国家・地方自治体

EU、北マケドニア・アルバニアとの加盟交渉開始

●加盟実現まで少なくとも数年を要する見込み ●北マケドニアに対しギリシャ、ブルガリアとも順次歩み寄り 欧州連合(EU)は19日、バルカン諸国のうち北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアとの正式な加盟交渉を開始した。両国 […]

トルコ初の原発、第4号機の建設に着手

●アックユ原発は世界で初めてBOO方式で建設 ●1基ごとの出力は1,200メガワット トルコ南部のアックユで建設中の同国初の原子力発電所で21日、4号機の建設が始まった。これにより、設置予定の全4基が着工したことになる。

トルコ中銀、7会合連続で据え置き

●政策金利14%、戦争の長期化で景気後退の可能性と指摘 ●6月インフレ率は78.6%、戦争の終結で物価上昇も鈍化と主張 トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。金

ロシア中銀が5会合連続で利下げ、政策金利8%に

●1.5ポイントの利下げ幅は市場予測を上回る ●中銀は国内の企業活動や個人消費の回復を指摘 ロシア中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を9.5%から1.5ポイント引き下げ、8%とすること

ガス管NS1再稼働も供給量を20%に削減

ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに輸送するガス管「ノルドストリーム1(NS1)」はメンテナンス作業を終了し、21日に再稼働した。ただ、供給量は容量の40%とメンテナンス前と同じ低い水準にとどめられている。25日には

政府がFSRUをシュターデとルプミンに投入

ドイツ政府は19日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を同国北西部のシュターデと北東部のルプミンに投入することを決定した。政府は計4隻のFSRU傭船契約を5月に締結。すでに2隻は北西部のヴィルヘルムスハーフェンと

フォルクスワーゲン―ディース社長を更迭―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは22日、ヘルベルト・ディース社長(63)の退任を発表した。従業員との軋轢をたびたび引き起こしてきたうえ、CASE時代のカギを握る車載OSの開発が混迷しグループ全体に大きな

ダイムラー・トラック―電気ごみ収集車の量産開始―

ダイムラー・トラックは22日、バッテリー式電気ごみ収集車「eエコミック」の量産を開始すると発表した。同社がごみ収集車の電気自動車(BEV)モデルを量産するのは初めて。特殊トラック事業の統括責任者は、市町村は炭素中立の車両

ドイチェ・ギガネッツ―ドイツ銀の資産運用子会社が出資―

ドイツ国内で光ファイバー通信網の構築を進めるドイチェ・ギガネッツは22日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSが同社に資本参加すると発表した。出資額と出資比率は明らかにしていない。取引の成立には欧州連合(EU)欧州委員会の承

バス製造大手ソラリス、スペインに電気バス供給

●「ウルビーノ12」4台と充電インフラを23年5月末までに納品 ●ソラリスはスペインの約30都市に電気バスを供給 ポーランドのバス製造大手ソラリスは19日、スペインの首都マドリードの公共交通会社EMTブエンラブラダと、電

ハンガリーとセルビア、グリーン水素分野で提携

●グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換 ●セルビアはエネルギー転換に向けハンガリーのノウハウを活用 ハンガリーとセルビアは25日、グリーン水素分野における提携で基本合意を結んだ。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送

チェコ議会、使い捨てプラ製品禁止規定を可決

●同法案は昨年、当時のバビシュ政権が議会に提出していたもの ●EU指令に則り国内で施行 チェコ議会はこのほど、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の製造販売を禁止する法案を可決した。前バビシュ政権が昨年、同法案を議会に

仏電力公社の再国有化、政府は97億ユーロ投入

仏政府は19日、国内電力最大手フランス電力公社(EDF)を完全国有化する計画の詳細を発表した。株式公開買い付け(TOB)で、政府が保有していない株式を総額97億ユーロで買い取る。 政府はEDFの株式84%を保有している。

英政府、新たな原発建設を承認

英政府は20日、イングランド東部のサフォーク州に新たな原子力発電所を建設する計画を承認したと発表した。エネルギーの安定供給に向けたもので、同州サイズウェルに出力3.2ギガワットの原発を設置する。 「サイズウェルC」と呼ば

