証券

エアバス―3Dプリンター製自動車メーカーに出資―

欧州航空宇宙大手のエアバス(蘭ライデン)は17日、6カ月前に設立した同社のベンチャーキャピタルファンド「エアバス・ベンチャーズ)」が3Dプリンター製自動車メーカーの米ローカル・モーターズに資本参加したと発表した。エアバス […]

RWE―新会社の株式公開益を再可エネに投資―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は13日、再生可能エネルギー、送配電、販売の3事業を分社化したうえで実施する新規株式公開(IPO)に関して、公開益の50%強を再可エネ事業の強化に充てる方針を明らかにした。再可エネプロ

ビルフィンガー―高収益事業の売却検討へ―

経営不振の独建設大手ビルフィンガー(マンハイム)は13日、建築・ファシリティマネジメント部門のうち収益力が高い建築、ファシリティ・サービス、不動産の計3事業売却を検討すると発表した。同3事業の買収を複数の企業が打診してい

ランクセス―買収を検討―

化学大手の独ランクセス(ケルン)が買収を検討している。事業の多角化を推し進め、景気変動の影響を緩和できる経営体制を構築することが狙い。合成ゴム事業の合弁化で得られる資金を買収に投じる意向だ。マティアス・ツァッハルト社長が

スタトイル、スウェーデン石油会社に12%出資

ノルウェー国営石油会社スタトイルは14日、スウェーデン同業のルンディン・ペトロリアムの株式11.9%を46億スウェーデンクローナ(約4億9,500万ユーロ)で取得したと発表した。石油業界が原油安の進行で厳しい状況にある中

RWE、新会社の株式公開益を再可エネに投資

独エネルギー大手のRWEは13日、再生可能エネルギー、送配電、販売の3事業を分社化して新規株式公開(IPO)を実施する計画について、調達した資金の50%強を再可エネ事業の強化に充てる方針を明らかにした。再可エネプロジェク

クラウス・マッファイ―中国化工集団が買収―

射出成型機械製造の独クラウス・マッファイ(ミュンヘン)は11日、中国化工集団(ケムチャイナ)がカナダの投資会社オネックスから同社を買収すると発表した。化学機械分野の競争力を強化する狙い。取引金額は9億2,500万ユーロで

セントロサーム・フォトボルテイクス―創業者が買い戻し―

太陽電池製造装置メーカーの独セントロサーム・フォトボルテイクス(ブラボイレン)は8日、同社株80%を管理するソル・フトゥラ・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフトが保有する全株式を投資会社ソーラーパーク・ブラオタールに売却

ブレイン―IPOを計画―

産業用バイオテクノロジー企業の独ブレイン(ツヴィンゲンベルク)は5日、新規株式公開(IPO)方針を発表した。市場資金を調達して開発中の製品の市場投入を加速する考え。ユルゲン・エック社長は『フランクフルター・アルゲマイネ』

デポジット・ソリューション―ペイパル創業者が出資―

独フィンテック(ITを活用した新しい金融サービス事業者)のデポジット・ソリューション(ハンブルク)は8日、米決済サービス大手ペイパルの共同創業者であるピーター・ティール氏が同社に資本参加すると発表した。ティール氏がドイツ

IPOの総額、昨年は07年以来の規模に

監査法人大手プライス・ウォーターハウス・クーパース(PwC)によると、ドイツ市場で昨年、新規株式公開(IPO)を実施した企業15社が調達した市場資金は約70億ユーロで、2007年以来の大きな規模に達した。10億ユーロ超の

コメルツ銀行―ルクセンブルクの資産管理会社を売却―

独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は12月16日、ルクセンブルクの富裕層向け資産管理子会社Cisal(コメルツバンク・インターナショナル・S.A.ルクセンブルク)をスイス同業ユリウス・ベアに売却することで合意した

ドイツ銀行―中国の華夏銀行から資本撤退―

ドイツ銀行(フランクフルト)は12月28日、中国・華夏銀行の株式19.99%を現地の損保大手PICC中国人民財産保険に売却することで合意したと発表した。売却益は簿価(30億ユーロ)を上回る32億~37億ユーロとなる見通し

フィンテックへの投資、決済と融資仲介に集中

ITを活用した金融分野のスタートアップ企業であるフィンテックへの投資は決済と融資仲介(クラウドインベスティング)の2分野に集中している。バルコフ・コンサルティングのデータをもとに『南ドイツ新聞(SZ)』が報じた。両分野で

