統計

1月のユーロ圏インフレ率、8.6%に上方修正

EU統計局ユーロスタットが23日に発表した1月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は前年同月比8.6%となり、前月の9.2%から0.6ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は3カ月連続。ただ、速報値の8. […]

1月のEU新車販売11%増、EVが好調

欧州自動車工業会(ACEA)が21日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の1月の新車乗用車の販売(登録)台数は76万41台となり、前年同月から11.3%増加した。販売増加は6カ月連続。とくに純電気自動車(バッテリー式電

ユーロ圏建設業生産高、12月は1.3%減

EU統計局ユーロスタットが20日に発表したユーロ圏の2022年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は、前年同月比で1.3%減となり、12カ月ぶりに落ち込んだ。前月は1.6%増だった。(表参照) 分野別では建築が1

独の10~12月期GDPは0.4%減%、速報値から下方修正

ドイツ連邦統計局が24日に発表した2022年10~12月期の国内総生産(GDP)は物価調整後の実質に季節要因と営業日数を加味したベースで前期比マイナス0.4%となり、7四半期ぶりに縮小した。1月末に公表した速報値はマイナ

EU新車販売、1月は11.3%増加 1/3

欧州自動車工業会(ACEA)は21日、欧州連合(EU)の2023年1月の乗用車新車販売(新車登録)が76万41台となり、前年同月に比べ11.3%増加したと発表した。大幅な増加率となったが、前年同月が低水準だった背景がある

英インフレ率が3カ月連続鈍化、12月は10.1%

英政府統計局(ONS)が15日に発表した2022年12月のインフレ率は前年同月比10.1%となり、前月の10.5%から0.4ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は3カ月連続。9月以来、5カ月ぶりの低水準となった。 同国のイ

生産者物価が前月比で4カ月連続低下

ドイツ連邦統計局が17日発表した1月の生産者物価指数(2015年=100)は前月比1.0%減の156.5(暫定値)となり、4カ月連続で低下した。過去最高となった昨年9月(172.5)に比べると9.3%低い水準。物価を最も

22年の貿易黒字55%減少、エネ高騰で輸入が膨らむ

ドイツ連邦統計局は16日、2022年の貿易収支は797億ユーロの黒字となったものの、黒字幅は前年の1,753億ユーロを54.5%下回ったと発表した。天然ガスや石油などエネルギー価格の高騰で輸入が膨らんだことが背景にある。

製造業受注残高2カ月連続減少、12月は0.4%減に

ドイツ連邦統計局が17日発表した2022年12月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で149.8(暫定値)となり、前月を0.4%下回った。減少は2カ月連続。指数は8月の153.3を

「独に産業立地競争力なし」=車業界

ドイツには産業立地面で国際競争力がないとの考えが自動車業界に広がっていることが、業界団体VDAの会員企業アンケート調査で分かった。ヒルデガルト・ミュラー会長は政府の産業政策に対する低評価を示すものだと明言。役所絡みの煩雑

22年の暖房販売5%増加、ヒートポンプがけん引

ドイツ国内の暖房販売台数が昨年は前年比5%増の98万台となり3年連続で拡大したことが、独暖房産業全国連盟(BDH)の発表で分かった。環境に優しいヒートポンプが特に大きく増えて全体をけん引した。 ヒートポンプの販売台数は2

大都市からの移転先、小都市・農村は稀

コロナ禍の発生後、在宅勤務の可能性が大幅に広がり、大都市から転出する人が増えた。転出先はこれまで小都市や農村部が多いと思われてきたが、実際にはそうでないことがIfo経済研究所と不動産ポータルのイモヴェルト(immowel

コロナ規制緩和後もカード決済増加

独銀行業界が共同運営するカード決済サービス会社オイロ・カルテンジステーメ(EURO Kartensysteme)は14日、銀行が発行するデビットカード「ジロカード(旧ECカルテ)」の利用件数が昨年は前年比13.4%増の6

