国家・地方自治体

20年のEU新車販売23.7%減、コロナで過去最大の下げ幅に

欧州自動車工業会(ACEA)が19日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2020年の新車乗用車の販売(登録)台数は994万2,509台となり、前年から23.7%減少した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1990年 […]

12月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.3%

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2020年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%だった。物価下落は5カ月連続。9月からマイナス0.3%となっている

独がコロナ規制を強化、店舗での医療用マスク着用義務化など

ドイツ政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置を延長・強化すると発表した。12月中旬に開始した本格的なロックダウンの効果で新規感染者数は減少しているものの、従来のウイルスより感染力の高い変異種が出現した

伊議会がコンテ内閣信任、政権崩壊は回避

イタリアの議会上院(定数321)は19日、コンテ内閣の信任投票を実施、賛成多数で信任した。下院も前日に賛成多数で信任しており、ひとまず政権崩壊は回避された。ただ、連立与党は上院で過半数に達しておらず、今後はどれだけ野党や

ユーロ圏の貿易収支、11月は258億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2020年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は258億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の202億ユーロから拡大した。輸出が1.0%減の1,96

水素経済実現へ、政府がプロジェクト支援に7億ユーロ

ドイツ連邦教育・研究省(BMBF)は13日、環境に優しい「グリーン水素」の実用化に向けて計3件のプロジェクトを支援すると発表した。同国は炭素中立目標の達成に向けて国内で水素経済を実現するとともに、グリーン水素に関連する技

ロシア、外国の通信衛星の利用禁止を検討

ロシア連邦議会が外国のプロバイダーを経由したインターネットの利用に罰金を科す法案を検討している。同規制の導入は国家安全保障を理由としたものだが、国民がスペースXやワンウェブといった外国の事業者を利用することで、政府による

20年GDP5%縮小、マイナス成長幅は戦後2番目に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2020年の国内総生産(GDP、速報値)は物価調整後の実質で前年比5.0%減となり、11年ぶりに縮小した。成長率は金融・経済危機の最中にあった2009年(-5.7%)に次いで戦後2番目に低

ツイッター、トルコで広告枠販売禁止

トルコ政府は19日、米ツイッターに広告枠の販売を禁止した。10月発効のソーシャルメディア法に違反し、トルコ国籍の代理人を置いていないことが理由だ。傘下の動画ライブ配信アプリ「ペリスコープ」、画像共有サービス「ピンタレスト

ハンガリー、新型コロナワクチンを中国から調達

ハンガリー政府は14日、中国の医薬品卸最大手で国営の国薬控股(シノファーム)と新型コロナワクチンの調達で合意したと発表した。経済への影響緩和に向けてワクチン接種を加速する狙い。加盟国のワクチン共同調達を調整する欧州連合(

与党CDUがNRW州首相を党首に選出

独メルケル首相が所属する中道右派の大政党、キリスト教民主同盟(CDU)の党大会が15日から2日間、実施され、国内最大州ノルトライン・ヴェストファーレンのアーミン・ラシェット州首相が新党首に選出された。ラシェット氏は協調を

スロバキア、新型コロナの大規模検査を再び実施

スロバキア政府が18日、15~65歳の全国民を対象とする新型コロナ抗原検査を開始した。同国における大規模検査は昨秋に続いて2度目。入院患者数を減らし、医療崩壊を防ぐ目的だ。外出禁止措置(ロックダウン)の延長と組み合わせる

ルーマニアが予想外の利下げ、主要政策金利1.25%に

ルーマニア中央銀行は15日の臨時金融理事会で、市場予想に反し、主要政策金利を従来の1.5%から1.25%へ引き下げることを決定した。利下げは新型コロナの流行が始まってから4回目。低インフレや、他の中東欧諸国の中銀がさらな

シーメンス―エジプト初の高速鉄道を受注―

電機大手のシーメンスは14日、エジプト初の高速鉄道を建設することなどで同国政府と基本合意したと発表した。競合の仏アルストム、中国中車(CRRC)に競り勝って受注を獲得した。シーメンスは2015年にエジプト政府から受注した

