東欧市場における自動車工業界の動き

ソラリス、ドレスデン市の電気バスが運行開始

ポーランドのバス製造大手ソラリスがドイツ・ザクセン州のドレスデン公共交通サービス会社(DVB)に納車した電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」が17日、運行を開始した。 同モデルは、容量200kWhの蓄電池を搭載し、屋

露GAZ、「ウラル‐M」の販売キャンペーン実施

ロシア商用車最大手のGAZは15日、ロシア中部で改良を施した全輪駆動トラック「ウラル‐M」シリーズの販売キャンペーンを開始した。チュメニ、ハンティ・マンシ自治管区、ヤマロ・ネネツ自治管区を回り、石油会社などに同モデルを紹

Skoda auto

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は9月に新型「スペルブ」のステーションワゴンモデルの販売を開始する。同月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショー(IAA)に出展し、一部市場で販売を

独ダイムラー、ハンガリー追加投資で政府と交渉

独高級車メーカーのダイムラーがハンガリー事業の拡大に向け、政府との交渉を開始した。中部ケチケメートのメルセデス工場に追加投資し、生産を大幅に強化する狙い。ハンガリー外務貿易省のレヴェンテ・マジャール次官が10日、国営MT

ルノー、ダチアのルーマニア生産を継続

仏ルノーはモロッコへの移管を示唆していたルーマニアのミオヴェニ工場の操業を維持する。中東欧経済紙『nov-ost.info』が8日報じたもので、現地子会社ダチアのマウレ最高経営責任者(CEO)は同工場のある中部ピテシュか

フィアット・セルビア、1-4月期の生産量減少

フィアットのセルビア子会社フィアット・セルビアの今年1-4月期の生産量は前年同期比で5.5%減少した。特に4月は生産が低調で、前年同月比22%の大幅減となった。業界アナリストのウラジミール・ヴチュコヴィッチ氏が先ごろ、セ

ロシア新車販売、5月は37.6%減・やや改善の兆しも

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2015年5月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は12万5,801台にとどまり、前年同月に比べ37.6%減少した。依然として低迷が続くものの、3月(42.5%減)、4月(

シュコダ自の世界出荷台数、5月は1.5%増

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8日、チェコ子会社であるシュコダ自動車の2015年5月の出荷台数が前年同月比1.5%増の9万2,500台になったと発表した。西欧、中欧、中国、インドで販売が伸びた。欧州では新型「

ソラリス、「ウルビーノ」の新モデルを伊見本市に出展

ポーランドのバス製造大手ソラリスは、6月8~10日にイタリアのミラノで開催された国際交通見本市「UITP 2015」にバス「ウルビーノ」の新モデルを出展した。全長12メートルの標準タイプと全長18メートルの連結型バスの2

GAZ

ロシア商用車最大手のGAZ は2~6日までモスクワの国際展示場Crocus Expoで開催された建設機械・技術に関する特別展示会で、「NEXT」シリーズをベースにした特殊車両を出展した。中型トラック「GAZon NEXT

ハンガリー新車登録、5月は2%増にとどまる

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスがこのほど発表したハンガリーの5月の新車登録台数は7,100台となった。伸び率は前年同月比2%にとどまり、4月(21%)から大幅に縮小した。内訳は乗用車が5,883台、3.5トン

露トラック大手カマズ、自動運転試験実施へ

ロシアのトラック最大手カマズ(KamAZ)は2日、トラックの自動運転の走行試験を近日中に実施すると発表した。自動運転技術を確立して国内主要都市間の幹線道路の事故を減らすとともに、同技術の製品化につなげる狙いがある。自動運

ベラルーシ、インドとの提携強化を狙う

ベラルーシのコビャコフ首相は4日、インドの複合企業ヒンドゥージャ・グループ(Hinduja Group)のグプタ会長と会談し、自動車など複数分野におけるベラルーシ企業との提携を働きかけた。両国間の貿易拡大に向け、インド市

セベルスタリ、平鋼の生産能力増強・25億ルーブル超を投資

ロシア鉄鋼大手セベルスタリは2日、チェレポヴェツ製鋼所に25億ルーブル超を投資して平鋼の生産能力を増強すると発表した。自動車産業向けの鋼板の供給量を増やすためで、今回の投資により冷延鋼板の生産能力は年20万トンほど拡大す