英インフレ率、6月は9.4%まで上昇

英政府統計局(ONS)が20日に発表した6月のインフレ率は前年同月比9.4%だった。前月の9.1%から0.3ポイント上昇し、1982年2月以来、約40年ぶりの高水準に達した。 物価は世界的に上昇しているが、英国はG7 で

ロシア中銀が5会合連続で利下げ、政策金利8%に

ロシア中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を9.5%から1.5ポイント引き下げ、8%とすることを決めた。利下げは5会合連続。市場は0.5ポイントの下げ幅を予想していた。物価の上昇ペースが

チェコ議会、使い捨てプラ製品禁止法案を可決

チェコ議会はこのほど、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の製造販売を禁止する法案を可決した。前バビシュ政権が昨年、同法案を議会に提出していたが、任期内に議決に至らなかった。欧州連合(EU)指令に則り、国内で施行する。

トルコ中銀、7会合連続で据え置き

トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。金利据え置きは7会合連続。ウクライナ戦争が終わることで物価の上昇も鈍化するとの見方を繰り返す一方、戦争の長期化が世界的な経

ECBが11年ぶり利上げ、政策金利0.5%に

欧州中央銀行(ECB)は21日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは11年ぶり。ユーロ圏ではロシアのウクライナ侵攻などの影響で景気悪化の懸念が高まっているが、ECBは物価の急上

6月のユーロ圏インフレ率、確定値も過去最高の8.6%

EU統計局ユーロスタットが19日に発表した6月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.6%だった。前月の8.1%から大きく拡大し、統計を開始した1997年以降の最高記録を更新し

EU、北マケドニア・アルバニアとの加盟交渉開始

EUは19日、バルカン諸国のうち北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアとの正式な加盟交渉を開始した。両国は何年も前に加盟候補国と認定されながら、次のステップとなる加盟交渉開始が見送られていた。EU加盟に向けて大きく前進

ドラギ首相辞任で伊議会解散、9月25日に総選挙へ

イタリアのマッタレッラ大統領は21日、ドラギ首相の辞表提出を受け、上下両院の解散を表明した。2023年春に予定されていた総選挙は9月25日に前倒しで実施される。 マッタレッラ氏は声明で、議会解散は「最後の選択肢だった」と

独ユニパーを半国有化、調達コスト上昇分は今秋から転嫁

ドイツ政府は22日、エネルギー大手ユニパーを救済すると発表した。国内のエネルギー供給で重要な役割を果たす同社が経営破たんすると経済や社会生活に深刻な影響が出ることから、出資や融資支援を行い底支えする。調達コストの膨張が天

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲介案を賛成多数で承認した。これによって加盟国ブルガリアが北マケドニア加盟への反対を取り下げ、加盟交渉が開

クロアチアのユーロ導入が正式決定、来年1月から流通開始

欧州連合(EU)は12日に開いた財務相理事会で、クロアチアの欧州単一通貨ユーロの導入を最終承認した。クロアチアは20カ国目のユーロ参加国となり、2023年1月1日からユーロの流通が開始される。 ユーロ導入には前段階である

ポーランドのソラリス、国内初の燃料電池バスを納入

●同国では今後、燃料電池バスを導入する自治体が増える見込み ●同社の燃料電池バスはすでに伊、独、オランダ、西で運用 ポーランドのバス製造大手ソラリスは11日、同国のコニン市の公共交通事業者ミースキエ・ザクラディ・コムニカ

伊商用車大手イベコ、ロシアから撤退

●トラック製造のイベコAMTの保有株33%を現地合弁相手に譲渡 ●イベコは2月のウクライナ戦争開始以降、合弁事業を停止 伊商用車大手のイベコはロシアの合弁事業を解消し、同国から撤退する。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置

独フィースマン、ポーランドにヒートポンプ工場

●ヒートポンプは外部地域へのエネルギー依存度引き下げに貢献 ●同社は2億ユーロ強をレグニツァの新工場に振り向ける 暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクラ

ルーマニア、ウクライナへの新架橋を計画

●ティサ川の架橋プロジェクト、投資額は約3,000万ユーロ ●ウクライナ難民の増加と同国のEU加盟を視野に入れたもの ルーマニア北部のマラムレシュ県議会はこのほど、ウクライナとの国境をなすティサ川の新架橋プロジェクトに署