コメ銀がドイツ銀などに損賠請求

独コメルツ銀行がドイツ銀行など4行を相手取って12月下旬に米国で裁判を起こしたことが分かった。4行から購入した住宅ローン担保証券(RMBS)の価値が2008年の金融危機で急落し巨額の損失を受けたことから、損害賠償の支払い

ドイツ銀行、中国・華夏銀行から資本撤退

ドイツ銀行は12月28日、保有する中国・華夏銀行の株式19.99%を現地の損保大手PICC中国人民財産保険に売却することで合意したと発表した。売却益は簿価(30億ユーロ)を上回る32億~38億ユーロとなる見通しで、ドイツ

ダイアログ・セミコンダクター―売上予測引き下げ―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は15日、2015年10-12月期(第4四半期)の売上高を従来見通しの4億3,000万~4億6,000万米ドルから3億9,000万~4億ドルへと下方修正した。携

メルク―電子素材のスタートアップ買収―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は14日、電子素材の開発を手がける米スタートアップ企業、オーメット・サーキットへの出資比率を引き上げ完全子会社化したと発表した。半導体向け素材事業を強化することが狙い。買収金額は公表

ボルクヴァルト―5年後をめどにIPO―

今年54年ぶりに本格的に復活したドイツの自動車メーカー、ボルクヴァルト・グループ(シュツットガルト)が新規株式公開(IPO)を視野に入れている。業界紙『オートモビルボッヘ』が13日報じ、同社が追認したもので、5年後をめど

ローデンストック―新たな投資家が出資―

眼鏡製造の独ローデンストック(ミュンヘン)は9日、英投資会社コンパス・パートナーズが同社に資本参加すると発表した。ローデンストックは2007年、独投資会社ブリッジポイントに買収されており、新たな大株主を得たことになる。出

独企業の大半がデジタル化を肯定評価

ドイツ企業の96%がデジタル化を事業のチャンスと考えていることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が10日に発表したアンケート調査結果で分かった。その一方で、競合に比べてデジタル化が遅れているとの回答も56%と多く、B

ピケティ理論は当てはまらず、独で中間層の資産比率が拡大

「富める者がますます豊かになり中間層から貧困層に転落する人は増加する」としたフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の理論はドイツに当てはまらない――。与党・キリスト教民主同盟(CDU)系のシンクタンク、コンラート・アデナウア

仏海運大手CMA、シンガポールのNOLを買収

仏海運大手のCMA-CGMは7日、シンガポール同業ネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)を買収すると発表した。NOLの親会社であるシンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスが保有する株式約67%を取得する

デュル―ソフト企業買収でI4.0分野を強化―

塗装装置など生産設備を手がける独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は4日、ソフトウエア製造開発の独iTACソフトウエアを複数の投資会社から完全買収したと発表した。インダストリー4.0(I4.0)の分野でノウハウを強

エダック―株式市場にデビュー―

自動車の設計・開発サービスを手がけるエダック(スイスのアルボン)は2日、独フランクフルト市場で新規株式公開(IPO)を実施した。初値は売出価格(19ユーロ)を上回る19.55ユーロで、終値も22ユーロと好調だった。 完全

JABホールディング―カプセルコーヒーの米キューリグを買収―

独富豪ライマン家の投資会社JABホールディング(ルクセンブルク)は7日、同社を中心とするコンソーシアムがカプセルコーヒー大手の米キューリグ・グリーン・マウンテンを買収すると発表した。JABは近年、買収を通してコーヒー事業

シュタインホフ―フランクフルトでIPO―

世界的な家具製造販売事業者である蘭シュタインホフ・インターナショナル・ホールディングスは7日、独フランクフルト市場で新規株式公開(IPO)を実施した。初値は5ユーロで、時価総額は約190億ユーロと大きい。浮動株比率が約7

ドイツ銀行―「ロボット・アドバイザー」サービスを開始―

独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)は7日、同行のオンライン投資プラットホーム「マックスブルー」で「ロボット・アドバイザー」サービスを開始すると発表した。各投資家に最適の投資ポートフォリオをアルゴリズムを利用して自

バイエルから分離のコベストロがMDAX採用に

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最上位のDAXに次ぐ株価指数であるMDAXにはバイエルから法的に分離・独立し10月に新規株式公開(