23年のユーロ圏成長率、0.9%に上方修正=欧州委

欧州委員会は13日に発表した冬季経済予測で、ユーロ圏の2023年の域内総生産(GDP)実質伸び率を0.9%とし、前回(22年11月)の0.3%から大幅に上方修正した。天然ガス価格の低下などを反映したもので、景気後退入りは

ユーロ圏鉱工業生産、12月は2カ月ぶりマイナス

EU統計局ユーロスタットが15日に発表したユーロ圏の2022年12月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.1%下落し、2カ月ぶりのマイナスとなった。前月は1.4%の上昇だった。(表参照) 分野別ではエネル

ユーロ圏貿易収支、12月は88億ユーロの赤字

EU統計局ユーロスタットが15日に発表した2022年12月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は88億ユーロの赤字だった。赤字となるのは14カ月連続。赤字幅は前月の117億ユーロから縮小した。(表

ユーロ圏の10~12月期GDP 、速報値と変わらず

EU統計局ユーロスタットは14日、2022年10~12月期の域内総生産(GDP)の最新データを公表した。ユーロ圏のGDPは前期比0.1%増、前年同期比1.9%増で、1月末発表の速報値から改定はなかった。(表参照) EU2

英インフレ率が3カ月連続鈍化、12月は10.1%

英政府統計局(ONS)が15日に発表した2022年12月のインフレ率は前年同月比10.1%となり、前月の10.5%から0.4ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は3カ月連続。9月以来、5カ月ぶりの低水準となった。 同国のイ

ロシア新車販売、1月は63.1%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2023年1月の新車販売(乗用車・小型商用車)が3万2,499台となり前年同月に比べ63.1%減少したと発表した。 首位のアフトワズ(ラーダ)は、1月の販売が1万7,468

商工会議所がGDP予測を大幅引き上げ

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は9日に発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2023年の国内総生産(GDP)が前年比で実質横ばいになるとの予測を提示した。昨年秋の前回レポートではマイナス3.0%を予想してい

ポーランド中銀が金利6.75%で据え置き、5会合連続

●景気が減速する中、高金利を維持しインフレを押し下げる ●中銀は供給網の改善により物価上昇圧力が抑えられていると指摘 ポーランド中央銀行(NBP)は8日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くこと

1月インフレ率8.7%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した1月のインフレ率(CPI)は前年同月比8.7%(速報値)となり、前月の8.6%をやや上回った。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。ただ、今年1月から統計基準が変更されたうえ、データの処理が完了して

ポーランドGDP、10-12月は2%増

●増加は8四半期連続、伸び幅は前期から1.6ポイント低下 ●同国経済は「ハンガリーやチェコより持ちこたえている」 ポーランド中央統計局(GUS)が14日発表した10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は

1月の卸売物価、10.6%に上げ幅縮小

ドイツ連邦統計局が14日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比10.6%増となり、上げ幅は2021年5月以来の低い水準となった。上昇率の低下は4カ月連続。統計開始後の最高となった4月(23.8%)に比べると13.2ポイン

ルーマニア中銀が金利据え置き、政策金利7%

●景気減速が予想される中、高金利を維持しインフレを押し下げる ●昨年12月のインフレ率は16.37%、2カ月ぶり低下 ルーマニア中央銀行は9日、政策金利を7%で据え置くことを決めた。景気の減速が予想される中、高金利を維持

セルビア中銀が11会合連続で利上げ、政策金利5.5%に

●12月インフレ率は15.1%、さらなる上昇を予想 ●利上げによりインフレ期待を抑え、物価を安定させる セルビア中央銀行(NBS)は9日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、5.5%に設定した。インフレ率のさらなる上昇が

ロシア中銀、3会合連続で金利据え置き

●金利7.5%に据え置き、景気テコ入れを図るため利上げを見送り ●インフレ率は8カ月連続で低下 ロシア中央銀行は10日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%に据え置くことを決めた。据え置きは3会

英10~12月期GDPは横ばい、景気後退入り回避

英政府統計局(ONS)が10日発表した2022年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比で横ばいだった。懸念されていた22年7~9月期(0.2%減)から2四半期連続のマイナス成長とはならず、定義上の景気後

