2014/1/8

ロシア

FESCO、日本・ロシア間の輸送拡大に意欲

この記事の要約

ロシアの運輸グループFESCO(Far Eastern Shipping Company)が日本・ロシア間の輸送拡大に意欲を示している。同社のルスラン・アリハーノフ社長兼最高経営責任者(CEO)は12月初め東京で、同社の […]

ロシアの運輸グループFESCO(Far Eastern Shipping Company)が日本・ロシア間の輸送拡大に意欲を示している。同社のルスラン・アリハーノフ社長兼最高経営責任者(CEO)は12月初め東京で、同社の顧客である日本の主要企業の代表と会談し、協力関係の強化やウラジオストク商港を経由した輸送規模の拡大などについて協議したという。

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FESCOは、トランスロシアエージェンシージャパン(東京都中央区)が提供するロシア極東沿岸までのコンテナ貨物の輸送サービス「ジャパン・トランス・シベリアン・ライン(JTSL)サービス」を活用し、日本から穀物や機器、自動車などを輸送している。

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FESCOによると、ウラジオストク商港における2013年1~9月の同社の自動車取扱量は前年同期比9.7%増の7万269台に拡大した。同時期におけるJTSLの取扱量も前年同期比33.5%増の1万1,079TEU(20フィートコンテナ換算)と大幅に伸びている。

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