スタトイル、アドリア海横断パイプラインから撤退

ノルウェーの国営石油会社スタトイルは1日、アドリア海横断パイプライン(TAP)プロジェクトからの撤退を明らかにした。同社が保有する特定目的会社の株式20%をイタリアのガス会社スナムに1億3,000万ユーロで売却する。 T

欧州委が目論見書の規制緩和提案、中小企業の資金調達支援で

欧州委員会は11月30日、EUの企業が有価証券を発行する際に投資家に提示する目論見書に関する規制の緩和を提案した。域内資本市場の活性化によって企業が資金調達しやすい環境を整える「資本市場同盟」構想の一環となるもので、中小

RWEが再可エネ事業など分社化、来年末までにIPO

独エネルギー大手のRWEは1日、再生可能エネルギー、送配電、販売事業を分社化した上で、新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。将来性の高い事業の上場によりRWE本体の財務を増強し、原発廃炉の費用をねん出する意図がある

欧州中銀が追加金融緩和決定、国債購入期間の延長など

欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例政策理事会で、デフレ回避策として追加の金融緩和を決めた。国債などを買い取る量的緩和の実施期間を延長するほか、民間金融機関が手元資金をECBに預け入れる際の金利(中銀預金金利)のマイ

RWE―再可エネ事業などを子会社化、来年末までにIPO―

エネルギー大手の独RWEは1日、再生可能エネルギー、送配電、販売事業を分社化したうえで新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。将来性の高い事業を株式市場にデビューさせて配当を受け取ることでRWE本体の財務力を向上。原

アーマセル―投資会社ブラックストーンなどが買収―

米投資会社ブラックストーンとデンマーク同業のKIRKBIは11月30日、ルクセンブルクに本社を置くドイツ系の断熱材メーカー、アーマセルを英投資会社チャーターハウスから買収すると発表した。チャーターハウスは2年前にアーマセ

ヴォノヴィア―大型買収計画を株主が承認―

独住宅不動産市場トップのヴォノヴィア(旧ドイチェ・アニントン、デュッセルドルフ)は1日、同2位のドイチェ・ヴォーネンに対する株式公開買い付け(TOB)計画を正式発表した。11月30日の臨時株主総会で株主の承認を取得。TO

オッド―独英系同業BHFを買収へ―

仏プライベートバンクのオッド(パリ)は11月27日、ベルギーに本社を置く独仏系の金融機関BHFクラインオート・ベンソンに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。オッドは同株をすでに21.6%保持するうえ、大株主2

タランクス

保険大手の独タランクスは11月24日、国内の従業員削減に向け従業員代表と交渉を開始したと発表した。同社は国内市場の低迷を背景に業績が低迷していることから、業務のデジタル化を推進。個人・企業向け事業の従業員およそ5,000

ハンガリー、ブダペスト証取を国有化

ハンガリー中央銀行は11月24日、ブダペスト証券取引所(BSE)を再国有化すると発表した。金融業界の外資比率を引き下げる政府の方針に沿うもので、中銀はプラハとリュブリャナで証券取引所を運営するCEE証券取引所グループ(C

EBRD、RBIのウクライナ子会社に出資

欧州復興開発銀行(EBRD)は11月26日、中東欧を主力市場とするオーストリア銀行大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)のウクライナ子会社、ライファイゼンバンク・アヴァル(RBA)の第三者割当増資を引き受

金融指標の規制案、EU3機関が基本合意

欧州議会とEU加盟国、欧州委員会の3者は25日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)をはじめとする主要な金融指標に対する規制を強化する法案の内容で基本合意した。監視体制を強化して指標の安定性と信頼性を高め、金利指標の不正

仏オッド、独英系BHFを買収へ

仏プライベートバンクのオッドは27日、ベルギーに本社を置く独仏系の金融機関BHFクラインオート・ベンソンを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。BHFに21.6%を出資するオッドは、大株主2社から計28.7%を

自動車部品の独ヘラー、卸売事業を強化

自動車照明・電子部品製造大手の独ヘラーは24日、デンマークとポーランドの卸売り子会社を完全買収すると発表した。卸売事業の強化が狙いで、買収する2社を北欧・東欧の卸売事業を統括する傘下のノルディック・フォーラムズに統合する

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