Daimler

独自動車大手のダイムラー は2日、ロシア商用車大手のGAZがニージニー・ノブゴロド工場でライセンス生産しているメルセデス・ベンツの大型バン「スプリンター・クラシック」の累計生産が1万台に達したと発表した。GAZは2013

独ダイムラー、ハンガリーで通行料の電子決済サービス開始

独自動車大手のダイムラーは6月1日、ハンガリーで有料道路の通行料金の電子決済サービスを開始したと発表した。既存の業務用テレマティクスサービスを活用したもので、ハンガリーの通行料金管理サービス会社イー・トラック・インフォマ

BMW、ロシアでX4を生産委託も=ANE紙

独高級車大手のBMWはロシアの提携先で自動車の受託生産を手がけるロシアのアフトトルを通してSUV「X4」を現地生産することを検討している。米国のスパータンバーグ工場からX4のノックダウン部品をロシアに輸出することを考えて

マジャールスズキ、大幅な減益も売上高はほぼ前年並み

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキが5月28日に発表した2014年通期決算の税引き前利益は前年比46.4%減の1,910万ユーロと大きく落ち込んだ。多額の販促費が響き、大幅な減益となった。生産台数も前年比9%減の1

フォードのロシア合弁、「フィエスタ」の生産開始

米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルスの合弁会社フォード・ソレルスは3日、タタルスタン共和国のナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場で新型「フィエスタ」の4ドアセダンと5ドアハッチバックの生産を開始した。 同工場

4月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が先月発表した4月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(2万8,526台、前年同月比1.7%増)が最も多く、チェコ(2万568台、17.5%増)、ハンガリー(6,737台、

シュコダ自、カルテル法違反で4,900万コルナの罰金

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、カルテル法違反でチェコ競争当局(UOHS)から4,900万コルナ(178万ユーロ)の罰金支払いを命じられた。2011~12年に自動車販売業者との間で、利ざ

ベルアズ、ホイールローダーをモロッコへ初輸出

大型輸送車両などを生産するベラルーシのベルアズ(BelAZ)は先ごろ、モロッコのリン鉱山向けにホイールローダーを輸出した。ベラルーシ産業省が国営ベルタ通信に明らかにしたもので、ベルアズのモロッコへの輸出は初めて。同社はこ

VW、ポーランド工場で第4世代「キャディ」の生産開始

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5月26日、ポーランドのポズナニ工場で商用小型バン「キャディ」の第3世代モデルの生産を終了し、第4世代モデルの生産を開始したと発表した。 最初にラインオフした第4世代モデルは、2

起亜のスロバキア工場、「シード」の累計生産が100万台に

韓国の起亜自動車は5 月26日、スロバキアのジリナ工場でコンパクトカー「シード」の累計生産が100万台に達したと発表した。シードは欧州市場向けにドイツの欧州開発拠点で開発したモデルで、2006年末にジリナ工場で生産を開始

GM、「モッカ」のベラルーシ現地生産を開始

米ゼネラルモーターズ(GM)はこのほど、ベラルーシの提携先の自動車メーカー・ユニソンで小型SUV「オペル・モッカ」の生産を開始した。ロシア現地生産の中止に伴う措置だ。ロシアへの非関税輸出が可能なことに着目し、今後、ベラル

英ジャガー、ポーランドに工場建設か

印タタ傘下の英ジャガー・ランドローバー(JLR)は、大陸欧州で最初となる工場の建設先をポーランドとチェコに絞ったもようだ。19日付ポーランド日刊紙『プルス・ビジネス』が報じたもので、JLRは同国南西部ドルヌィ・シロンスク

ルーマニア新車販売、1-4月期は16.5%増

ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)が19日発表した2015年1-4月期の新車販売台数(乗用車および商用車)は3万1,467台となり、前年同期から16.5%増加した。全体の88%を法人向けが占めている。

ベラルーシ商用車大手MAZ、天然ガス燃料の新型バス生産へ

ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が、天然ガスエンジンを搭載した新型バスの生産を開始する。このほど国営BelTAt通信が同社筋から得た情報として伝えたもので、新型バスは人気モデル「MAZ1

