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2013/7/3

企業情報

Commerzbank AG―不動産ファンド子会社売却―

この記事の要約

独2位銀行のCommerzbank(フランクフルト)は6月28日、傘下の不動産ファンド子会社Commerz Real Spezialfondsgesellschaft mbH (CRS)を投資会社Internosに売却す […]

独2位銀行のCommerzbank(フランクフルト)は6月28日、傘下の不動産ファンド子会社Commerz Real Spezialfondsgesellschaft mbH (CRS)を投資会社Internosに売却すると発表した。収益力強化に向けた事業再編の一環。売却金額は公表しないことで合意した。取引の成立には独連邦金融監督庁(BaFin)の承認が必要。

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CRSは機関投資家向けの不動産ファンドを計9本運営している。運用資産は欧州のオフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設などで、総額は19億ユーロに上る。InternosはCRSの買収により、ドイツ事業を強化するとともに、顧客投資家の基盤を拡大する。

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Commerzbankは機関投資家向けのインフラ投資事業については今後も強化する方針だ。利益率が高いためで、子会社Commerz Realを中心とするコンソーシアムがエネルギー大手のRWEから2011年に買収した送電網会社Amprionは手元に残す。

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