経済産業情報

電動キックボードの人身事故、1-9月は1600件弱に

電動キックボードの人身事故件数が2020年1-9月期は1,570件だったことが、連邦統計局の発表で分かった。利用者数が比較的少ないこともあり、自転車の同7万3,293件を大幅に下回り、人身事故全体に占める割合も0.8%に […]

在宅勤務中心であれば2割以上が引っ越し

勤務の大半を自宅で行えるのであれば引っ越したいと考える就労者の割合が21%に上ることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。Bitkomのアッヒム・ベルク会長は「(コロナ禍に伴う)在宅勤務ブームは

電機業界受注3カ月連続増に、生産も1年2カ月ぶりに拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した同国電機業界の11月の新規受注高は前年同月比14.0%増と大幅に伸びた。比較対象である2019年11月の水準が低かったという事情はあるものの、拡大は3カ月連続となっており、新型

機械業界受注10カ月ぶり増加、11月は+5%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が11日発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を5%上回った。増加は1月以来で10カ月ぶり。新型コロナ危機からの回復が一段と鮮明になってきた。 国外受注が7%増え、全

ワクチン接種開始、基礎疾患のない60歳未満も6月末までに

新型コロナウイルス用ワクチンの接種がドイツで12月下旬に始まった。ワクチンの数に限りがあることから、当面は感染すると重症化して死亡するリスクの高い高齢者や、老人ホームなどで働く介護関係者、感染リスクの特に高い医療現場で働

新薬の独市場投入件数、昨年は32件に増加

研究開発型製薬工業会(VfA)によると、2020年に独市場に新規投入された特許薬(新薬)の件数は32件となり、前年を7件上回った。増加は2年ぶり(グラフ参照)。バイオ医薬品開発の独ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同

CO2排出削減目標を達成、コロナ禍が追い風に

ドイツ国内の二酸化炭素(CO2)排出量を 2020年までに1990年比で40%削減するという政策目標が達成されたもようだ。独立系環境シンクタンク「アゴラ・エネルギーヴェンデ」が4日発表したところによると、20年のCO2排

化学・製薬業界売上、今年は2.5%増加見通し

独化学工業会(VCI)は12月16日、同国の化学・製薬業界の売上高が2021年は前年比2.5%増となり、拡大に転じるとの予測を発表した。需要の安定が続いているうえ、会員企業アンケート調査で売上増を見込む企業が多かったため

粗鋼生産2カ月連続増加、11月は+15%に

独鉄鋼業界団体シュタールが12月18日発表した11月の国内粗鋼生産高は前年同月比14.8%増の337万6,000トンとなり、上げ幅は前年の3.1%を大きく上回った。増加は2カ月連続。高炉鋼が15.1%増の225万2,00

電機輸出の減少幅、10月は5.4%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が12月21日発表した独電機業界の10月の輸出高は前年同月比5.4%減の182億ユーロとなり、減少幅は前月の0.9%から拡大した。1~10月は前年同期比7.2%減の1,659億ユーロだった。

年末年始の休業、機械メーカーの8割弱が実施

ドイツの機械メーカーの77%が年末年始に休業を設定したことが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)のアンケート調査で分かった。休業日数は平均15日に上る。調査は会員企業809社を対象に12月11~14日の4日間、実施された。

小売売上伸び率、20年は過去最高の5.3%

ドイツ連邦統計局は5日、小売売上高の伸び率が今年は名目5.3%となり、同統計を開始した1994年以降の最高を更新するとの予測を発表した。同予測には1~11月の小売売上のほか、12月に導入された本格的なロックダウンの影響も

一般世帯の金融資産が過去最高に

ドイツの一般世帯の金融資産保有高が2020年は前年比5.9%増の7兆1,000億ユーロに拡大し過去最高を更新したとの試算を、信用協同組合の中央機関であるDZバンクが明らかにした。コロナ禍を背景に失業や減収懸念が強まったう

