EUにおける金融政策

EU長期予算が不足、欧州委が加盟国に追加拠出要請

EUの欧州委員会は20日、加盟国に対してEU予算への拠出を増やすよう要請した。長期予算(対象期間2021~27年)がコロナ禍対策、ウクライナ支援などで不足しているためで、追加拠出によって660億ユーロの上積みを目指す。

ECBが8会合連続で利上げ、金利は22年ぶり高水準に

●政策金利を0.25ポイント引き上げ4.0%に設定 ●インフレ対策を優先し、利上げを継続する方針 欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは8会合連

ECBが8会合連続で利上げ、金利は22年ぶり高水準に

欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは8会合連続で、金利は22年ぶりの高水準となった。ユーロ圏は景気後退入りしたが、インフレ対策を優先。ラガルド

シャドーバンクのリスクがユーロ圏銀行に波及、ECBが警告

欧州中央銀行(ECB)は5月30日、ユーロ圏の銀行とシャドーバンク(非銀行金融仲介機関=NBFI)の間のリスクの波及に関する分析結果をまとめ、ヘッジファンドや保険会社、資産運用会社などが重大な問題に直面した場合、ユーロ圏

EUが個人投資家の保護強化、販売手数料を厳しく制限へ

●安全な投資環境を整備し、金融商品への投資を促進する狙い ●株式、債券などがEU家計資産に占める割合は17%程度と低水準 欧州委員会は24日、個人投資家保護の強化策を発表した。安全な投資環境の整備を進めることで金融商品へ

EUが個人投資家の保護強化、販売手数料を厳しく制限へ

欧州委員会は24日、個人投資家保護の強化策を発表した。安全な投資環境の整備を進めることで金融商品への投資を促進するのが狙い。銀行などが自社の金融商品を証券、投資会社をはじめとするブローカー(仲介業者)を通じて販売する際に

EUの暗号資産規制、加盟国が正式承認

EUは16日開いた財務相理事会で、暗号資産(仮想通貨)に関する包括的な規制である「暗号資産市場(MiCA)規則案」を正式に承認した。暗号資産に関する関心が高まる中、金融システムの安定性を維持し、投資家を保護すると同時に金

EUと英の金融規制協力、欧州委が覚書の草案採択

欧州委員会は17日、EUと英国の金融サービスに対する規制での協力強化に向けた覚書(MOU)の草案を採択したと発表した。金融規制での協力を協議する共同金融規制フォーラム」の設置を柱とする内容。加盟国の承認を経て正式調印する

ECBが追加利上げ、上げ幅は0.25%に縮小

欧州中央銀行(ECB)は4日の定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会合連続。記録的な物価高に対応し、これまでは0.5ポイント以上の利上げを実施してきたが、インフレ率上昇に歯止めが

ECBが追加利上げ決定、上げ幅は0.25%に縮小

●利上げは7会合連続、政策金利は3.5%から3.75%に引き上げ ●ラガルド総裁は利上げ打ち止めを否定 欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会

ECBが追加利上げ決定、上げ幅は0.25%に縮小

欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会合連続。記録的な物価高に対応し、これまでは0.5ポイント以上の利上げを実施してきたが、インフレ率上昇に歯

EUの財政ルール改正案、欧州委が詳細発表

欧州委員会は4月26日、EUの財政ルール改正案の詳細を発表した。加盟国が主体となって柔軟に財政健全化を進めることを可能としながらも、累積債務が上限を超えた加盟国に対して、毎年一定の水準で債務を削減することを求めるのが柱と

EUの財政ルール改正案、加盟国が大枠で合意

EU加盟国は14日に開いた財務相理事会で、EUの財政ルールの改正について協議し、欧州委員会が提示した改革案を大枠で承認した。ただ、一部の細目に関しては合意に至っていない部分もあり、欧州委が今後、詳細を詰める。 EUの財政

加盟国の24年財政計画、債務削減は柔軟に=欧州委

欧州委員会は8日、EU加盟国の2024年の財政計画に関するガイダンスを公表した。赤字を厳しく制限する財政規律の適用を一時的に停止する措置が同年に終了するが、2022年に発表したEUの財政ルール改正案に沿って、各国の実情に

