証券

Loewe AG―アジア企業と戦略提携交渉―

経営危機に直面する独民生家電メーカーのLoewe(クローナハ)がアジアの同業から出資を受ける方向で交渉している。大株主のシャープなどが増資に応じる姿勢をみせないためだ。マティアス・ハルシュ社長が『フランクフルター・アルゲ […]

Morphosys AG―米Celgeneと提携、血液がん治療薬開発で―

独バイオ企業Morphosys(マルティンスリート)は6月26日、血液がん治療薬の分野で米同業大手Celgeneと提携すると発表した。現在臨床段階にある「MOR202」をCelgeneとの共同開発に切り替える。開発に成功

Eon SE―独地域子会社を売却―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は6月26日、独北部・西部で送電・ガス輸送事業を展開する子会社Eon Westfalen Weser AGの全保有株(62.8%)を同地の48自治体からなるコンソーシアムに売却

ICEのNYSE買収、無条件で承認=欧州委

欧州委員会は6月24日、商品先物取引や金融デリバティブ事業を手掛ける米インターコンチネンタル取引所(ICE)が、ニューヨーク証券取引所などを運営するNYSEユーロネクストを買収する計画を承認したと発表した。 \ ICEは

ボーダフォンが独CATV最大手にTOB

移動通信サービス大手の英ボーダフォンは24日、独ケーブルテレビ(CATV)最大手のKabel Deutschland(KD)に対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。KDに対しては米CATV大手のリバティ・グロー

Solarworld AG―再建計画発表、カタール企業が出資―

太陽電池大手の独Solarworld(ボン)は18日、経営再建計画を発表した。債務の株式化と減資・増資手続きを通して財務を健全化するという内容で、事業提携先のカタール企業からは出資と融資を受ける。すでに銀行やヘッジファン

GEA Group AG―熱交換器事業から撤退へ―

機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)は20日、熱交換器事業からの撤退方針を明らかにした。他の事業とのシナジー効果が低いためで、今後は食品などのプロセス産業向けの機械に経営資源を絞り込む意向だ。売上全体に占める食品機械事

Commerzbank AG―2016年までに5,200人削減へ―

銀行大手の独Commerzbank(フランクフルト)は19日、2016年までに国内外の行員を計5,200人削減することで従業員代表と合意した。収益力強化に向けてコストを削減する考えで、国内支店が最大のリストラ対象となる。

Douglas Holding AG―香水チェーン強化に5億ユーロ投資―

小売大手の独Douglas Holding(ハーゲン)は25日、傘下の香水販売チェーン「Douglas」の事業拡張に向け今後5~7年間で最大5億ユーロを投資すると発表した。香水小売欧州最大手の地位を一段と強化する考え。資

送電網敷設へ向けて住民からの出資募集を開始

ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州は14日、高圧送電網の敷設に対する住民からの出資受付を開始した。対象となるのは北海沿岸に設置する全長150キロメートルの送電線で、2018年から送電を行う予定だ。高圧送電網に住

Kabel Deutschland Holding AG―英米2社が買収合戦―

ケーブルテレビ(CATV)大手の米Liberty Globalは17日、独CATV最大手のKabel Deutschland(KD、ウンターフェーリング)に対し買収提案を行ったことを明らかにした。KDに対しては移動通信大

Li-Tec Battery GmbH ―出資者模索―

化学大手Evonikと自動車大手Daimlerが共同運営する電気自動車(EV)用電池の合弁会社Li-Tec(カメンツ)が両社に続く3社目の出資者を模索している。Daimlerのディーター・ツェッチェ社長が経済誌『ヴィルツ

Siemens AG―ソーラー事業清算へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は17日、不採算のソーラー事業を来春までに清算することを明らかにした。昨年秋から売却先を模索してきたものの、買い手が見つからなかったためで、今後は再生可能エネルギー分野の経営資源を

