラビンドラ・ピシャロディ取締役(商用車事業部門社長)がインド紙『ヒンドゥー・ビジネス

アフトワズ、13年は大幅赤字

ロシア自動車製造最大手のアフトワズはこのほど、2013年通期決算で69億ルーブル(1億9,600万ドル)の純損失を計上したと発表した。売上高も前年比4%減の1,750億ルーブルに減少した。「ラーダ」ブランドの国内販売が大

乗用車輸出、今後数年で100万台突破か

自動車輸出国としてのロシアの存在感が急速に高まりそうだ。国際コンサルティング大手のKPMGがこのほど発表した世界自動車市場に関するリポートによると、乗用車輸出台数は今後数年で現在の約7倍の年100万台に拡大する見通し。業

ロシア新車販売、1月は6%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した2014年1月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は15万2,662台となり、前年同月比で6%減少した。 メーカー・ブランド別では、国内自動車最大手アフトワズのラーダが2

ロシア大手30行の資産、13年に18.9%増加

ロシアのRIAノーボスチ通信社が11日報じたところによると、2013年のロシアの大手銀行30行の資産は前年比18.9%増の43兆8,950万ルーブルだった。一方、純利益は2.69%減の7,739億ルーブルにやや減少した。

ロシア経済発展省、為替相場とインフレ見通しを小幅修正

ロシア経済発展省のクレパチ次官は11日、ルーブル相場とインフレの今年の見通しをそれぞれ小幅に修正する方針を示した。インタファクス通信が報じた。 同次官は見通しを修正する理由を、「為替相場が年初に急変したからでなく、201

ロシア、民営化計画を再開

ロシアのメドベージェフ首相は17日、民営化計画を再開する方針を表明した。通信のロステレコムや海運のソヴコムフロットを含め、年内に2,000億ルーブル(40億ユーロ)規模の売却を狙う。ただし、市場動向を勘案した上とし、安売

東芝、ロシアの変圧器工場が生産開始

東芝は7日、露パワーマシーンズとの合弁会社である東芝パワーマシーン変圧器(PMTT)がサンクトペテルブルク市に建設した電力用変圧器工場が生産を開始したと発表した。同国では老朽化した発電所の更新需要が高まっており、東芝は顧

ロシア景況感が過去5年半で最低に、景気後退の懸念膨らむ

ロシア景気後退の懸念が拡大している。1月の製造業購買担当者景況感指数(PMI)は48.0と、2009年6月以来で最低を記録した。景気の分岐点を示す50を下回ったのは過去7カ月間で6回目で、製造業者の事業環境が悪化を続けて

ルスギドロ、極東で発電所建設

ロシアの水力発電会社ルスギドロは近く、極東で2件の発電所建設プロジェクトに着手する。 ヤクーツク第2発電所の第1期建設工事入札は、ロシア有数の富豪であるアルカジーとボリスのローテンベルク兄弟が率いるTEKモスエネルゴが落

ロシア鉄道が機関車の調達強化、20年までに6100台

ロシア鉄道(RZD)は、機関車の調達を強化する。先ごろ明らかになった同社の最新の調達計画書によると、2020年までに6,100台の機関車を新規に導入する計画で、調達総額は7,430億ルーブルにのぼる。RZDと運輸省はこれ

露ハイパーマーケットのレンタ、IPOを計画

ロシアのスーパー大手レンタは3日、国際預託証券(GDR)の形で新規株式公開(IPO)を行い、ロンドン証券取引所およびモスクワ証券取引所に上場する計画を明らかにした。現地メディアによると、最高10億米ドルの調達を目指すもよ

ガスプロム、7-9月期最終益11%減に

ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムがこのほど発表した2013年7-9月期決算(国際会計基準:IFRS)の最終利益は2,760億ルーブルとなり、前年同期比で10.8%減少した。為替差益の減少と金融コストの増加が響いた。売上

日立ハイテク、ロシアに現地法人設立

日立ハイテクノロジーズは1月31日、1月17日付でモスクワに現地法人(日立ハイテクノロジーズロシア有限会社)を設立したと発表した。石油・天然ガスなどの資源や、自動車などの製造業分野で高い成長が見込める同国と周辺国での事業

ZF Kama、ロシアで商用車用変速機増産へ

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンとロシアの商用車最大手カマズが設立した商用車向け変速機の合弁会社ZF Kamaは1月21日、新たに建設した生産棟の開所式を行った。ZFとカマズは2016年までに約9,000万