銀行による暗号資産の保有規制、欧州委が早期の法整備訴え

銀行による暗号資産(仮想通貨)の保有に関する規制をめぐり、欧州委員会は国際金融規制などを議論するバーゼル銀行監督委員会が設定した期限に間に合うよう、法整備を急ぐ必要があると訴えた。ロイター通信が20日、独自に入手した非公

欧州中銀が追加利上げ、前回に続き0.5ポイント

欧州中央銀行(ECB)は2 日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは5会合連続。ユーロ圏のインフレ率は鈍化しているものの、なお高水準にあることから利上げを継続。3月の次回会合で

欧州中銀が0.5ポイント利上げ、景気考慮し上げ幅は縮小

●利上げは4会合連続、政策金利2.5%に ●インフレ率は当面高止まり、利上げ継続の意向=ラガルド総裁 欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、インフレ対応として政策金利を0.5ポイント引き上げることを決め

欧州中銀が0.5ポイント利上げ、景気考慮し上げ幅は縮小

欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、インフレ対応として政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは4会合連続。ただ、景気後退への懸念から、上げ幅は過去2回の0.75ポイントから縮小した。

ECB総裁「インフレ抑制へ一段の利上げ必要」、上げ幅は縮小か

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は18日、独フランクフルトでの講演で、インフレを抑制するため一段の利上げを実施する必要があるとの認識を示した。金融引き締めの一環として、近く保有資産の縮小にも着手し、金融政策の正常化を

ユーロ圏の金融安定リスク上昇、銀行資産に劣化の兆候=ECB

欧州中央銀行(ECB)は16日、半年に一度の金融安定報告書を公表し、エネルギー価格の高騰と高インフレによる経済の下押し圧力が強まるなか、ユーロ圏の金融安定に対するリスクが高まっているとの見方を示した。急激なインフレや金利

バーゼル3の適用期限を2年延期へ、財務相理で合意

EU加盟国は8日の財務相理事会で、国際規模で事業を展開する銀行を対象とする新たな自己資本規制「バーゼル3」の最終化について、EUでの適用期限を2025年1月とすることで合意した。国際合意では23年1月から段階的に実施する

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

●9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った ●ラガルド総裁は景気後退の可能性を考慮する姿勢もにじませる 欧州中央銀行(ECB)は10月27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

欧州中央銀行(ECB)は27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。物価高に歯止めがかからないため、9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った。 利上げは3会合連続。主要政策

償還社債再投資の優先企業、脱炭素「スコア」で判断=ECB

欧州中央銀行(ECB)は19日、量的金融緩和策で買い入れた社債の満期償還金の再投資で、温室効果ガス排出量が少ないなどグリーン企業を優先する新制度の詳細を発表した。各企業の地球温暖化対策の取り組みをスコア化し、評価基準とす

ECBが0.75ポイント利上げ、過去最高の上げ幅に

●99年のユーロ導入以来最高の上げ幅、インフレ抑制を優先 ●今後も少なくとも2会合で追加利上げを決める見通し 欧州中央銀行(ECB)は8日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。199

ECBが0.75ポイント利上げ、過去最高の上げ幅に

欧州中央銀行(ECB)は8日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。1999年にユーロが導入されてから最高の利上げ幅となる。景気よりインフレ抑制を優先し、大幅利上げに踏み切った。 主要

エネルギー価格高騰への対応策、エネ企業から超過利益徴収へ

EUは9日、ブリュッセルで臨時のエネルギー相理事会を開き、エネルギー価格高騰への短期的な対応策として、EUとして緊急介入する必要があるとの認識で一致した。エネルギー価格や電力料金の高騰で予定外の収益を得ているエネルギー企

ギリシャ、EUの特別財政監視から脱却

EUの欧州委員会は10日、ギリシャが財政監視に関する特別な枠組みから20日に脱却すると発表した。ギリシャはユーロ圏と国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けて深刻な債務危機を乗り切った後も財政がEUの監視下に置かれてきた

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