ポーランドのソラリス、ラトビアで低床式バスを受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは13日、ラトビアのリエパーヤ市から低床式バス「ウルビーノ12」を43台受注したと発表した。このうち20台は4月28日に納車を済ませており、残り23台は6月までに引き渡す予定。 「ウルビー

アウディ、ハンガリーR&D拠点を増強

独高級車メーカー、アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリアはこのほど、ハンガリー北西部ジュールの研究開発(R&D)拠点を増強すると発表した。新たにエンジン開発向けの試験棟を建設する。 新試験棟は床面積が1

ハンガリー経済相、EV普及促進を支持

ハンガリーのヴァルガ経済相は15日、電気自動車(EV)の普及促進を支援していく考えを示した。来年には国内の充電スタンド新設が150件に上ることも可能とみている。現在の設置数は39カ所。 経済相は電気自動車協会主催の展示会

VW、ブラチスラバで新車体工場を開所

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は15日、スロバキア・ブラチスラバで新しい車体工場の開所式を行った。新工場はロボット966基を導入し、自動化率は90%に上る。アルミと鋼鉄の接合技術など、今回初めて導入した機械もあ

EEU、自動車の域内生産割合増大へ

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)は、2018年1月から自動車の域内生産の割合を50%まで引き上げる計画だ。EEUの執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)で工業・農業

シュコダ自の世界出荷台数、4月は2.8%増

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は11日、チェコ子会社であるシュコダ自動車の2015年4月の出荷台数が前年同月比2.8%増の9万2,100台となり、4月単月の販売では過去最高を更新したと発表した。西欧、中欧や、中

アフトワズ、9~12月に新デザイン2モデルの生産開始

ロシア自動車製造最大手のアフトワズは9~12月にラーダブランドからセダン「ヴェスタ」とSUV「エックス・レイ(XRAY)」の生産を開始する。両モデルはイギリスの自動車デザイナーでメルセデス・ベンツやボルボ・カーズに在籍し

ハンガリー新車登録、4月は21%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスがまとめたハンガリーの4月の新車登録台数は8,084台となり、前年同月から21%増加した。内訳は乗用車が6,752台、3.5トン以下の小型商用車は7%増の1,332台だった。前月

フォード・オトサン、トルコR&Dセンターを開所

米自動車大手フォードとトルコのコチ財閥の合弁企業フォード・オトサンはこのほど、イスタンブールのサンジャクテペ開発研究(R&D)センターを開所したと発表した。同センターはオトサンが6,800万トルコリラ(約2,6

ロシア、自動車メーカーの現調率換算に固定相場を導入

ロシア政府は今年半ばをめどに、国内で生産する外国自動車メーカーを対象に、現地調達比率を割り出す際の為替換算レートを固定する。ルーブルの急落で輸入部品価格が高騰し、義務付けられている現調比率の達成が難しくなっているためだ。

ハンガリー鉱工業生産高、3月は9%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した2015年3月の鉱工業生産高(速報値、稼働日調整済み)は前年同月比9.0%増だった。1月の8.6%、2月の6.0%を上回り過去8カ月で最も高い増加率をつけた。前月比(季節・稼働

スロバキア自動車生産、今年は98万台を予想

スロバキア自動車工業会(ZAP)は先ごろ、今年の同国の自動車生産台数が98万台を上回るとの予想を示した。昨年の実績97万1,000台を上回る見通しだ。 同国の自動車生産は今年に入ってからも好調を維持しており、1-3月期の

VW、ブラチスラバ工場に新組み立て棟建設

独フォルクスワーゲン(VW)がスロバキアのブラチスラバ工場を拡張する。ウェブ経済紙nov-ost.infoが先ごろ報じたもので、8万4,000平方メートルの敷地に新生産棟を建設する。投資規模は2億4,000万ユーロで、コ

ユーラシア経済連合、域内でのEV製造向け優遇政策

ユーラシア経済連合(EEU)が域内の電気自動車(EV)製造を後押しするため、優遇政策を実施する。4月29日にEEUの広報担当者がベラルーシ国営BelTA通信に明らかにしたところによると、EEU理事会は具体案を盛り込んだ関

上部へスクロール