ハンガリーMOL、エニのチェコ・スロバキア下流事業を買収
中欧石油最大手のハンガリーMOLは7月31日、イタリア同業のエニから「アジップ」ブランドのガソリンスタンドを含むチェコとスロバキアの下流事業買収を完了したと発表した。これにより小売網を11カ国1,900店舗に拡大。中東欧 […]
中欧石油最大手のハンガリーMOLは7月31日、イタリア同業のエニから「アジップ」ブランドのガソリンスタンドを含むチェコとスロバキアの下流事業買収を完了したと発表した。これにより小売網を11カ国1,900店舗に拡大。中東欧 […]
ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社ウニペトロルに対し、チェコのエネルギー大手EPHと投資会社PPFが共同買収提案を行ったもようだ。チェコ経済紙『ホスポダーシュスケー・ノヴィニ』が7月28日、匿名筋の情報として
ドイツ連邦統計局が7月30日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.2%増(暫定値)となり、上げ幅は前月の0.3%から縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.9%から6.2%に拡大
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月30日発表した2015年4-6月期(第3四半期)の継続事業の利益は前年同期比7%減の12億4,500万ユーロへと落ち込んだ。管理部門と火力発電設備部門を中心に従業員1万3,500
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が7月29日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBITDA、調整前)は前年同期比33.2%増の28億9,900万ユーロと大幅に伸びた。ユーロ安が強力な追い風
独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハル(カッセル)は7月31日、バルト海ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張計画に参加することで、同パイプラインを主導する露ガスプロムと基本合意した。独エーオン、オー
独航空大手のルフトハンザ(フランクフルト)が7月30日発表した2015年1-6月期(上半期)の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比162.9%増の4億6,800万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安のほか、石油価格の下
アイルランドに本社を置く石油ガス開発会社のサンレオン・エナジーは22日、ポーランドのシェールガス採掘事業の大半から撤退することを明らかにした。6月にまとめた新たな長期事業戦略に基づくもの。これによってコストの大幅削減によ
ロシア最大手銀行のズベルバンクは22日発表したレポートで、国営ガス会社ガスプロムの今年の生産量が過去最低水準になるとの見通しを示した。輸出の落ち込みに加え、7月からのウクライナへの輸出停止や市場価格の下落などを背景に、生
ドイツ連邦統計局が27日発表した2015年6月の輸入物価指数は前年同月比1.4%減となり、下げ幅は2カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーの下落率が前月の21.2%から23.9%に拡大。エネルギーを除いたベースでは
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前年同期比2%増の20億4,300万ユーロと小幅な伸びにとどまった。石油価格の下落
スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が23日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の新規受注高は前年同期比15%減の89億9,600万ドルと大きく落ち込んだ。決算通貨であるドル相場の上昇や、顧客の石油・天然ガス採掘業
電子制御システムや自動化機器の大手メーカーである米ハネウエルは28日、ガス、電力、水道メーター製造の独エルスターを英国の投資会社メルローズ・インダストリーズから買収すると発表した。エルスターを起点に当該分野で新たな買収を
化学大手の独BASF(が24日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は12億6,500万ユーロとなり、前年同期から横ばいだった。石油価格の下落と世界経済の減速が響き、利益が伸び悩んだ。売上高は3%増の19
アイルランドに本社を置く石油ガス開発会社のサンレオン・エナジーは22日、ポーランドのシェールガス採掘事業の大半から撤退することを明らかにした。6月にまとめた新たな長期事業戦略に基づくもの。これによってコストの大幅削減によ
仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは20日、産業用ソフトウエア大手の英アヴィバを買収することで合意したと発表した。自社のソフト部門と統合させる形で実施する。 合意によると、まずアヴィバがシュナイダーのソ
ドイツのガブリエル経済相は19~21日の3日間、イランを訪問した。核開発問題をめぐる同国と欧米など6カ国の最終合意成立後にイランを訪れた西側の閣僚は同経済相が初めて。訪問中はロウハニ大統領などと会談し、人権やイスラエル問
ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年6月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き低下した。エネルギーが4.4%減となり、全体が強く押し下げられた格好で、エネルギーを除いたベースでは下落率が0
ロシア政府は16日、極東地域のインフラ整備を進める政令にメドベージェフ首相が署名したと発表した。総額138億ルーブル(約2億4,200万米ドル)を投じて鉱工業関連のインフラを近代化し、経済発展を加速させる。年内に27億ル
ドイツ連邦統計局は14日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.3%、前月比がマイナス0.1%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ月