トルコで中国製ワクチンの接種開始、医療関係者など優先

トルコ政府は14日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認し、大規模接種を開始した。当初は医療関係者と感染すると重篤化する恐れがある人を優先して接種する。

宿泊・飲食業界売上、昨年は38%減少

ドイツ連邦統計局は19日、宿泊・飲食業界の売上高が昨年は物価調整後の実質で前年を推定38%下回ったと発表した。コロナ禍とそれに伴うロックダウン(都市封鎖)の直撃を受けた格好。独ホテル・飲食店連盟(DEHOGA)のイングリ

アゼルバイジャンとアルメニアが交通インフラ整備で合意

ロシアのプーチン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相が11日にモスクワで会談し、カフカス地域の交通インフラ連動を強化することで合意した。昨年11月10日のナゴルノ・カラバ

ロシア、新型コロナワクチン接種の対象を一般国民に拡大

ロシアで18日、全在住者を対象に新型コロナワクチンの接種を呼びかけるキャンペーンが始まった。年内の集団免疫獲得に向け、ワクチン接種率60%の達成を目指す。ただ、ワクチンの第3相臨床試験がまだ終了していないことや、これまで

仏が夜間外出禁止を強化、午後6時以降に前倒し

フランス政府は14日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として実施している夜間の外出禁止令を強化し、全土で16日から午後6時~午前6時の外出を禁止すると発表した。感染力が強い変異種のウイルスによる感染拡大を警戒したもので、

EUと英のFTA、欧州議会が審議開始

欧州議会は11日、EUと英国が昨年末に合意し、1月1日に暫定発効した自由貿易協定(FTA)をめぐる審議を開始した。3月までに承認され、FTAが正式発効する見通しだ。 EUと英国は12月24日にFTAで合意。英国側は議会が

イタリア連立政権が存続の危機、レンツィ元首相派が離脱

イタリアで新型コロナウイルスからの経済の立て直しに向けた予算案を巡る対立が激化し、連立政権が存続の危機に直面している。連立の一角を占める少数政党「イタリア・ビバ」を率いるレンツィ元首相は13日、同党所属の閣僚2人の辞任と

オランダのルッテ内閣が総辞職、児童手当の不当返還問題で

オランダのルッテ内閣が15日、税務当局が育児手当を不当に返還させていた問題の責任をとって総辞職した。新型コロナウイルス対策などを進めるため、3月17日の下院選までは暫定内閣として政権運営に当たる。 同国では2013~19

20年の独GDP5%減、11年ぶりマイナス成長に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2020年の国内総生産(GDP、速報値)は物価調整後の実質ベースで前年比5.0%減となり、11年ぶりに縮小した。成長率は世界金融危機に見舞われた2009年のマイナス5.7%に次ぐ戦後2番目

ユーロ圏鉱工業生産、11月は2.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが13日に発表したユーロ圏の2020年11月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で2.5%の上昇となり、上げ幅は前月の2.3%から0.2ポイント拡大した。上昇は7カ月連続。(表参照)

11月のユーロ圏失業率、8.3%に低下

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2020年11月の失業率は8.3%となり、前月から0.1ポイント低下した。コロナ禍で雇用市場は厳しい環境が続いているが、各国政府の雇用支援策で失業増加を抑えている状況だ

ユーロ圏住宅価格、7~9月も4.9%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日に発表したユーロ圏の2020年7~9月期の住宅価格は、前年同期比で4.9%の上昇となった。上げ幅は前期と同水準。EU27カ国ベースの上昇率は5.2%だった。(表参照) 上昇率はルクセンブル

トルコで中国製ワクチンの接種開始、医療関係者など優先

トルコ政府は14日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認し、大規模接種を開始した。当初は医療関係者と感染すると重篤化する恐れがある人を優先して接種する。

ロシア、外国の通信衛星の利用禁止を検討

ロシア連邦議会が外国のプロバイダーを経由したインターネットの利用に罰金を科す法案を検討している。同規制の導入は国家安全保障を理由としたものだが、国民がスペースXやワンウェブといった外国の事業者を利用することで、政府による