EnBW―資産27億ユーロを売却へ―

エネルギー独3位のEnBW(カールスルーエ)は17日、2020年までに総額70億ユーロを投資する計画(Strategie 2020)を発表した。原発全廃と再生可能エネルギーの強化に向けたドイツの「エネルギー転換政策」を受

Loewe AG―増資と減資へ―

経営不振の民生家電メーカーLoewe(クローナハ)は11日、株主総会を7月31日に開催すると発表した。5月単月の決算を作成したところ損失額が資本金の半分以上に達したため、株式法92条1項の規定に従い招集しなければならなく

Commerzbank AG―フランクフルトの高層ビル売却―

独2位銀行のCommerzbankは14日、本社所在地フランクフルトの高層ビル「Gallileo」を韓国の複数の機関投資家に売却すると発表した。コスト削減策の一環で、今後はリースバックの形で借り受け引き続き利用する。取引

Osram

照明大手の独Osramは18日、仏自動車部品大手Valeoと折半出資で運営する米国の合弁会社Valeo Sylvaniaから撤退する方針を明らかにした。プレスリリースによると、Valeoは来年第1四半期、両社の取り決めに

投資銀行業務分離法案が成立

州の代表で構成される連邦参議院(上院)は7日、政府の投資銀行業務分離法案を可決した。法案はすでに下院の連邦議会を通過しており、7月に施行される見通しだ。 \ 同法案はリーマンショックに端を発する金融危機に際して経営危機に

Li-Tec Batterie GmbH―出資2社が売却も―

自動車大手のDaimlerと化学大手のEvonikがリチウムイオン電池合弁会社Li-Tec Batterie GmbH(カメンツ)の売却を視野に入れているもようだ。『ウォールストリート・ジャーナル(ドイツ版)』紙が10日

ソフトバンク―Deutsche Telekomの米子会社買収も―

Deutsche Telekomの米移動通信子会社T-Mobile USをソフトバンクが買収するとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、ソフトバンクは米同業Sprint Nextelの買収に

Centrotherm Photovotaics AG―更生手続き終了―

機械メーカーの独Centrotherm(ブラオボイレン)は3日、会社更生手続きが終了したと発表した。今後は太陽電池製造装置事業の経営資源をセル分野に絞り込むほか、半導体製造装置事業を強化。業績の拡大を目指す。 \ 同社は

Software AG―同業Alfabet買収―

ソフトウエア独2位メーカーのSoftware AG(ダルムシュタット)は3日、エンタープライズアーキテクチャーとITポートフォリオ管理分野の同業Alfabetを買収することで合意したと発表した。製品の幅を広げシナジー効果

Eon SE―ブラジル提携先への出資36%に引き上げ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は5月29日、戦略提携するブラジルの同業MPXへの出資比率を従来の10%から36.1%に引き上げると発表した。欧州域外の事業を強化する戦略の一環。タイセン社長は同戦略を批判する

Kion

フォークリフト大手の独Kionは3日、夏までに新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。フランクフルト市場に上場する方針。IPOを実施すると昨年戦略提携した中国企業ウェイチャイ・パワー(山東重工の傘下)の出資比率は現在

「現行VW法はECJ判決に抵触せず」=法務官見解

欧州司法裁判所(ECJ)から欧州連合(EU)法違反の認定を受けてドイツが改正したフォルクスワーゲン(VW)法はECJ判決を不十分にしか履行していないとして欧州委員会が再提訴していた係争でECJの法務官は5月29日、現行法

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

Leifheit AG―オーナー一族が売却取り止め―

独ホーム・キッチン用品メーカーLeifheit(ナッサウ)の過半数資本を保有するシューラーボイト家とクナップボイト家が、保有株を全量売却する計画を撤回した。買収には多くの投資家が関心を示したものの、条件が折り合わなかった

上場企業の減少に歯止めかからず

証券取引所で株式・社債を取引する企業(以下:上場企業)が減少し続けている。上場企業の財務報告の検証機関であるドイツ会計基準検査機関(DPR)の最新調査によると、証券取引法(WpHG)の規制下に置かれる上場企業の数は201

