2014/1/8

ロシア

横河電機、ヤマルLNG向け制御システムを受注

この記事の要約

横河電機は7日、ロシアのヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクト向けの制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。具体的な契約額は明らかにしていないが、ロシアの天然ガスプロジェクト向けとしては過去最高という。今回 […]

横河電機は7日、ロシアのヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクト向けの制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。具体的な契約額は明らかにしていないが、ロシアの天然ガスプロジェクト向けとしては過去最高という。今回のプロジェクトを成功させ、世界最大の天然ガス埋蔵量を誇る同国での制御事業加速を狙う。

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ヤマルLNGプロジェクトはロシア天然ガス2位のノバテクと仏トタル、中国石油天然ガス集団(CNPC)が合弁で進める大規模な資源開発プロジェクト。仏テクニップと日揮がプラント建設を受注しており、横河電機は両社の合弁会社であるヤムガズと取引する形だ。

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ヤマルLNGでは2016年に生産を開始し、18年に年産1,650万トンのフル操業に移行する予定となっている。

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なお、ロシア現地紙は昨年11月、日本とインドの2企業連合がヤマルLNGの権益を買収する方向と報じた。これによると、三菱商事と三井物産から成る企業連合と、インド石油ガス公社(ONGC)とインド石油公社(IOC)で構成する企業連合がそれぞれ5%弱を取得する予定という。

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