2015/7/8

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

アゼルバイジャン国営石油、ルーマニアのスタンド網拡大へ

この記事の要約

アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)がルーマニアにおける給油所数の拡大を検討している。南東欧経済誌『ジュドオストオイローパアクトゥエル』が1日、同社幹部の話として報じたもので、今年末までに3~4カ所の給油所を増設。来年 […]

アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)がルーマニアにおける給油所数の拡大を検討している。南東欧経済誌『ジュドオストオイローパアクトゥエル』が1日、同社幹部の話として報じたもので、今年末までに3~4カ所の給油所を増設。来年はさらに10カ所の給油所を開設する計画だ。

SOCARは現在、ルーマニア国内に32の給油所を持つ。同社のバイヤルバヨフ副社長代理は、最終的には給油所数を150~200まで増やしてルーマニア全土で事業を拡大する意向を示した。とりわけブカレストと北部地域での事業に関心があるという。

SOCARの昨年のルーマニア事業の売上高は前年比28%増となる1億6,600万ユーロ。同国での競合相手には墺OMVペトロルのほか、カザフスタンのロムぺトロル、ハンガリーMOL、ロシアのルクオイルがある。