EBRD、露スーパー大手に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は1月27日、ロシアのスーパー大手レンタと46億ルーブルの融資契約を交わしたと発表した。融資期間は8年で、レンタは24カ月以内に融資枠を実行できる。EBRDは同社の事業拡大と多角化を支援する。

サウス・ストリーム、独露3社に鋼管を発注

ガスプロムが主導して進めているガスパイプライン「サウス・ストリーム」計画の事業会社は1月29日、OMK、セベルスタリのロシア2社と独ユーロパイプに鋼管を発注した。契約規模はおよそ10億ユーロに上る。 \ 発注されたのは直

アフトワズ、7500人を削減

ロシア自動車製造最大手のアフトワズは今年、従業員の1割以上に当たる7,500人を削減する。国内販売の不調を受けた措置だ。年末に就任したアンダーソン新社長が23日発表した。管理部門で2,500人、生産部門で5,000人をカ

ウラルカリが中国向け価格で合意、今年上期は305ドル/トン

ロシアの炭酸カリウム大手ウラルカリは20日、今年上期の中国向けカリウムの契約販売価格を1トン当たり305ドルとすることで中国側と合意したと発表した。昨年の契約価格は400ドルで、24%の値下げとなる。新契約に基づき、70

パナソニック、ソチ冬季五輪に機材納入

パナソニックは24日、来月7日に開幕するロシア・ソチ冬季五輪大会にフルハイビジョン機器など最先端の映像音響機器を納入したと発表した。また、開会式を解像度の高い4Kフォーマットで撮影する。 \ パナソニックは1987年に国

ロシア経済見通し暗く、個人消費に影響

ロシア経済の見通しが暗くなっている。連邦統計局(ロススタット)が14日発表した2013年の消費者物価指数は6.5%の上昇となり、当局予測の5%を1.5ポイント上回った。◇資本流出の加速◇失業率悪化◇経済成長の減速◇経済見

ロシア窓枠市場縮小へ、更新需要のピーク過ぎ

ロシアにおける窓枠の売れ行きが急減している。2013年の市場規模は全体で11%、ポリ塩化ビニル(PVC)製に限っても10%縮小した。需要を支えてきた窓枠交換が一段落したことがその背景にある。 \ 2013年の販売量は44

新車販売、13年は5%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が15日発表した同国の2013年通期の新車販売(乗用車・小型商用車)は277万7,447台となり、前期比で5%減少した。 \ ブランド別では、国内自動車最大手アフトワズのラーダが15%減

GKNドライブライン、ロシアに工場設置

英自動車部品大手のGKNドライブラインは15日、ロシアのサマラ州トリヤッチに工場を建設する計画を発表した。等速ジョイント(CVJ)サイドシャフトを生産し、複数の自動車メーカーに供給する。工場は2015年初めに稼働する予定

露石化大手シブール、子会社プラスティクを売却

ロシアの石油化学最大手シブールは12月30日、子会社プラスティク(Plastik)を個人投資家グループに売却したと発表した。売却価格は5億7,500万ルーブル。売却で調達した資金は、特に生産コストが低く物流上の利点が大き

日立、陽子線がん治療装置納入で独占交渉権

日立製作所は12月26日、ロシア最大級の民間医療サービス会社であるヨーロッパ医療センター(GEMC)から陽子線がん治療装置の納入に向けた独占交渉権を獲得したと発表した。今年3月末までに正式契約に向けた交渉を行う。 \ 日

横河電機、ヤマルLNG向け制御システムを受注

横河電機は7日、ロシアのヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクト向けの制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。具体的な契約額は明らかにしていないが、ロシアの天然ガスプロジェクト向けとしては過去最高という。今回

ガスプロム、BASFと資産交換契約に調印

ガスプロムは12月23日、独BASFと資産交換で最終合意し契約に調印したと発表した。これにより、西欧での販売事業を強化する。この取引についてはすでに欧州連合(EU)当局の許可を得ており、ロシア当局の許可を経て14年半ばま

FESCO、日本・ロシア間の輸送拡大に意欲

ロシアの運輸グループFESCO(Far Eastern Shipping Company)が日本・ロシア間の輸送拡大に意欲を示している。同社のルスラン・アリハーノフ社長兼最高経営責任者(CEO)は12月初め東京で、同社の

ロスネフチ、アルメニアに合弁設立

ロシアの石油大手ロスネフチは12月27日、伊タイヤ大手のピレリおよびアルメニアのオイルテクノとスチレン・ブタジエンゴム(SBR)を生産する合弁会社をアルメニアに設立する覚書(MoU)に調印したと発表した。SBRは燃費向上