スウェーデン中銀、0.5%ポイント利上げ

スウェーデン中央銀行のリクスバンクは9日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、3.0%にすると発表した。インフレ率の急上昇を受けて昨年4月から金融引き締めを進めているが、物価高に歯止めがかからないことから追加利上げに踏み切

セルビア中銀が11会合連続利上げ、政策金利5.5%に

セルビア中央銀行(NBS)は9日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、5.5%に設定した。インフレ率のさらなる上昇が予想される中、インフレ期待を抑えて物価を安定させるため11会合連続となる利上げに踏み切った。昨年4月から

ユーロ圏小売業売上高、12月は2.8%減

EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の2022年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.8%減だった。低迷は3カ月連続。記録的な物価高が個人消費を圧迫していることが反映された。(表参照) 下

ユーロ圏生産者物価、12月は24.6%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年12月の生産者物価(建設業を除く)上昇率は前年同月比24.6%だった。記録的な物価高を受けて高水準となっているものの、エネルギー高騰の鈍化に伴い、上げ幅は前月

ドイツ乗用車新車登録、1月は2.6%減少 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、同国の2023年1月の乗用車新車登録が17万9,247台となり、前年同月に比べ2.6%減少したと発表した。これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年1月を

ドイツ国内生産、1月は31%増加

独自動車工業会(VDA)は3日、同国の2023年1月の乗用車生産が32万9,000台となり、前年同月に比べ31%増加したと発表した。前年同月に比べ営業日が1日多かったことに加え、部材の供給不足が改善された影響が大きい。た

英新車登録、1月は14.7%増加 1/2

英自動車工業会(SMMT)は6日、同国の2023年1月の乗用車新車登録が13万1,994台となり、前年同月に比べ14.7%増加したと発表した。増加は6カ月連続となる。 燃料別では、ハイブリッド車(HEV)が前年同月比40

ロシア新車販売、1月は63.1%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2023年1月の新車販売(乗用車・小型商用車)が3万2,499台となり前年同月に比べ63.1%減少したと発表した。 首位のアフトワズ(ラーダ)は、1月の販売が1万7,468

独自動車工業会(VDA)

独自動車工業会(VDA) は6日、2023年の純粋な電気自動車(BEV)の乗用車新車登録が前年比8%減の約51万台になるとの予想を発表した。ドイツ政府が2023年から電動車向けの補助金を縮小したためで、BEVと燃料電池車

2022年 1/2

英自動車工業会(SMMT)が1月26日に発表した2022年の乗用車生産台数は77万5,014台となり、前年から9.8%減少した。サプライチェーンの混乱による半導体不足が大きく響き、1956年以来の低水準に落ち込んだ。 生

12月鉱工業生産3.1%減少、建設と中間財が足かせに

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2022年12月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比3.1%減の95.0(暫定値)となり、3月以来の大きな下げ幅を記録した。建設と中間

22年輸入高は24%増加、エネルギー高騰で膨らむ

ドイツ連邦統計局が2日発表した2022年の輸入高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前年比24.3%増の1兆4,881億ユーロと大幅に拡大した。ロシアのウクライナ進攻に伴いエネルギー価格が高騰したことが最大の押し上げ要

労働市場はなお安定

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1月31日発表した同月の失業者数は261万6,000人となり、前月を16万2,000人上回った。冬の寒波の到来で建設業を中心に需要が減少したことが背景にあり、季節要因を加味したベースでは1万5,

欧州中銀が追加利上げ、前回に続き0.5ポイント

欧州中央銀行(ECB)は2日の定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは5会合連続。ユーロ圏のインフレ率は鈍化しているものの、なお高水準にあることから利上げを継続する方針で、3月の次回会合

22年の機械業界新規受注4%減に、戦争勃発で需要縮小

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2022年の新規受注高は物価調整後の実質で前年を4%割り込んだ。年初時点では好調だったものの、ロシアのウクライナ進攻に伴う経済環境の悪化を受けて需要が縮小。第4四半期に

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