住宅価格が一段と上昇、第3四半期は+7.8%に

ドイツ連邦統計局が12月28日発表した7-9月期(第3四半期)の国内住宅価格指数は前年同期比で7.8%上昇し、上げ幅は前期の同6.3%から拡大した。前期比でも2.9%高くなっており、新型コロナウイルス感染症の流行は住宅市

小売業界が売上予測引き下げ、本格ロックダウン導入で

独小売業中央連盟(HDE)は15日、クリスマス商戦期に当たる11-12月の業界売上予測を下方修正した。16日付の本格的なロックダウン(都市封鎖)導入を国と州が取り決めたことを受けたもので、シュテファン・ゲント専務理事は「

就労者の45%が在宅勤務を利用、コロナ流行前の2.5倍に

ドイツの就労者の45%が現在、在宅勤務を利用していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。新型コロナウイルス感染症が流行する前は18%にとどまっており、2.5倍に拡大した計算だ。Bitkom

欧州の車両・燃料メーカーが協業、FCトラック普及に向け

商用車大手のダイムラー・トラックや燃料大手のシェルなど欧州5社は15日、燃料電池(FC)トラックの普及促進に向けて協業すると発表した。性能の高いFCトラックを開発しても燃料となる水素の供給網が整備されなければ販売台数が伸

機械業界が生産予測を上方修正

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の生産予測を引き上げた。7-9月期(第3四半期)の状況が想定よりも良好だったためで、2020年の実質成長率を従来の前年比17%減から14%減へと上方修正。21年についてもプラス

DICによるBASF顔料事業買収、欧州委が条件付き承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は7日、日本の化学大手DIC(旧:大日本インキ化学工業)が独BASFの顔料事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。DICは米国の顔料生産拠点を手放すことが求められる。 DICは201

乗用車新車登録11月も減少、EVは6倍強・PHVは5倍弱に拡大

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した11月の乗用車新車登録台数は前年同月比3.0%減の29万150台となり、2カ月連続で落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染者急増とロックダウン(都市封鎖)の再導入を受けて、企業が先行

自動車業界の先行き見通しが大きく悪化

Ifo経済研究所は2日、独自動車業界の先行き見通しが大幅に悪化したことを明らかにした。今後6カ月の見通しを示す期待指数(事業の見通しを「良い」とする企業の割合から「悪い」とする企業の割合を引いた数値=DI)は11月にマイ

自動車業界で半導体チップがひっ迫

自動車業界で半導体チップが世界的に不足している。春のロックダウンでチップ生産が減少したなかで、中国需要が急速に増えているためだ。各社は対応に追われている。ロイター通信が業界企業への取材をもとに4日、報じた。 自動車大手の

機械業界の受注減に歯止め、10月は横ばいに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の10月の新規受注高(実質ベース)は前年同月比横ばいとなり、2月から8カ月続いた減少に歯止めがかかった。新型コロナ危機からの回復が進んでいるほか、比較対象の2019年10

独機械メーカーの中国事業が好調

独機械メーカーの中国事業が改善している。ドイツ機械工業連盟(VDMA)が会員企業の現地法人を対象に実施した秋のアンケート調査によると、現状を「良い」とする回答の割合から「悪い」の割合を引いた数(DI)はプラス18ポイント

ソニーがパソコンの特許訴訟で敗訴

ソニーのノートパソコン「バイオ」は特許侵害に当たるとして知財権会社が損害賠償の支払いを請求していた訴訟で、独デュッセルドルフ高等裁判所が原告の訴えを認める判決を11月に下していたことが分かった。『フランクフルター・アルゲ

コロナの感染者数100万人突破、新規死者数は記録更新

ドイツの新型コロナウイルス感染者数が11月27日0時時点で計100万6,394人に達し、初めて100万人を超えたことが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)の発表で分かった。新規感染者数は2万2,806人。1週間前の20日に