イングランド全域で3度目の都市封鎖、感染急拡大で学校も閉鎖

英国政府は5日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないため、イングランド全域でロックダウン(都市封鎖)を再導入した。ロンドンなどイングランドの多くの地域で12月下旬から封鎖措置を継続してきたが、感染力が強い変異ウ

英がトルコ・ベトナムとFTA署名、EUとの協定継承

英国とトルコの両政府は12月29日、自由貿易協定(FTA)に署名した。新協定はEUとトルコが結んでいる関税同盟に沿った内容となっており、英国はEUからの完全離脱後も従来と同様の条件でトルコとの貿易を継続することができる。

ソフトブレグジットで独GDPは0.14%減少

英国が包括的な通商協定を結んだうえで欧州連合(EU)から離脱するソフトブレグジットは、通商協定なしの離脱(ハードブレグジット)に比べEUと英国の双方にもたらす影響が大幅に小さい――。Ifo経済研究所とキール国際経済研究所

ロシア、エネルギー転換を視野に水素プロジェクトを始動

エネルギー転換で従来型資源の意義が薄れることを見越し、ロシア政府が水素技術プロジェクトを始動させている。エネルギー省は現在、日本およびドイツの提携先と共同で水素戦略を策定中だ。エネルギー大手のロシア原子力公社(ロスアトム

モンテネグロ、新たな国営航空会社を設立

モンテネグロのスパジッチ財務相は12月末、新たな国営航空会社を設立したことを明らかにした。資本金は3,000万ユーロ。これに伴い、経営不振に陥っている国営モンテネグロ航空は清算し、新会社を同国のフラッグキャリアとする。

英がトルコとFTA署名、EUとの協定継承

英国とトルコの両政府は12月29日、自由貿易協定(FTA)に署名した。新協定は欧州連合(EU)とトルコが結んでいる関税同盟に沿った内容となっており、英国はEUからの完全離脱後も従来と同様の条件でトルコとの貿易を継続するこ

ポーランド、最低賃金7.7%引上げ

ポーランドが1月1日付で最低賃金を7.7%引き上げた。月額給与は前年の2,600ズロチ(571ユーロ)から2,800ズロチ(615ユーロ)、時給は17ズロチ(3.72ユーロ)から18.30ズロチ(4ユーロ)に上昇する。政

トルコ・ストリーム延伸、セルビア区間が稼働

ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を西欧方面に延伸する「バルカン・ストリーム」のセルビア区間が稼働し、1月1日からトルコ・ストリームを経由したロシア産ガスの輸送が正式に始まった。セ

新型コロナの治療薬開発を政府が支援

ドイツ政府は6日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発支援プログラムを発表した。ワクチンは感染予防に寄与するものの、感染者には効果がないことから、治療薬の開発を促進する。アンヤ・カルリツェク研究相は、ワクチン接種率が高水

トルコでもコロナワクチン接種開始、15日から

トルコが15日から新型コロナワクチンの接種を開始する。最初に対象となるのは医療関係者およそ120万人。その後、65歳以上の人、養護施設や老人ホームの居住者、教師、警官へと対象を広げる。 トルコはすでに中国の科興控股生物技

鉱工業生産7カ月連続増加、11月は+0.9%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した11月の鉱工業生産指数(2015年=100、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%増の99.0へと拡大した。同指数の増加は7カ月連続。新型コロナ危機からの

トルコ中銀が追加利上げ、政策金利17%に

トルコ中央銀行は12月24日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き上げ、17%とすることを決めた。利上げは2会合連続。市場は1.5ポイントの上げ幅を予測していた。インフレを抑制し、持続的に

独がロックダウンを延長・強化、半径15キロの移動制限も

ドイツ政府は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ロックダウン(都市封鎖)措置を延長、強化すると発表した。12月に導入した本格的なロックダウンの効果が十分でなく、感染力が高い変異株の出現で感染がこれまで以上に広が

ユーロ圏インフレ率、5カ月連続マイナスに

EU統計局ユーロスタットが7日に発表した2020年12月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、5カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は前月と同水準だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが6.9%、工業製品が

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