ドイツ連邦統計局が10日発表した2015年6月の卸売物価指数は前年同月比で0.5%低下した。下げ幅は前月の同0.4%をやや上回ったものの、同2%台に上っていた昨年12月から今年2月にかけてと比べると大幅に縮小している。石
イランの核兵器開発阻止に向けて米英仏露中独の6カ国が同国と進めてきた協議で14日、最終合意が成立した。これにより欧米の対イラン経済制裁は段階的に解除される見通しとなり、ドイツの経済界には同国事業拡大への期待感が広がってい
化学・製薬業界の大卒社員と管理職が加入する組合VAAが組合員を対象に実施した最新のアンケート調査で、これまで評価の高かったベーリンガー・インゲルハイムが順位を大きく落としたことが分かった。同調査結果を入手した『フランクフ
オランダの公益大手であるアリアンダー、ステッディン、デルタ、ウェストランドの4社は7日、スロベニアのイスクラエメコ(Iskraemeco)とデンマークのフロニダン(Flonidan)から成る企業連合と、東芝のスイス子会社
ロシア国営ガスプロムの子会社サウスストリーム・トランスポートは9日、トルコ向け天然ガスパイプライン「ターキッシュストリーム」の敷設に向けて伊石油プラント大手サイペムと締結した契約を破棄したと発表した。「技術的・商業的な問
ロシアの国営石油会社ロスネフチは8日、インドの石油大手エッサールと長期原油供給契約を締結したと発表した。エッサールのヴァディナール製油所に10年間で1億トンを供給する。また、同契約の一環で、ロスネフチがヴァディナール精油
ロシア直接投資基金(RDIF)のドミトリエフ総裁はこのほど、サウジアラビアの政府系ファンドである公共投資基金(PIF)によるロシアへの100億米ドル規模の投資計画について、インフラ整備や小売、ロジスティックス、農業、医療
オーストリア政府は6日、英国の原子力発電所新設事業に対する同国政府の公的支援をEUが承認したのは不当として、欧州司法裁判所に提訴したと発表した。反原発派のオーストリアは、原発新設はEU全体の利益とならず、これに対する補助
ロシアの国営石油会社ロスネフチは8日、インドの石油大手エッサールと長期原油供給契約を締結したと発表した。エッサールのヴァディナール製油所に10年間で1億トンを供給する。また、同契約の一環で、ロスネフチがヴァディナール精油
メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU=)など独与党3党の党首は2日、エネルギー・環境政策の基本方針で合意した。同国の再生可能エネルギー拡充政策(エネルギー転換政策)に伴う問題を解決するとともに、二酸化炭素(CO2)排
ウクライナの国営ガス輸送会社ウクルトランスガスは1日、ロシアからの天然ガス輸入を停止したと発表した。同国とロシアの間で行われていた天然ガス価格の改定交渉が6月30日に決裂したことを受けたもので、国営ガス会社ナフトガスは、
アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)がルーマニアにおける給油所数の拡大を検討している。南東欧経済誌『ジュドオストオイローパアクトゥエル』が1日、同社幹部の話として報じたもので、今年末までに3~4カ所の給油所を増設。来年
EUは6月30日、加盟国のEU大使で構成する常駐代表委員会(COREPER)を開き、中規模燃焼施設から排出される大気汚染物質を規制する指令案の内容で合意した。石油精製所などの大規模燃焼施設についてはすでに汚染物質の排出規
英石油大手BPは2日、2010年に起きた米メキシコ湾の原油流出事故の責任問題で、米連邦政府と湾岸5州に総額187億ドルの和解金を支払うことで合意したと発表した。米国で企業が払う和解金としては過去最大規模となる。 BPは1
ウクライナの国営ガス輸送会社ウクルトランスガスは1日、ロシアからの天然ガス輸入を停止したと発表した。同国とロシアの間で行われていた天然ガス価格の改定交渉が6月30日に決裂したことを受けたもので、国営ガス会社ナフトガスは新
・トラック走行料金の課金対象区間が拡大。新たに4車線以上の一般国道、合わせて1,100キロメートルに適用(これまでは課金対象となる一般国道が1,200キロだった) ・公的年金支給額引き上げ。上げ幅は東部地区で2.5%、西
電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツ本国に風力発電用風車工場を設置する。再生可能エネルギーの普及加速に向けた「エネルギー転換政策」を受けて風車需要の拡大が見込めるためで、9月に正式決定する予定。ジョー・ケーザー社長
欧州連合(EU)の欧州委員会は6月29日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランドの買収計画を承認したと発表した。当初は競争法上の懸念を示していたが、問題がないことが判明したため、無条件
ロシアが欧州連合(EU)向けの天然ガス政策を見直す姿勢を見せている。国営ガスプロムは6月28日、関係が悪化していたウクライナ側と新たな輸送契約に関して交渉する用意があると表明した。現行契約が失効する2019年末に同国経由
ポーランドの石油精製最大手PKNオルレンのクラヴィエツ社長は6月23日、北米での上流(探鉱・開発・生産)事業の拡大に向けて、年内に新たな買収を計画していることを明らかにした。上流事業を手掛ける北米企業の多くが原油価格下落
ガスプロムの電力子会社ガスプロムエネルゴはこのほど、ガスプロムグループのセルビア石油最大手NISと合弁会社を設立したと発表した。同社を通じて首都ベオグラード近郊のパンチェボに、ガス火力発電所を設置する。年内の着工、201
ロシア石油最大手で国営のロスネフチが6月26日発表した2015年1-3月期の純利益は560億ルーブル(約9億920万ユーロ)となり、前年同期を実質で30.2%上回った。売上高は原油価格の下落が響き、6.3%減の1兆2,8
ロシア国営ガス会社のガスプロムは、中国向けガスパイプライン「シベリアの力(旧称:東ルート)」の敷設事業に今後3年で4,800億ルーブル(約88億ドル)を投資する計画だ。国営ロシア通信(RIA)が6月25日、アンドレイ・ク
ロシア国営ガス会社ガスプロムは先ごろ、サンクトペテルブルク経済フォーラムで英蘭系ロイヤルダッチシェルと戦略的な連携関係を推進していくことで合意したと発表した。新たな市場の開拓などを目指し、資産交換などを通じた協力を進める