ドイツ鉄道が予約可能な座席を制限、コロナ対策で

ドイツ鉄道(DB)は11月27日、長距離列車で予約できる座席の制限措置を開始した。国と州が新型コロナウイルス感染防止策の強化を取り決めたことを踏まえた措置。予約可能な座席数を全体の60%に抑制する。 一人旅の乗客はオープ

「ワクチンメーカーはサイバー攻撃の標的」=独当局

ドイツ連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)のアルネ・シェーンボーム長官はロイター通信のインタビューで、同国のワクチンメーカーはサイバー攻撃の格好の標的であるとの認識を示した。新型コロナウイルス用ワクチン開発の先頭集団に属

工作機械業界、20年生産高30%減少見通し

独工作機械工業会(VDW)は11月25日、独業界の今年の生産高が前年比およそ30%減の120億ユーロ弱へと大きく落ち込む見通しを発表した。新型コロナ危機の直撃を受けているためで、ヴィルフリート・シェーファー専務理事は、景

電機輸出の減少幅、9月はコロナ危機後最小の0.9%に

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した独電機業界の9月の輸出高は前年同月比0.9%減の181億ユーロとなり、減少幅は新型コロナ危機が欧州で本格化した3月以降で最小となった。7-9月期(第3四半期)は前年同期比5.

ANAが年末年始にデュッセルドルフ線を運行

全日本空輸(ANA)は11月25日、成田~デュッセルドルフ線を年末年始に臨時運行すると発表した。帰省需要を踏まえた措置で、成田行きのNH210便を12月19日と23日、デュッセルドルフ行きのNH209便を1月5日と10日

DAXが来年9月から40銘柄に、ESGの採用基準化は先送り

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は23日、主要な4株価指数(DAX、MDAX、SDAX、TecDAX)の改革計画を発表した。4指数の頂点に立つDAXの採用銘柄を来年9月に現在の30社から40社に増やすことが

機械輸出が底打ち、台湾・韓国向けは拡大

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の輸出高は前年同期比12.4%減の398億ユーロと大きく落ち込んだものの、下げ幅は4-6月期(第2四半期)の22%から大幅に縮小した。9月は前

粗鋼生産8カ月ぶり増加、10月は+3.1%に

独鉄鋼業界団体シュタールが23日発表した10月の国内粗鋼生産高は341万7,000トンとなり、前年同月を3.1%上回った。増加は2月以来で8カ月ぶり。電炉鋼が6.6%増の118万9,000トン、高炉鋼が1.3%増の222

EU、キュアバックともワクチン調達で正式契約

欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、新型コロナウイルスのワクチン調達をめぐり、独バイオ医薬品会社キュアバックとの正式契約を承認したと発表した。最大4億500万回分を確保する。欧州委が締結したワクチン供給契約は、米製薬大

トイレットペーパーの買いだめ一服

新型コロナウイルス感染の第2波が到来したことを受けて活発化していたトイレットペーパー買いだめの動きが一服したもようだ。連邦統計局によると、今年第46週(11月9~14日)の販売量はコロナ禍の影響が出る前の19年8月~20

コロナ後もハイブリッド勤務を継続=ドイツ銀

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼーヴィング頭取は20日開催された銀行関連のバーチャル会議で、コロナ禍の終息後も出勤と在宅を組み合わせたハイブリッド勤務体制を継続する意向を表明した。同行ではピーク時に全世界の行員(8万7,0

自動車部品のZFが工場を一時閉鎖、コロナ集団感染で

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンが独西部のアイトルフで運営するショックアブソーバー工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことが11日、明かになった。広報担当者は同日メディアの問い合わせに、従業員およそ7

労使協定適用の被用者、9割がクリスマス手当受給

ドイツ連邦統計局は11日、労使協定の適用を受ける被用者の87.4%が今年、クリスマス手当を受給することを明らかにした。昨年の同86.9%からやや増加しており、コロナ禍の影響は出ていない。受給比率は東部地区で86.4%から

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