経済問題の起源は国内に=プーチン大統領

プーチン大統領は12日、ロシアの抱える問題が内発的なものであるとの見方を初めて公に示した。その上で、労働生産性の向上を求め、脱税目的の企業国外移転を強くいさめた。 \ ロシアは2000年以降、原油価格の上昇に乗って年間7

GAZ、ソチの冬季オリンピックに送迎バス739台供給

ロシア自動車大手のGAZは11日、同国のソチで2014年に開催される第22回冬季オリンピック大会に供給するバス739台を生産したと発表した。これらは選手や来場者の送迎に使用される。バスが実際に投入されるルートでの走行試験

ロシア新車販売、11月は4%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した同国の2013年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)は23万1,982台となり、前年同月比で4%減少した。1-11月の累計は6%減の251万3,163台。 \ ブランド別

ピレリ、ロシア2社とタイヤ素材研究・開発で協力

伊タイヤ大手ピレリは11月26日、ロシアの国営石油会社ロスネフチおよび国営ハイテク企業ロシア・テクノロジー(ロステク)とタイヤ素材の共同研究開発で合意し、覚書を交わしたと発表した。 \ 研究開発の対象となるのは合成ゴムや

EBRD、極東地域の電力インフラ近代化に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ロシア極東地域における電力インフラの近代化に44億ルーブル(1億ユーロ)を融資すると発表した。期間は12年。EBRDがロシアにおける電力供給プロジェクトを支援するのは今回が初めてとなる

JTとフィリップモリス、ロシアのたばこ物流会社に出資

日本たばこ(JT)とフィリップモリスは4日、ロシアのたばこ物流を手掛けるメガポリス・ディストリビューションに出資すると発表した。それぞれ20%を7億5,000万米ドル(約750億円)で取得する。たばこ流通大手である同社と

肥料大手ウラルケム、ウラルカリーの株式20%取得

ロシアの窒素肥料大手ウラルケムは2日、カリ肥料ウラルカリーの株式20%を取得すると発表した。当局の許可を経て、近く取引を完了する見通し。取引金額は公表されていないが、11月29日の終値をもとに算出すると約29億米ドルとな

肥料大手ウラルケム、ウラルカリの株式20%取得

ロシアの窒素肥料大手ウラルケムは2日、カリ肥料ウラルカリの株式20%を取得すると発表した。当局の許可を経て、近く取引を完了する見通し。取引金額は公表されていないが、11月29日の終値をもとに算出すると約29億米ドルとなる

ガスプロムのLNG輸出独占を廃止、「自由化法」が発効

これまでガスプロムが独占してきた液化天然ガス(LNG)の輸出事業を、条件付きで他の企業にも認める法律が1日、発効した。世界の天然ガス市場におけるロシアのシェアを引き上げるとともに、ガス価格の安定を図る狙い。ロシア政府が2

GAZ、ドミニカ共和国から中型バス61台を受注

ロシア自動車大手GAZは2日、ドミニカ共和国から中型バス「KAVZ‐4238‐01」を受注したと発表した。2014年3月までに61台を納車する。これらのバスは公共の路線バスとして使用される。 \ GAZのバス部門を統括す

露の廃車処理税めぐる紛争、WTOがパネル設置

世界貿易機関(WTO)は11月25日、ロシアが輸入車に廃車処理税(リサイクル税)を課しているのは不当として欧州連合(EU)が提訴している問題で、EUの要請に応じて紛争処理小委員会(パネル)を設置した。これにより同問題は本

ロスネフチと伊エネル、上流事業で提携

ロシア石油最大手で国営のロスネフチは11月26日、イタリアの電力大手エネルと石油・ガス田の探索・採掘・運送で緊密に提携することで合意、覚書に調印した。 \ エネルの発表によると、対象はロシア以外の地域におけるプロジェクト

欧州復興開発銀、ロシアとウクライナの穀物事業を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、穀物大手ルイ・ドレイファス・コモディティーズ(本社:オランダ・ロッテルダム)のグループ会社で穀物サイロをロシアで運営するルイ・ドレイファス・コモディティーズ・サイロスに3,050万米

ズベルバンク、従業員の1割削減

ロシア金融最大手で国営のズベルバンクは12日、リストラ計画を発表した。収益改善が狙いで、2018年までの5年間に従業員(25万人)の10%以上に当たる3万人を削減してコストを1,000億ルーブル(23億ユーロ)圧縮し、最

ガスプロム、上期は2ケタ増益に

ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムが14日発表した2013年1-6月期決算(国際会計基準、未監査)の最終利益は5,930億ルーブルとなり、前年同期比で11.1%増加した。欧州向け輸出が好調だったことが大きく、営業利益と売

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