Mahle GmbH―同業Behr買収へ―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)は同業Behrの資本14.15%を投資会社BWKから取得し出資比率を51%に引き上げると発表した。両社の2012年売上高は合わせて約100億ユーロに上っており、Contin

Conergy AG―サプライヤーが転換社債引き受け―

経営不振の太陽電池メーカーConergy(ハンブルク)は14日の決算発表で、サプライヤー2社が同社の転換社債、合わせて460万ユーロを引き受けることを明らかにした。事業のグローバル化資金に充てる意向だ。同社は3月末時点で

Eon SE―提携で事業拡大へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は他社との提携を通して事業を拡大していく方針だ。投資資金が少なくてすむためで、特にリスクが大きい再生可能エネルギー分野では提携を重視する。他社との合併は念頭にない。マルクス・シ

Bayer AG―市販薬メーカーを買収―

製薬大手のBayer(レバークーゼン)は16日、ドイツの医薬品メーカーSteigerwald Arzneimittelwerk GmbHを完全買収することで合意したと発表した。市販薬事業を強化する考え。取引金額は公表しな

DAX30社の業績が13四半期ぶりに悪化

DAX(ドイツ株価指数)採用30社の2013年1-3月期の売上高と営業利益(EBIT)がともに前年同期を下回ったことが監査法人大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の調べで分かった。減収減益となるのは2009

Schaeffler AG―Continental株の放出が可能に―

自動車部品大手のContinentalは13日、事実上の親会社であるベアリング大手Schaefflerとの間で2008年に締結した投資協定を14年5月に解約することで合意したと発表した。Schaefflerはこれにより、

Outokumpu Oyj―独子会社VDMの放出検討―

フィンランドのステンレス鋼大手Outokumpu(エスポー)は13日、独子会社VDMの放出を検討していることを明らかにした。手元に残す可能性もあるものの、全面ないし部分売却、新規株式公開(IPO)を視野に入れている。年末

Hochtief AG―空港運営部門を売却―

独建設大手Hochtiefは7日、空港運営部門のHochtief Airportをカナダの年金基金PSP Investmentsに売却することで合意したと発表した。売却額は11億ユーロ。 \ Hochtief Airpo

Dyckerhoff

建材大手の独Dyckerhoffは10日、親会社の伊Buzzi Unicemが同社を完全買収すると発表した。1株当たり47.16ユーロでスクイーズアウト(他の株主からの強制的な株式買い上げ)を実施し、出資比率を現在の96

税収記録、今年も更新の見通し

ドイツ経済は国際競争で中期的に有利な立場に立っているようだ。国内総生産(GDP)の成長率は昨年から鈍っているものの、税収は今後も過去最高の更新が続く見通しで、増税の必要性は低い。経済成長の足かせ懸念である労働力不足につい

DAXが過去最高更新

ドイツの主要上場企業30社を対象としたDAX(ドイツ株価指数)は7日午後、8,206.01に達し、2007年7月13日に記録した過去最高(8,151.57)を更新した。日米欧の金融緩和と主要国債の金利低下を背景に投資マネ

Grohe AG―再上場も―

独水栓金具大手Grohe(ヘーマー)の親会社である投資会社のTexas Pacific Group(TPC)とCredit Suisseは同社から資本撤退する意向だ。Groheのデビット・ヘインズ社長が『フランクフルター

Commerzbank

独大手銀行Commerzbankが7日発表した2013年1-3月期(第1四半期)の最終損益は9,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(3億6,900万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は2四半期連続。人員削減を伴

Kion

フォークリフト世界2位の独Kionは年内にも新規株主公開(IPO)を実施する計画だ。具体的な時期については主要株主のKKR、Goldman Sachsと協議中。フォークリフトの需要は昨年3.1%減少したが、Kionの売上

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