エネルギー高騰で企業が従業員支援

エネルギー価格高騰などの直撃を受ける従業員への支援をドイツ企業の過半数が行っていることが、Ifo経済研究所が4-6月期に実施したアンケート調査で分かった。政府は市民への支援策を実施しているものの、高インフレによる実質所得

ポーランド6月インフレ率15.5%、4カ月連続で上昇

●中銀はこれまで10回の利上げを実施 ●アナリストはインフレの高止まりを予想 ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した6月の消費者物価指数は前年同月比で15.5%上昇し、上げ幅は前月から1.6ポイント拡大した。イン

ガス・電力高騰で企業支援開始

ロシアのウクライナ進攻に伴う天然ガス・電力価格高騰の直撃を受けるエネルギー集約型企業などを対象とする支援をドイツ政府が開始した。経済・気候省傘下の連邦経済・輸出監督庁(BAFA)は15日、支援申請の受付窓口をサイト上に開

ハンガリー中銀が14会合連続で利上げ、政策金利9.75%に

●昨年6月からの上げ幅の合計は9.15ポイントに上る ●アナリストは今秋に金利が11.75%まで上がる可能性を指摘 ハンガリー中央銀行は13日、政策金利を2ポイント引き上げ、9.75%にすると発表した。利上げは14会合連

セルビア、アゼルバイジャンとガス調達で交渉

●IGBに連結完了の来年9月の調達開始を予定 ●セルビアは天然ガスを100%ロシアに依存 セルビアが天然ガスの調達でアゼルバイジャンと交渉を進めている。ミハイロヴィッチ・エネルギー相が12日明らかにしたもので、自国とブル

クロアチアのユーロ導入が正式決定、来年1月から流通開始

●クロアチアは20カ国目のユーロ参加国となる ●通貨クーナとユーロの為替レートは1ユーロ=7.5345クーナに 欧州連合(EU)は12日に開いた財務相理事会で、クロアチアの欧州単一通貨ユーロの導入を最終承認した。クロアチ

石炭と焼却ごみを炭素税の対象に

ドイツ政府は13日の閣議で、燃料排出量取引法(BEHG)改正案を了承した。交通と暖房部門で同国が独自導入している炭素税の徴収対象を来年から石炭と焼却ごみにも拡大する。 エネルギー業界やエネルギー集約型の製造業は2005年

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

●隣国ブルガリアとの対立解消に向けた仏の仲介案を議会が承認 ●ブルガリアは6月に拒否権取り下げの決議を採択 欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランス

ボッシュ―半導体に30億ユーロ投資―

IoT大手の独ボッシュは13日、半導体事業の強化方針を打ち出した。市場の拡大が見込まれるほか、欧州連合(EU)が同産業の育成に重点的に取り組んでいることを受けた措置。EUの「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IP

ユニパー―政策金融機関の全融資枠を利用へ―

ロシア産天然ガスの供給削減で資金繰りが急速に悪化している独エネルギー大手ユニパーは18日、政策金融機関KfWの全融資枠20億ユーロを利用することを申請したと発表した。親会社であるフィンランド国有同業のフォータムが提供した

フィースマン―ポーランドにヒートポンプ工場―

暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクライナ侵攻を受け、外部地域へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が欧州で急速に高まっていることから、それに貢献するヒ

オミクロン株対応ワクチン、今秋に接種開始

ドイツ連邦保健省は15日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を今秋に開始する見通しを明らかにした。少なくとも2種類を提供する。 現在の新型コロナワクチンは武漢で見つかった野生株に基づいて開発された。

リトアニア、カリーニングラード輸送制限を強化

リトアニアが11日、自国領を通ってロシア本国とロシアの飛び地領カリーニングラード州との間を行き来する貨物の取締りを強化した。EUの対ロシア制裁の厳格化に伴うもので、新たにコンクリート、木材、アルコール、アルコールベースの

ハンガリー中銀が14会合連続で利上げ、政策金利9.75%に

ハンガリー中央銀行は13日、政策金利を2ポイント引き上げ、9.75%にすると発表した。利上げは14会合連続。昨年6月からの上げ幅の合計は9.15ポイントに上る。ウクライナ戦争によりインフレの上振れリスクが高まる中、物価の

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